謝罪
小学生の息子は、たまに宿題をやっていなくて、先生から連絡が来ることがある。
そして嫁さんが激怒する。
たまにだがこんなことがある。
先日も同じようなことがあった。
今回は漢字ドリルの宿題を溜め込んでいた、という話であった。
うちの小学生の息子は完全な理系。
だからなのか漢字ドリルには消極的だ。
僕のとなりでせっせと漢字ドリルを消化しているが、何せ溜め込んだボリュームが多くて時間がかかっている。
休憩と称して遊び始めて、それがあまりに長い時間続いたから、再び嫁さんが爆発した。
休憩が長いことを怒られ、さらにまた宿題をやらなかったことを怒られ。
さすがの息子も、悪いことをしたと反省したのかちょっと落ち込んだ風に見えた。
再び息子が漢字ドリルに手を付け始めた。
隣にいた僕がちらりと見ると、息子が書いている漢字は「謝」。
その後は「罪」。
僕は思わず吹き出してしまった。
このタイミングでこの漢字。
こんな落語のような落ちが待ってるとはね。
ちゃんと謝罪すれば大体のことは許してもらえるよ。
頑張れ息子。
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