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シカゴのJagerです。2024年の大統領選挙が面白くなってきました! その話題を中心に米国の興味深い話題をお届けします。

最近の記事

米国のジャーナリズム

タッカー カールソンは、元Foxニュースに在籍していた人気政治評論家。 ところが彼は先日訳あって突然Foxニュースをターミネートされた。どうやらFoxニュース在籍の人気評論家(ジェニー ピロ氏、マリア バーテイロモ氏)も、タッカーに続いてXのプラットフォームに移籍するやな報道が出ている。これはショッキングなニュースだ。 組織に在籍する以上、こうしたポリテイクスに巻き込まれる。だが米国にはまだ、強かなジャーナリストがいると言うこと。 組織の都合、自身の保身があっては真実、もし

    • 不滅か? ヒラリー・クリントン氏

      ヒラリー氏は、2016年の大統領選挙でトランプ氏に敗北した。今年で76歳。 この人に対しては、個人的に一定の敬意を持っている。女性大統領候補に至るまで、波瀾万丈の人生で、手腕もある頭の良い人、と思っている。一方ベンガジ事件等、汚点もある。 クリントン氏がホワイトハウスで、研修生と不適切な行為に及んだ際は、職場でも話題になった。その時同僚から、「彼女にとって結婚は、仕事」と言う意見を聞いた。全てを自己の目的達成のための肥やしにしていく強さ、と自分としては捉えた。 正直201

      • 米国でも深刻な老害

        民主党に話題を移す前に、言及しておきたいのは、米国の老害。 これは政党に関わらず、どちらにも言える事。 お年寄りの政治家にも言い分はあろう。 だが見ているだけで、「この人大丈夫なのか?」と思ってしまうような体調の人、老化が進んでいるのに権力の座を譲れない人。こうした政治家が、居座ることにメリットはない。人それぞれ考えはあろうが、ある程度歳がいったら一線を引き、若い世代のサポートに回るべき、というのが自分の思うところ。後進に道を譲るべき。 具体的には、共和党のミッチ・マコネ

        • デサンテイス氏とパーソナリティ

          共和党候補の話題が続きます。 デサンテイス氏は、履歴書を見れば完璧な候補だ。名門イエール大学卒業後、ハーバードのロースクールを出て弁護士に。海軍経験もあり、大統領への登竜門と言われる州知事も経験。それだけではない。誠実そうな人柄、奥さんは元テレビ番組司会者。メデイアには慣れている奥さんだ。 ところが、である。この見本のような経歴を持ってしても、イマイチ応援が盛り上がってこないのは、彼のパーソナリティのせいと言われている。話し方も、人当たりも十分良さげに見えるが、パーソナリ

        米国のジャーナリズム

          インド人のリーダーシップ

          先日の共和党大統領候補討論会を見ていて、インド人には強いリーダーシップを持つ人がいるなと感じました。イギリスのプライムミニスターもインド系、彗星の如く現れた前記事のラマスワミ氏もインド系です。ニッキー・ヘイリー氏もインド系です。先日の討論会では、十分に準備したようで、発言の隅々に数字が出ており 視聴者からの受けも上位に入っていました。ビジネス界では、Google CEOのサンダー・ピチャイ氏がいます。 会社で共に働いているインド人には、色々なタイプがいます。シャイなタイプ、

          インド人のリーダーシップ

          Vivek Ramaswamy氏(38歳)最年少米国大統領になるか???

          先日の共和党大統領候補討論会で圧倒的な注目を集めたのが、1985年生まれ、現在38歳のRamaswamy氏です。 明確に本質をついてくる頭の良さ、どんな局面でも全く動じない冷静さ、思わず納得、同感してしまう発言内容。ミレニアル世代の大統領候補です。正直壇上で転んでしまったり、言い間違いをするバイデン氏と比べると、その際立ったエネルギーと頭の回転の速さが、本当に際立ちます。 米国はすごいな、と思うのは、ペンス氏のような古参の政治家らの中にあっても、人種、年齢に限らずその能力を

          Vivek Ramaswamy氏(38歳)最年少米国大統領になるか???

          X(Twitter)がTVを駆逐した日

          昨日タッカー・カールソン氏がXで,トランプ氏とのインタビューを放映しました。視聴者の数は、なんと200万人以上。 面白いのは、ちょうどこの時間にFoX TVが共和党大統領候補討論会を放送していました。つまり、TVとXが激突したわけです。両者内容に全く遜色はありません。 FOXをクビになってXに行ったカールソン氏、元々既存のマスメディアを好まないトランプ氏が行ったこのインタビュー。Xというプラットフォームの強さと可能性を見せつけることになりました。実際今の人々は、リアルタイム

          X(Twitter)がTVを駆逐した日