じゃがりん的「結婚」の話

「結婚=幸せ？」というのは、昔から考えていて。むしろずっと私には向いていないと思っていた。そして今も。そんなお話。

自己紹介の記事を読み返していて、ああ、いろいろ変わったなあと思うこともあれば、これは変わらないんだなぁという部分もあったりして。ゆっくり読むと面白いです。以前のはこちらです。

かなり真面目。知ってたけど。いいことなんだけどね。この記事を書いた10月13日から何ヶ月か経ったので。振り返ってみましょう。

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おっぱい警察は変わっていません。26歳が27歳になりました。人妻じゃなくなりました。教師じゃなくなりました。おっぱいはAカップです。え？なんて？今重要なこといった？って感じですね。

こんなところで正直になるのもあれなんですけど、「超円満離婚」をして、バツイチ属性が追加されました。ガハハ。

しっかしまあ、この世の人間の大半が、「結婚＝幸せ」「離婚＝不幸せ」と決めつけてるじゃないですか。ほんま腹たつんですよね。なので、ここに至った経緯について書いていきます。一意見ですので悪しからず。

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2019年10月下旬、涙が止まらなくなり仕事に行けなくなった。いろいろあって退職。趣味のライブも私の中ではまともにできず、この世の終わりかと思ってましたが、仕事をやめたことでいろいろ回復に向かう。しかし全快までにいかない。

「おかしい、原因はどこや…」と結構長い間考えていました。自分の内側でぐるぐる。涙ももちろんでてくる。答えを見つけたいけど見つけたくない、そこにあるはずだけれど見たくない、そんな葛藤。こんだけ苦しくて、見て見ぬふりをしたい、でもそれだと私は元気にならない。わかってる、でも正直、こんなん気軽に相談できる内容じゃないから。しんどかった。ほんとに。

初めて自分から精神科・心療内科にいきました。「助けてくれ…私がしんどいのは私だけのせいだと言ってくれ…」と思いながら。部屋に入っていろんな話をする中で、仕事と菩薩の話になると涙が止まらないのよね。自覚しちゃうのよ、私にとってなにがしんどいのか。仕事の他に、「身内」「家族」「家」「菩薩」。この、結婚して共通の戸籍に入ることで発生する「束縛」までいかない繋がりだったり見えない何かがしんどすぎることに気づいてしまいました。

私に「結婚」というものは重荷だった。

自分の中で答えがでてしまったので、ボロボロになりながら「あなたに対して強くストレスを感じてしんどくなっている」と話をした。ひどいやつや。そしたら「回復しない原因は僕だと思っていたから、ああ正解か、と腑に落ちている。あなたが元気に前を向けるなら届をだそう」とね、言えますか？？？なるほどやっぱり菩薩じゃねーの。人生5周目か？？？

そんなわけで？超前向きに届を出してきたんですが、正直言わんかったらわかんないよね。仲が悪いわけではないもの。今はただの同居人。指輪に罪はないから付けておきたいんだけどなぁ。緑の指輪可愛いし。というか私が、この菩薩やから結婚して、菩薩を選んでた事実は変わんないし。この人じゃないと無理だった。それだけ。指輪ってめんどくさい人取り除けるから楽チンだよ。結構世の中の人、気にしてるのね。これあるだけで無敵じゃん。みんなつけとこーぜ。

ぶっとんでんなーとか、思われるんかわかんないけれど、関係なくない？と強気になっている。私と菩薩の関係は戸籍に収まらなかったってだけで、どちらも納得しているわけなので。

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そしてここからがあれなんですけれど、「結婚しなかったらよかった」とは思わないんだわ。むしろ「こんな私と結婚してくれてまじでありがとう」なんですよね。相手が菩薩だったから2年半くらい「嫁」という立場ができたし、「結婚生活」という経験ができたと思っている。一般人っぽい考えにも触れることはできた。全く理解はしていないし腹立つことも多かったけれど。田舎のジジババは結婚式をさせたがるし「子供は？」って絶対聞いてくる。「ご飯作らなくていいの？」「早く帰らんでいいの？」「そんな遊ばせてもらってていいの？」テンプレやん。

趣味も生活も、むちゃくちゃ譲歩してもらって、菩薩の実家という他の家族ってものを見せてもらえて、なーんにも悪いところなんてなくて、良い経験をさせてもらえたなぁ、と思っています。この「させてもらってた」ってのがまず嫌いなんやけどね。変な言い方、私のわがままでしかないし、私がしんどくならなかったら続けられてたんか？ってのを考えると……いや、どう考えてもいずれこうなってた気がする。別居したいとはずっと思ってたし。今こうなったなら仕方ない。

公表してよかったの？とかどうでもよくて。勝手な解釈で色々思ってもらっても構わない。自分から軽く言ったとしても「菩薩に見捨てられたの？」とか「なんで別れたのに指輪つけてんの？」とか「え、チャンスやん」とか言われそうだから。めんどくせー。先に言っとくわ、の精神。好きに生きさせろ。

正直、仕事も家もなくなったら大阪に固執する必要もなくて。どこに住もうかな〜とまで考えたんだけれど。心機一転よりはちょっと人混みに紛れたいので大阪にはいます。仕事するにしても部屋を契約するにしてもなににしても名前の変更とかめんどくさいのよ。やったことある人しかわかんないだろうけど。「離婚するかもしれないので…」って言いながら契約したくなかったから。ほんま、名義変更を乗り切った人たち、褒めてあげる。これから待ってる人、1回乗り越えたらあとは余裕だ。最初が肝心、頑張りたまえ。

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結婚と離婚というでっかい経験ができてしまったので無敵感あります。まあ私の中では「結婚＝幸せ？」ってのはこれからもずっとあるから。私は、結婚で幸せになれなかった、それだけです。他の人はしらない。私にできんかったことができる、本当に尊敬する。

結婚することがダメなんて思ってないです。なにを求めるかはその人次第だから。将来的な安心ももちろん、お嫁さんになるのが夢な人もいるし。子供が欲しい人もいるだろうからね。でも私は、今の生活に幸せを見つけられなくて、一歩間違うと適応障害や鬱までいくと思ったので届をだしただけです。そして私の考えを理解しようとしてくれて、申し出にゴネることなく、自分で気持ちの整理もして、超納得して私の背中を押すために届にサインをした菩薩がやっぱり好きだなぁ、と思っています。嫁という立場で菩薩を支えることはできないけれど、こんな人どこ探してもいないとは思います。面白いです。出会えてよかった。「結婚も最善だったし、この選択も最善だった」こんな言葉、胸を張って言える人に、私はなにをしてあげられたんだろうね。でも、届を出してもうちょい病むかと思ってたけど、むっちゃスッキリしてる。申し訳ないくらいに。

そんなわけで、断捨離〜とか、笑って言ってるように見せかけてガチでやってました。最近の人間関係は好きです。残しておきます。しかしまあ最低限の生活はできるようにしましょう。

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お別れの季節が来て。「今ならまだやり直せるよ」とはおもえなかったけれど。できることなら、もっといたいずっといたいのにな、と思いながら歌ったのは事実。「嘘だよごめんね、新しい街に行っても元気でね」でちょっと涙が出ました。「もうしんどくないよ、よくがんばったね」と言ってくれる貴方の言葉でまたしんどくなる、そんな私が一番嫌いです。しんどくなってごめん、楽に生きれなくてごめん、弱くてごめん、普通に幸せになれなくてごめん。こんな私でごめんなさい。この気持ちがいつか、手軽に持ち運べる文庫になりますように。

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緊張した。世に出すというよりただの自己表現です。「おつかれさま」はなんかおかしい気がする。一つスッキリした。私がちょっと楽になれたらそれでいいや。以上、私事で大変恐縮ですが、ご報告も兼ねたお気持ち表明でした。