じゃがりん30歳、障害者認定。

11月、毎年書いてますが誕生日がある月です。ついに、30歳になりました。とても大きな出来事のあった1年だったな。…と書いていたのに2023年になってしまいました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

そして結局更新せず5月も終わりにさしかかろうとしています。公開を迷いましたが誰かの参考になれば、と思い公開ボタンを押します。

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タイトルにもあるように障害年金の申請が通りました。診断書書いてもらったり社労士さんとのやりとりも大変でしたが、これにて一件落着です。

鬱で診断書出してもらって、精神障害2級。

何で書こうと思ったのか。わざわざ言わなくてもいいじゃないか。

毎回自分でも思うけどなんでだろうね、別に同情を求めてるわけではないんだよ。

ここは自分自身のメモである。でもまぁ節目なので「#じゃがのーと」史上恥ずかしいことや根っこの部分も書いてみようと思いまして。

「ほなお前はメモを見せて何が楽しいねん」じゃ無いんだけど、私の周りの人だけじゃないんだよ。どこかの知らない人にも届くように。私がしんどくなってからの過程、そこから病院を選んで、立ちあがろうとしたけど立ち上がれなくて。それでこの道を選んだ、ただそれだけ。私は今この道を選んだからなんとか生活できている。やっぱり時間もかかるけれど、かかるからこそ、今悩んでいる人には早く行動してほしいし、何かアドバイスしてあげたいから。

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お付き合いいただければ…というより、マジで思い出しながらポツポツ10年くらいを振り返っていく感じだと思います。だって18歳の頃は朝7時の電車に乗って学校行ってたんだもん。睡眠時間7時間で足りてたんだもん。嘘、授業中寝てた。

大学生になってから、というか深夜のカラオケバイトを始めてから周りの人やお客さんが面白くて（半分は嫌いだったけど）「ああ、こんな人たちもいるんだ」って思えた。22時起床、23時出勤、8時退勤、8時半から1限、授業受けて終わり次第帰って寝て、また22時に起きる。週5でバイト、残り2日はカラオケに遊びにいく。こう思えばカラオケ屋で暮らしてたな。見事に友達はいなくなった。いや、面白がって仲良くしてくれる人はいたね。ありがとう。今でも好きだぞ。

このタイムスケジュールは、朝方人間からしたらびっくりするんだろうけど、私からしたら遅刻もなく素晴らしい体内時計ができあがってました。私からしたら、ね。

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22歳。ペットショップ店員。命を扱う仕事。とある日に飼育していた鳥たちがバタバタ死んでいって「ああもうだめだ」って時になんとか転職。23歳から学校教員として働いて。どこら辺から狂ってたのかなあ…わかんないんだよね。いつからおかしくなっていたのか。

基本的にずっと寝ていたいし、休みの日は何もしなかった。これはずっとそう。お風呂とか歯磨きとか嫌いなんだよね。結婚生活の中でも数えるほどしか料理作ってないと思う。ストレスの発散はライブとか麻雀でできてたはずなんだけどなあ。

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そして2019年、27歳の秋、職場に行けなくなりました。うつ状態になるときに、ご飯が食べられなくなったり、眠れなくなったり…という症状がでることもあるらしいですが私はその日の朝に「あ、もう無理です」ってなった。何もかもできなくなって、布団から出られなくなって、ずっと昼夜逆転の生活を送ってた。

ここからちょっとずつ浮上しては落ちて、浮上しては落ちて、を繰り返しました。周期的には11月12月1月落ちて、2月3月浮上して、4月5月に落ちて、6月に浮上して7月に落ちたので、もう限界だと思って病院に行きました。号泣しかしてない。ドア開けて泣いて訴えて。声にならない声を出しながら診察を終えました。病院の初回の印象が良かったので今も通えています。

ちょっと診察するだけで、私が「不安に陥りやすい」ってわかるもんなんだな〜と感心したのを覚えています。不安障害と鬱。診断名がついたことで少し楽になった。開き直れるわけじゃないけれど、「他人とはラインがあるんだな」って思えたので私は診断が出てよかったです。ひねくれ人間なので。

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さあ、診断が出たのはいいものの（？）生きていくにはお金がいる。ここからは赤裸々お金トークです。預金残高は0円になり、全然足りなくて借金もしました。（親には借りてないよ。ってことは誰に借りたんだろうね。）そして「傷病手当金」に行き着いたのが28歳の秋。自分が狂いに狂ってから1年経ってるんですよね。そりゃもうお金もないし、入金も遅れるし、その度にあしながおじさんから前借りしたりしてました。「私が生きていたらお金がかかる。」こうやって自己嫌悪になってまた動けなくなって、病院行けなくて、薬もらえなくて、離脱症状出て、また動けなくなって、寝たきりの生活になって…って悪循環でした。人間、お金が多少あれば浮上できる。0の時ってほんとに不安になる。身をもって体感したね…

何かしてなきゃ毎日の時間が勿体無い…というか考えすぎて不安になるから簿記3級とFP3級を取ったけど、これは私が何かに集中してる時は周りの雑音が消えるタイプだったから。他の人に勧めるかと言われたらちょっと微妙。そして良い難易度だったからできた。成功体験を積むのは本当に大事。FP2級も勉強したけどその時は一気に難しくなって正答率上がらなかったのと、簿記2級も同時並行でやって自分で首絞めて発狂してた。やるなら1つずつです。教訓。

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で、さっき書いた「傷病手当金」ってのは1年半が受給期限なんですね。通常の会社ではこの「1年半」までに「復職しないのか？」とか「結局このまま戻ってくるのはしんどいんじゃない？」って退職においこまれたりとか、理解してくれる人がいないとちょっと厄介なんですよ。私の場合はあしながおじさんが超理解してくれてたので「何も言わず1年半休め」と言ってくれて満額受給されました。しかし絶対に期限はある。安定期に入っていたけど期限の1ヶ月前からまた抑うつ状態。社会に出なきゃ…って謎の不安感、あるよね。

教員での復帰は無理、ちょっとプロジェクトに関わってた放課後デイサービスの支援員とかもっと無理、違う施設のサビ管も無理、ってな訳で事務員での復職になったわけです。

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事務員の服を来て、結局いけたの8回でしたwwwwwwwwwwww

笑えんけどな。「あー、私ほんまに無理なんや」ってなって。ここで休職よりも「自分で生きていく」方法を選択。個人事業主にはなってたから「ちょっとずつで良いからお金を稼ぐ、あとは国のお世話になろう」と思いました。

長いですか？やっと独り立ちです。これが29歳夏ですね。そして【家庭教師×Barの店主×ボイトレ講師】として、「働ける時に働くこと」になったわけです。

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障害年金の申請を8月にして、実際に通知が来たのが12月。まー、この期間は全くなにも入金されないのでお金はなかったんですが。居酒屋で働いたりでなんとかやりくりしてました。

実際に動いてみてどうか、3ヶ月は大丈夫でした。でも3ヶ月経ったら動けなくなる日が出てきました。なので、お世話になってる人にはカミングアウトしていきました。その方が心が楽だったので。これで「無理させたら悪いな」って思われたらしゃーないのよ。「OK、また今度ね」って言ってくれる人が多くて助かってます。お客様も生徒さんももちろん友人も。あ、でも何件かクレームもいただきました。そりゃ教えてもらう人には健康体であって欲しいよね。それはわかる。

ボイトレは本当に需要がある時に。家庭教師は基本夕方から夜だから行ける、行けなかったら謝ればいい。Barの店主はおもしろいよ、なんてったってお酒飲めないからね。

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私の行っている病院では、今新規の患者さんの受け入れを制限しているみたいです。どこの精神科も最近そうみたいだね。そしていい先生に当たるかどうか、理解があるか、自分が通えるか、本当に運。そして傷病手当金もらうのも、障害年金もらうのも、「病院に通った」事実が必要。私の場合、年金は8月に申請して12月入金、手帳の申請は「3ヶ月かかります」って言われたからね。ほんま時間かかるわ…

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あとは等級の話。これがまたややこしくて。私は2級取れたんだけど。詳しい人からしたら「本当に2級？」とか突っ込まれそうですね。「働けてたら3級なんじゃないの？」とかね。

これはちゃんと病院と社労士に確認済みなんだけど、「個人事業主でも収入がほぼ無いんやからそんなの申請して大丈夫」と。働けないから個人事業主になってるんだよ…なんなら一般企業で働きながら障害年金もらってる人もいるんだよ…

「働けないから」は甘え？かもしれないんだけど、今やってる業務で生きていけるか、って話で。そりゃちゃんと生きて稼げるようになれば申請し直しますわよ…

【日常生活能力等を判断した結果、障害の状態が障害等級に該当すると認定された】って感じです。これで毎月の金額が決まると。でもこれも、私が何年間か年金払ってたからもらえるわけでさ…ちゃんとやっててよかったね…

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しかしまあ、最近の状態がどうかと言うと、家庭教師の予定が多すぎて自分を見つめ直す時期かなと思っています。悩むことが多すぎるとパニックに繋がるし、適応できなくなる。「あ、やべ」ってラインを超えて色んな家庭にご迷惑をかけたり、関わってくださってる方にご迷惑をかけることが増えたので。間引きの時期なんだと思っています。だからと言って、ライブに誘われるのはやっぱり嬉しいし、イベントにも行きたいし、先の予定があるから生きていける、これは事実。

世の中の大半のことが嫌いで、そんな自分も嫌いで、でもなんとかここまで来たんだからこれからも頑張りたい、って気持ちもあるんだけど、「頑張る」ということでまた鬱になるかもしれないという不安は常に抱えて生きています。

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自分の中では30歳になったことと犬がきたことが大きくて。なにか生活が変わればいいなとは思っています。朝は散歩つれてってるからね。午前中という概念。久しぶりの感覚。

ここも今までより更新できたらいいな。居場所じゃないけど逃げ道は大事って学んだからね。不透明な毎日だけど、なんとか目の前のことに向き合っていこうと思います。今回はまじめに終わりましょう。またね。