ゆうさんの気まぐれ旅 #6(後編)
みなさん、こんにちは、ゆうさんです。
今回は後編となっております。
前編を見ていない方は是非、そちらを先にご覧ください!
さて、後編では、らくたびさんのツアーに参加しました。
ツアーの案内人は若村さん
このお方が若村さん。
この方、本当にすごいんです!
京都の歴史から宗教などとても詳しくかつわかりやすい解説をしてくださいます!京都を語らせたら右に出る人はいないと個人的に思っています。
今回は、青蓮院前から知恩院、長楽寺へと行きました。
まずは、青蓮院へ
なんだか映えますね
ここは天台宗三門跡の一つとして有名で、
粟田御所ともいわれています。
今回は拝観しませんでしたが、池泉回遊式庭園が有名です。
飛地境内の将軍塚青龍殿には国宝で三不動のひとつ、青不動があります。
さて、その横を通って知恩院へ
と!その前に!
瓜生石を見ました
こちらが瓜生石です。
知恩院の前の道路にあります。
こちらは知恩院七不思議の一つとして数えられています。
なんとコチラ、岩の下は抜け道になっており、二条城まで繋がっているとかいないとか。
信じるか信じないかはアナタ次第です。
知恩院七不思議の残り6つは
1.鶯ばりの廊下 2.忘れ傘 3.三方正面真向きの猫
4.抜け雀 5.大杓子 6.白木の棺
となっています。
6の白木の棺は三門の上にあり、通常拝観で見ることはできません。特別拝観で登れることはあります。
瓜生石を除く他の5つは知恩院の通常拝観で見れますので、知恩院に行った際には見てみてください。
では、知恩院へ向かいましょう。
大きな三門ですね、こちら、国宝です。
この知恩院は浄土宗総本山で、開祖は法然聖人です。
もとはこんなに大きなお寺ではなく、こじんまりしたお寺だったそうです。
江戸時代に徳川家が永代菩提所として大きな領地を与えたことにより、今の大きなお寺となりました。
ここの友禅苑のお庭も素晴らしいです。
まずはそちらへ
枯山水に紅葉が落ちて素敵です。
ここの友禅苑には銅像がありますね!
さて、誰の銅像でしょうか?
答えは、宮崎友禅斎です!
友禅染めを大成した人で、知恩院の近くに邸宅があったことからここに銅像があります。
この友禅苑の名前も宮崎友禅斎からとっており、
生誕三百年を記念して昭和二十九年に改修造園されました。
銅像は意外とわかりにくいところにあるので行った際は探してみてください!
他にも、裏千家ゆかりの茶室「華麓庵」などがありますので行ってみてください!
さて次に、
今年に国の特別名勝に指定された方丈庭園に向かいました。
こちらが方丈庭園の庭の一つ二十五菩薩の庭です。
この庭は、知恩院に所蔵してある「阿弥陀二十五菩薩来迎図(通称:早来迎)」を模した庭となっています。
サツキの刈り込みは雲を表し、
岩は二十五菩薩と阿弥陀如来を表しています。
さらに上にある山亭庭園からは京都市内を一望できます。
京都市内を一望できますので、こちらでの写真撮影もかなりいいと思います。
ここから出ると墓地に出ますが、ここにはとある有名なお方のお墓があります。
それは千姫のお墓です。
こちらが千姫の墓です。
千姫は父が江戸幕府二代将軍・徳川秀忠、夫は大坂夏の陣で亡くなる豊臣秀頼です。
徳川家の娘ということでここに葬られています。
その後ろにある鳥居は濡髪大明神を祀っています。
濡髪という名前は狐が童子に化けていたときに髪が濡れていたことに由来します。
ここは美人祈願として祗園の舞妓さんが来たりするそうです。
美人になりたい方は行ってみてください!
知恩院は鐘楼があって、こちらも有名です。
この鐘楼は、大晦日に除夜の鐘として撞くこともできます。
残念ながら今年は定員に達してしまったそうですが見るのはいつでもできますので、行ってみてください。
知恩院から歩いて長楽寺に向かいます。
こんな坂道とか歩いて行きますよー
さて、歩いて着きました、長楽寺です。
こちらが長楽寺です。
ここは最澄が創建したことから天台宗でしたが、
室町初期に国阿上人が時宗に改宗しました。
ここは、平清盛の娘で平家と共に壇ノ浦の海に沈んだ安徳天皇をお産みになった建礼門院徳子が出家した場所としても知られています。
安徳天皇の御衣で作った仏幡や建礼門院徳子の肖像画、「山紫水明」で有名な頼山陽、その子の頼三樹三郎のお墓があります。
見どころがたくさんあるにもかかわらず、人がほとんどいませんでした。
円山公園の後ろにありますので、近くに行った際は是非見てください。
さあ、今日はここまでです。
らくたびのツアーはやはり自分の知らない知識を知ることができるまたとない機会です。
是非みなさんも、コロナや予定が良ければ参加してみてください。
ありがとうございました😊