アラベスクの練習 1か月目
シューマンのアラベスクの練習を始めました。無理やり一通り弾いてみたけど、何度も繰り返されるパターンの部分(A)が意外と難しくて前途多難な予感。
Ⅰ 簡単な分析
1 総量:224小節(繰り返し込みで248)
A(40)①16(C-d-C) ②8(G-e-G) ①16(C-d-C)
B(48)③8(e)×2回 ④8(H) ③8(e) ⑤8(G) ⑥8(a) ③8(e)
経過部(16)⑦16(B-a-g-f)
A(40)①16(C-d-C) ②8(G-e-G) ①16(C-d-C)
C(24)⑧8(a)×2回 ⑨8(F-e)×2回 ⑩8(e)
A(40)①16(C-d-C) ②8(G-e-G) ①16(C-d-C)
コーダ(16)⑪16(C)
2 繰り返し:248小節中152小節(61%)
①16 × 6回 = 96(39%)
②8 × 3回 = 24(9%) ※A(①②)だけで48%
③8 × 4回 = 32(13%) ※Bは実質32小節
Ⅱ 練習計画と実績
1 計画
A + B又はC + 経過部又はコーダ を練習の基本とする。
・順番は毎日入れ替える。
・時間があるときは全部やる。ないときはA+どれか一つだけにする。
(目標)Aの中音部と低音部の2声をメトロノームで確実に作る。
2 実績
・譜読み終了。Aのテンポ♩=70。
3 今後の練習方法(先生からの指導など)
①Aはスラーに注意。中低音の和声の動き、心の動きを表現。メロディーはロマン派らしくカッチリしすぎない。少し「急く」ようにしたり。
②Bは縦割りにならないようにフレーズを感じる。あとはどう弾きたいかよく考える。
③経過部とコーダは低音と高音以外はめっちゃ小さく。といっても低音と高音も指を寝せて打鍵はゆっくり、柔らかい音色で。
④パートの継ぎ目は休符がなくても一瞬音を切る。
⑤ロマン派だし、ペダルも使うので、伸ばす音とか切る音とか、最終的にはたぶん適当。でもまだ最初なのできっちり弾いておきたい。
⑥速度の指示は全然あてにしない方がよい。シューマンのメトロノームが壊れていたとか。