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猫と歌と"大好き"で生きています

はじめまして、有沢彼崎です。
noteを書き始めるに当たって、プロフィール、自己紹介のエントリーを入れようと思い、どういうタイトルをつけようかしばし悩んだ時に、咲セリさんの著書『死にたいままで生きています』を思い出しました。
今の自分はそこまで積極的に死にたい訳でもありませんが、自己肯定力が衰えているが故に「何かに、誰かに、生かして頂いている」という感覚がとても大きいです。では私を生かしてくれる一番大きな力は何だろう、と考えてこのタイトルをつけました。

今現在の私は、根治不可の持病の為の通院と、AC由来と思われる摂食障害のカウンセリングに通いながら、両親の支えと僅かなアルバイトで生きながらえているパラサイトシングルです。ちなみに問題が可視化するのはもう少し先のことでしょうが、「8050問題」には世代的にドンズバで当てはまります。
このような分際でありながら、猫と暮らし、好きなこともさせて貰えている自分が、偉そうに何を書ける事があるわけでもないのですが、自分を肯定していく作業の一つとして、そして元々文章を書くのは嫌いではありませんし、殊に「好きなもの・こと・ひとについて語る」のは大好きなので、そういう場として、noteを選んでみました。

「不寛容の社会」と言われる昨今、政治家の方までが「生産性」と口にされるような中で、あらゆる方面から私自身には全くと言っていいほど「生産性」はありません。
通院の関係から、私が働いて社会と関われる時間や効率は全く高くありませんし、生物学上女子ではありますが、数年前子宮体癌で子宮卵巣卵管を全摘しておりますので、子供を産むという生産性もありません。更に言うなら、たとえ身体的に子供を産むことが可能であったとしても、私のセクシャリティはレズビアンですので、パートナーがいようがいまいが子供が出来るということはありません。そして、自分自身がAC=機能不全家族で育っていますから、自分にまともな家庭が築けるとは思っておらず、特別養子縁組などで社会貢献をすることも恐らくありません。

不寛容な空気、ムラ社会的優生思想が蔓延るこの空気の中で、自分自身が果たして生きていて良いのかと自問自答することは幾万回とありました。今でもあります。ただ、全ての命は人として生まれてきた時点で人権を有する、ということをカウンセリングの先生に何度も正して頂き、己が命をあたら無駄に投げ捨てるような自暴自棄な言動は意識して謹むようにはしています。
けれど、己の非生産性や社会から隔絶された孤独感やそういう自分への罪悪感と、ただただ向き合わねばいけないのはとても辛いことです。

だから、私には好きなものが多いのだと思います。これって凄い!とか、可愛い!とか、素敵!とか、大好き!と感じている時の幸福感が、どうにか自分自身の生きる力になっていると思うのです。

その最たるものがタイトルにも書いた、「猫」と「歌」です。
どちらについても多分追々語ると思いますが、まずは、私はこういう人間です、という自己紹介のエントリーでした。

今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


※追記
私の好きなものの中に「美しい日本語」という物があります。
何を持って美しいとするかは議論の余地があると思いますが、自分が受けてきた教育の中で「誤り・誤用」とされている物が、現在では正しいと流布されている場合、言語は、特に日本語はそうして移り変わってきた物だというのは承知の上で、やはり「誤り」として教育された物を、誤ったまま使用するには抵抗があるケースがあります。
勿論自分自身が流されて当たり前のように今時の言葉も多用はしているのですが、理屈ではなく生理的に使いたくない表現などもございますので、その不規則さに気持ちの悪さを覚える方もいらっしゃるかと思いますので、その点先にお詫びをしておきます。
また、「日本語が好き」と言いながら、せっかちなのも災いして、誤変換に気付かないケースが多々あります。そういう物は是非ご指摘頂けますと有り難いです。


※マシュマロ始めてみました。コメントより気楽かなと思って。
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