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エネルギーから人生の目的をつかむ

人生の目的を知る方法はたくさんある

 世の中には、自分の人生の目的を知るための様々な方法・技法・ワークがあります。

 あるものは自分に合っていると感じるでしょうし、あるものは、窮屈な感じがするかもしれません。

 1000人に効果があっても、自分には効果がないか、全く楽しめないワークというのもあります。

 これは、自分にとって、ぴんとくるものを選ぶのが大事です。

 自分にとってぴんときて、ぴったりなら、それが自分にとっての”正解”です。

 そもそも、こうしたワークは正解を出すのを目的にしていませんから、いっそのこと、”正解”という概念は、窓から投げ捨てた方がいいかもしれません。

 これからご紹介するのは、リラックスした状態で、森羅万象のエネルギーに意識を向けて、そのエネルギーに自分の人生の目的を教えてもらうというワークです。

 ドリーン・バーチュー、チャールズ・バーチュー『インディゴレッスン 真実を見きわめ想いを貫く力』(株式会社JMA・アソシエイツ、2017)で紹介されています。

 このワークは、エネルギーワークやスピリチュアル系のワーク・瞑想に慣れていない方にとっては、とっつきにくいかもしれません。

 まだ人生の目的がしっかり見出せておらず、他のワーク・方法でもしっくり来ず、これからご紹介するものにご興味を感じるなら、やってみてください。

人生の目的を知るためのワーク

 ペンと紙を用意してください。スマートフォンやパソコンでもできます。真っ白な紙や画面に向かって、最初に思い浮かんだことを書き込んでいってください。
 両目を閉じ、息を深く吸い込んでください。心と体を落ち着けましょう。吐く息に乗せて、ストレスや緊張感、脳裏を巡る思いをすべて解き放ちましょう。
 自分がいまいる世界、森羅万象、そこに宿るすべてのエネルギーに意識を向けましょう。自分は聖なる役目、達成すべき聖なる目的を担いながら存在している。その事実について考えてみましょう。そして、自分を取り巻く森羅万象のエネルギーに尋ねるのです。自分は、どのように世界を助けることができるのか? どうやったら役に立つことができるのか?
 直感を信じ、脳裏に思い浮かべたことを文字にしてみてください。どんなに突飛なことでも、馬鹿げて思えることでもかまいません。最初に見えたもの、聞こえたこと、感じたことを文字にしましょう。制限せずに、導かれるままに文字にしてください。

 これを続けてください。生きている間に何をすべきか? この世界で、私は何をすればよいのか? 迷いが生まれたときは、自分に尋ねながら思いを文字にしましょう。その都度新しい紙や画面を準備しておいてください。
 少し経ったら(2週間から2ヵ月後)書き溜めた文章を読み返してみてください。あなたの肉体も、エネルギーも、あなたが生まれた理由を知っているので、繰り返し文字になっている事柄があるはずです。メッセージを導き出そうという気持ちがある限り、答えは必ず見つかります。そういうものです。(『インディゴレッスン』p,30-32)

補足・注意点

①安心・安全な環境で、リラックスする

 このワークの要は、リラックスです。

 “吐く息に乗せて、ストレスや緊張感、脳裏を巡る思いをすべて解き放ちましょう。”

 まず息を吐ききってから、ゆっくり深呼吸してください。

 それでも、体の緊張が取れない部位があるかもしれません。

 その場合は、息を吐くと当時に、その部位がゆるんでいくのをイメージしてください。

 あるいは、その部位にある緊張やストレス、あるいは脳裏を巡る思いを、息と共に、外に吐き出すことをイメージしてもかまいません。

 こちらの記事で紹介しているように、緊張部位に「白い蓮の花」を思い浮かべることでも、リラックスできることがあります。

 方法は何でもいいので、それにとらわれず、とにかく、全身の力を抜いてください。

 エッセンシャルオイルを嗅ぐ、ハーブティーを飲む、それでリラックスできるなら、それでもかまいません。

 もちろん、リラックスのためには、リラックスできる環境を用意することも大事です。

②四つの質問

“自分は、どのように世界を助けることができるのか? どうやったら役に立つことができるのか?生きている間に何をすべきか? この世界で、私は何をすればよいのか?”

 これを、森羅万象のエネルギーに尋ねます。

 ワークを始める前に、紙かスマートフォンにこの質問を書いて、ぼんやり眺めることをオススメします。

 ワークを始めて、質問を尋ねたら、何が来ても、文字にしてください。

 ここでは、一切、ジャッジをしないでください。

 最初はなかなかむずかしいかもしれませんが、見えたこと、聞こえたこと、感知できたこと、すべてを、文字にしてください。

 ワーク中は、”常識”を持ち込まず、ファンタジー的な概念、SF的な概念、精神世界の概念がたとえ出てきても、気にせず、記録してください。

 とはいえ、無理やりたくさん出す必要はなく、少ないなら少ないでかまいません。

 自分に対して、果てしない思いやりを持って、取り組んでください。

 こちらもご参照ください。

③行う時間

 行う時間は、いつでもかまいません。

 私は、夜、やっています。

 約30分間、このワークのための時間を設けるようにしています。

 実際には、30分もかかりません。

 ゆとりをもって取り組むために、この時間を確保するようにしています。

④記録媒体

 私は、A5判の無地のクロッキー帳に、ペンで書いています。

 スマートフォンやパソコンの方がやりやすいという方は、それらを選んでもかまいません。

私の場合

 私はこのワークを、4/19(月)から取り組み、現在、一週間が経ちました。

 大体、名詞か動詞、短いフレーズで来ます。

 何かのイメージが見えたり、言葉がかすかに聞こえたりといったことが起きます。

 それを文字にしていく。
 
 一週間やってみて、繰り返し出て来る言葉はいくつか、あります。

 自分でも意外なものなので、現時点では、これらが何を意味しているのかは、わかりません。

 始めてから2週間後、あるいは2ヶ月後に、もう少し、はっきりしてくると思われます。

“メッセージを導き出そうという気持ちがある限り、答えは必ず見つかります。そういうものです。”

 こう断言しているので、「メッセージを導き出そう」という意図をもって、真剣に、真摯に取り組むことをオススメします。

 これは、自分との対話なので、出てきたことを、他人に尋ねることはやめてください。

 誰も、あなたの「人生の目的」を知りません。

 自分を信頼し、自分を認められる人であれば、きっと大事なことを示してくれるワークとなるはずです。





 




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