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全訳ハトホル63「The Multiverse Sound Meditation(多次元宇宙サウンド・メディテーション)」

記事の概要

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、63番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。

 前回の「Spatial Cognizance(空間認識)2017/11/12」の発展形となるサウンド・メディテーションの紹介なので、まだお読みでない方は、先にこちらをお読み下さい。

 瞑想音源は、「空間認識」の拡張バージョンですが、若干、アレンジがされています。


ハトホルの記事の四タイプ

A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」

 このハトホルの四タイプの内、今回の記事は、四つ全部を扱っていると思われます。


The Multiverse Sound Meditation(多次元宇宙サウンド・メディテーション) 2018/04/03

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/09/15(水)

原文:

瞑想使用音源:”The Multiverse Sound Meditation” (11:26)

 このサウンド・メディテーションの目的は2つあります。1)以前に行ったサウンド・メディテーション「Spatial Cognizance(空間認識)」での体験をさらに深め、発展させること、2)あなたの宇宙だけでなく、意識の平行次元に存在する無数の宇宙を含む、多次元宇宙を探索するための音の味方を提供することです。

 私たちの視点では、あなた方の宇宙は本質的にホログラフィックな光の複雑なディスプレイであり、その源は純粋意識そのものです。この観点からすると、あなたが自分自身や世界について経験したことは、基本的に、実体のない夢のような幻影です。ただ、ほとんどの感覚を持った存在者たちは、それを究極の現実だと勘違いしています。

 「多次元宇宙サウンド・メディテーション(The Multiverse Sound Meditation)」は、前回のサウンド・メディテーション(Spatial Cognizance)の反響です。そして、以下に御説明する方法で瞑想に取り組むことで、存在の状態を拡大し、複数の意識次元に同時に存在する、自分自身の生まれ持った意識の性質を、深く洞察することができるようになります。

 この能力は、現在の自分の肉体的な現実を含めて、複数の次元に存在する自分自身に気づかせ、また、あなた方の世界が加速的に変化し、ますます強力な「混沌の節目(Chaotic Nodes)」が発生するスパイラルの中で、才知に富んだ強みとなります。

サウンド・メディテーション
 この基本的なサウンド・メディテーションは、11分26秒の長さです。

 ボウルの最初の一打で、感謝や恩の気持ちを思い出して下さい。この感情の源は何でも構いませんが、「感謝」や「恩」という実際の感情です。感謝や恩というこの「まとまった感情(coherent emotion)」は、あなたが「多次元宇宙(Mulitverse)」の高レベルに入ることを保証する重要なアンカーとなります。これらのまとまった感情(感謝や恩など)にうまく入れるようになるまでは、サウンド・メディテーションを「進めないで」下さい(注:これらの一貫した感情状態に入る方法がわからない場合は、このメッセージの最後にあるトムのセクションに、このタスクを達成するための短い記事の紹介があります)。

 感謝や恩の気持ちに入ったら、自分が広い開かれた空間に囲まれていることを想像し、感じてみましょう。ただ考えたり、視覚化したりする――これでは、「空間を感じる感覚(felt-sense of space)」を得ることはできません――のではなく、この想像した空間の感覚を感じることが大切です。この瞑想の可能性を充分に発揮させるのは、「空間を感じる」あなたの体感覚です。

 感謝や恩などのまとまった感情と、広々とした空間という体感覚を結びつけた後は、広々とした空間という感覚を、あなたの宇宙全体や、広大で無限に広がる多次元宇宙の中の他の無数の宇宙全てにまで広げてみましょう。この広がりを、自分にとって自然だと感じる方法で、想像してみて下さい。

 あなたの心(Mind)が多次元宇宙に存在している時、感謝や恩というまとまりのある感情に完全に身を任せて下さい。そして、あなたが高次のまとまりのある状態(=感謝や恩)で意識的に多次元宇宙に入った時、上昇し、悟りを開いた高位存在たちからあなたに与えられる、多くの祝福とエネルギーを受け取ることができます。

 御希望であれば、瞑想の音を好きなだけ繰り返すことで、リスニングセッションを延長することができます。瞑想の音が主な聴覚入力となるように、ステレオヘッドフォンやイヤホンを使うことをお勧めします。この瞑想を成功させるためには、あなたの注意が内側に向いていなければならないので、警戒心を必要とする状況では、この瞑想を実践しないで下さい。また、一般的に言って、あなたの注意が内側と外側の知覚的現実の間で分割されている場合、多次元宇宙をサイコ・ナビゲートすることはできません。

ハトホル
2018/04/03


トム・ケニオンによる見解と考察
 このサウンド・メディテーションについてのハトホルの指示は非常にわかりやすいものだと思うので、私からは何も付け加えることはありません。

 「感謝」や「恩」といったまとまりのある感情状態をどのようにして作り出せばいいのかわからないという方のために、これらの状態を得るための基本的な方法を簡単に書いてみました。この基本的な入門書のタイトルは、「Appreciation and Gratitude: A Basic Primer(感謝と賞賛:その基礎的入門)」です。

 私の最後のコメントは、サウンド・メディテーションとは、直接の関係はありません。ただ、この情報は非常に重要であり、時間的にも重要であると考えていますので、ここでお伝えしたいと思います。

 私は軽々しくこの宣言をしたわけではないことを、御理解下さい。しかし、私のハトホルのメンターたちと何度も話し合った結果、彼らはこのイベントをこれまでに招集した中で最も重要なものだと考えていることが明らかになりました。その理由は多岐にわたります。一つは、「第6次大量絶滅期」と思われる中で展開される人類(humanity)の運命のタイミングと関係があります。もう一つは、この集中イベントで明らかにされる情報や技法は、人類が現在直面し、そして近い将来に直面するであろう困難な道のりを進む私たちにとって、非常に有益なものであるとハトホルが感じているからです。

 最後に、この知識の主要部分は、私を通した彼らの教えの頂点となります。そのため、私がファシリテートするハトホルのイベントは、今回が最後となります。つまり、彼らのサウンドコードや伝達を最もパワフルな方法で体験したい方は、2018年5月12日~13日の週末に開催される「空間認識のサイコ・ナビゲーション術(The Art of Psycho-navigating Spatial Cognizance)」のために、シアトルにいることを、全力で検討することを真剣にお勧めします。

 物理的なイベントに参加できない方で、この集まりの強力なエネルギーを受け取りたい方は、5月12日と13日の週末のスケジュールの中で、「多次元宇宙サウンド・メディテーション」を何度も聞くことをお勧めします。可能であれば、この期間中に自分のためのミニ・リトリートを設け、多次元宇宙の高まる可能性を探ってみて下さい。

 このワークの祝福と功徳が、あなたとあなたの全関係者、そして存在の全次元の全衆生に及びますように。

※なお、音楽は、運転中や複雑な機械を扱う作業中には聴かないでください。操作を誤る可能性があります。瞑想や静かなワーク、あるいは、リラックスのためにお聞きください。

※瞑想音源は、個人使用に限り、無料で使用できます(トムの公式サイトの「リスニングセクション」注意書きより)。

コメント

 トムのコメントにあるように、2018年5月に開催されたハトホルのイベントが、彼が開催した大きなイベントとしては、最後のものです。

 その後は、ウェブサイトを見る限り、ミニワークショップはされているようですが(2020年頭頃まで)、567もあって、大きな活動はしていないように見受けられます。

サウンド・メディテーションについての補足

 実際に何度か聞いてみた体験から、このサウンド・メディテーションを行う上での、いくつかのポイントを述べます。

短い時間の音源で慣らす
 「空間認識」は2017/11/12に公開され、今回の「多次元宇宙サウンド・メディテーション」は、2018/04/03に公開されました。

 実際は、約3ヶ月ぐらい、「空間認識」を聞いてから、「多次元宇宙」を聞くことが想定されていると思われます。

 いきなり、「多次元宇宙」の音源を聞いても多分大丈夫だとは思いますが、最初は、短い「空間認識」で自分を慣らすことを推奨します。

 これは完全に個人差があります。長く聞いても大丈夫な人もいれば、最初は1分ぐらいから始めた方がいい人もいます。

 自分の「快適ゾーン」と相談して、少しずつ、時間を延ばすようにして下さい。

サウンド・メディテーションを行う状況を作る
 まず、完全に、自分の内側に入っても大丈夫な状況で行なって下さい。

 自室で行う際には、電話やインターフォンの音、外の音で氣を散らされないような時間や場所で行うことを推奨します。

 私は夜に行うことが多いですが、状況が整っていれば、いつでも構いません。

空間感覚を感じる方法
 次に、空間感覚についてです。

 ハトホルたちの指示には、「大きな空間の感覚を思い出す」「広い空間に囲まれているという感覚を感じて下さい」とあります。

 こう言われて、すぐに思い出せる人は、そのまま、続けて下さい。

 それがむずかしい人は、自分が広々とした感覚を感じられる環境に、自分がいることを想像してみて下さい。

 「空間を視覚化したり、それについて考えたりしても、「空間を感じる感覚」を得ることはできません」と、ハトホルの指示にありますが、これらをすることで、「広々とした感覚」を感じられるなら、やっても大丈夫です。

 少なくとも、視覚化、自分がその環境・場所にいるかのように想像することは、行ってみても構いません。

 方法や過程はどうあれ、「広々とした感覚を感じる」ことが、このサウンド・メディテーションのスタートラインです。

 私がやっているやり方を御紹介しましょう。

 私は、「高い丘の頂上に自分がいて、開かれた視野から下界を見ている」とか「だだっ広い砂漠の真ん中に自分がいて、広々とした開放感を感じている」と想像します。

 鮮明な映像ではありませんが、その様子を視覚化することもあります(私は、視覚化はそれほど得意ではありません)。

 あるいは、「だだっ広い砂漠の真ん中に自分が座っていて、自分の一部――アストラル体――がどこまでも広がっていく」と想像することでも、私は「広々とした感覚」を感じることができます。

 この私の方法を真似していただいても構いませんし、他に良い方法が思いついたら、それを試してみても構いません。

 大事なのは、方法や過程がどうであれ、なるべく早く「広々とした感覚を感じること」です。

 最終的には、望めばすぐに、この感覚に入れるようになるのが理想ですが(ハトホルたちが述べている究極の目的はこの状態です)、私自身、そこまでは行っておりません。

簡単なワーク
 簡単なワークをやってみましょう。

 御自分が狭い箱に入っていると想像してみて下さい。

 すると、どう感じるでしょうか?体が緊張してきませんか?自分が小さくなった感じがしませんか?

 その体感を覚えておいて、今度は自分が、広々とした場所にいるとか、自分がどこまでも広がっていくと想像してみて下さい。

 すると、どう感じるでしょうか?狭い箱に入っていると想像した時の違いは感じるでしょうか?

 この違いがわかる人は、この「空間認識」のワークはやっていけると思われます。

 この簡単ワークをやらずとも、「広々とした感覚」に入れるなら、この簡単ワークは無視していただいても構いません。

感謝や恩の感情状態に入る
 「感謝」や「恩」といった一貫性のある感情状態へのシフトは、これまでのハトホルの記事で何度も言及されてきました。

 それらを読み、ワークをやってきた方なら、これらの感情状態に入れるはずです。

 もしどうしてもこの方法がわからないという方は、以下の二つの記事をお読み下さい。やり方が書いてあります。

瞑想終了後はしばし、休憩を
 最後に、瞑想が終わったら、慌ただしく日常生活に戻るのではなく、現実に戻るための時間や休養をしばらく取って下さい。その時間は、瞑想体験を統合する上で不可欠なものです。


以前の翻訳記事はこちらをご覧下さい。


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