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全訳ハトホル㊸「The Cosmic Window(コズミック・ウィンドウ)」

記事の概要

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、43番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。

 メッセージの大部分は、2012年12月21日(冬至)から12月23日までの3日間に行われた「コズミック・ウィンドウ」という瞑想イベントの説明です。

 ただ、「コズミック・ウィンドウ」という現象自体は、毎年の冬至と夏至の二回、また毎日の日の出の直前と日没の直後の2回、訪れるとハトホルは明言しています。

 ですから、イベントそのものは過去のものですが、「コズミック・ウィンドウ」という現象は日々、あるいは夏至と冬至に起きるので、その時に、ハトホルの説明している方法で、自分の人生を振り返ることをしてもいいかもしれません。

自分の拡大した視座から人生を俯瞰する

 この瞑想イベントでハトホルが提案しているのは、自分の拡大した視点・意識の側面から、今の人生を俯瞰することです。これにより、巻き込まれた視点(私たちの多くが通常、この視点です)ではなく、もっと広い観点から、人生で起きていることを眺められるようになります。

 通常の自己認識のレベルの外にどう踏み出すかは重要ではないと、トムは述べています。「重要なのは、自分自身の自己認識の枠から一歩踏み出すという行為です。」つまり、このハトホルやトムが推奨している方法を使わなくても、普段の視点・視座の外に、一時的に出て、そこから現在を振り返るなら、方法はどうでもよいのです。御自身に合った方法を試してみて下さい。

シュタイナーの方法

 私は、ルドルフ・シュタイナーが『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』(ちくま学芸文庫)で述べていた方法を思い出したので、御紹介します。

 シュタイナーが述べていた、自分の人生を俯瞰する方法は、毎晩、眠る前に、一日の出来事を逆向きに思い出すというものです。

 通常、私たちの一日は、

起床⇒着替え⇒食事⇒出勤・外出⇒仕事・用事⇒帰宅⇒就寝

というものだと思われます。

 これを「起床⇒着替え⇒食事⇒」という順番ではなく、「食事⇒着替え⇒起床」の順番で思い出します。

 イメージとしては、動画を逆再生するのに近い。

 「夕食の食事で、これとこれを食べた。その前に、入浴した。その前に、部屋で仕事着から、この服に着替えた・・・朝何時に起きた」とやっていきます。

 人と会ったなら、その内容をできる限り思い出す。

 やったことがないので、最初はとてもむずかしく感じるでしょう。

 特に、眠気が強い時にこれをやるのは、容易なことではありません。

 行うことは、「一日の出来事を逆向きに思い出す」というシンプルなものですが、ラクではありません。

 やり続けていくと、楽々とできるようになります。

 ポイントは、その時に行ったことを具体的にありありと思い出すことです。

 ただ単に「食事はこうだった。着替えはこうだった」と概念として羅列するのではなく。

 ちなみにこの方法は、一日の出来事だけでなく、人生のある期間の、特定の場面に対してもできます。

人生を俯瞰することの大切さ

 シュタイナーの方法もハトホルの方法も、「通常慣れ親しんだ自己認識の外に出る」ためのものです。

 多くの人は、人生全般あるいは特定の状況について俯瞰することは滅多にないでしょうし、一日の出来事を逆向きに思い出すということもしないでしょう。

 しかし、それらをすることで、今の人生への過度の埋没を防ぎ、より拡大した視座から俯瞰することで、人生のより大きな可能性に目を開かされるようになります。

 混沌が加速する「混沌の節目」の今、自己の拡大した側面につながることは、生存確率を上げる行為だと感じます。

 だから、ハトホルは様々な機会を通じて、このことを語り、それを実現するサウンド・メディテーションを提供しているのだと、私は推測しています。

 この情報が、困難な時期のエネルギーを、自己の進化に用いようと意欲する全ての人の一助となりますように。


ハトホルの記事の四タイプ

A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」

 このハトホルの四タイプの内、今回の記事は、四つ全部を扱っていると思われます。


The Cosmic Window(コズミック・ウィンドウ) 2012/12/04

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/08/30(月)

原文:

瞑想使用音源:”The Aethos Sound Meditation” (05:04)

 今年(2012)最後のメッセージでは、意識を高め、あなたのマインド・ハート・体の啓蒙のための、エネルギー的な機会を取り上げたいと思います。私たちはこれを「コズミック・ウィンドウ(Cosmic Window)」と呼んでいます。なぜなら、この窓は、時間と空間という知覚された制限を、より簡単に超えることができる開口部であるためです。

 このメッセージでお伝えしている「コズミック・ウィンドウ」は、2012年12月21日(冬至)から12月23日までの3日間です。この「コズミック・ウィンドウ」は、毎年、冬至と夏至の2回訪れます。

 年が進むに連れ、様々な惑星や銀河の配置が整い、自分の拡大した性質を認識するための窓に「色」をつけていきます。コズミック・ウィンドウは、他にもあります。

 地球上で最も頻繁に訪れるコズミック・ウィンドウは、日の出の直前と日没の直後の2回です。この2つの窓は、世界を隔てるベールの向こうを、より簡単に覗くことができる次元の入り口です。シャーマンはこのような縁起の良い瞬間をよく知っています。しかし、今回のメッセージでお話しする「コズミック・ウィンドウ」は、銀河系のコア、つまりブラックホールである銀河系の中心太陽と一致しているため、より重要な意味を持ちます。

 この特別で稀な配置により、銀河全体に進化のエネルギーが放送されることになります。あなた方の地球は、この高揚のエネルギーを受けている無数の惑星の一つです。

 私たちは、この宇宙の調和は、世界の終わりを告げるものではなく、新たな始まりを告げるものであると考えています。この進化の原動力となるエネルギーにどう対処するかは、個人の選択に委ねられています。

 確かに、多くの人々はこのような強いエネルギーを刺激的に感じるかもしれません。精神的にも、感情的にも、エネルギー的にも、自分の中のより高いレベルにジャンプする準備ができていないと、これらのエネルギーによって、自分を見失っているように感じられるかもしれません。

 しかし、もしあなたが上向きの動きに合わせているのであれば、これらのエネルギーによって運ばれるでしょう。あなたがそれを受け入れることができれば、これらのエネルギーはあなたに素晴らしい展望を開くことができます。

 この3日間は、意識が拡大した状態で自分の人生を熟考し、タイムラインから外れて、今の時点に至るまでの人生のパターンや自分史を感じ取るための理想的な時間です。

 あなたの地上での経験の中で、これまでも、そして今も、困難な部分から逃げ出さないで下さい。影の中にこそ、宝があるのです。

 確かに、あなた方の集合的な、そして個人史の影から、新しいエネルギーが放出されます。私たちは、この窓に入る方法として、『The Aethos Sound Meditation』を中心に提案します。

 この方法をより深く理解するためには、以前のメッセージ「アーエートスと非二元的な意識状態(The Aethos and Non-dual States of Consciousness) 2012/09/20」を読むことをお勧めします。このサウンド・メディテーションの5分バージョンで、ワークすることをお勧めします。但し、長いバージョンでこの触媒的なサウンド・ピースの強烈な上昇エネルギーに慣れ親しんでいる場合は除きます(訳注1:長いバージョンはCD『AETHOS』に収録されている)。

 この3日間の間に、誰にも邪魔されない時間を確保することをお勧めします。『The Aethos Sound Meditation』は、ハートチャクラに意識を向けて聴いて下さい。但し、他のチャクラに意識を向けると、よりパワフルな体験ができることがわかっている場合は除きます。

 『The Aethos Sound Meditation』を聴いた後、自分のタイムライン上に自分の一部が浮かんでいることを、自分にとって心地よいと感じる方法で想像してみて下さい。あなたの一部は、あなたの全歴史と、おそらく前世の歴史も感じ取ることができると想像して下さい。

 この超越した心(mind)の状態で休息しながら、自分の受肉した人生の神秘的な贈り物と重荷を、熟考してみましょう。

 もし、あなたが、超越的な状態から、後悔、怒り、絶望、憂鬱の感情的な釜の中に落ち込んでしまうような「結び目」や困難な状況に出くわした場合は、一旦停止して下さい。そして、再び『The Aethos Sound Meditation』に戻り、言わば、その翼に乗って、あなたの超越的な性質へと上昇し、再び熟考して下さい。あなた方の中には、これを何度も繰り返す人もいるでしょう。

 慣れない内は、この3日間で、何度もやってみることをお勧めします。忍耐力のある方は、12月23日の夜、この窓の最後の部分まで、結果を作り出そうという誘惑を避けることをお勧めします。私たちが御説明した方法で自分の人生を深く考えれば考えるほど、あなたの創造物はより強力なものになるでしょう。

 以前の惑星メッセージ「全ての可能性の球体(The Sphere of All Possibilities) 2012/08/18」では、人生にポジティブな結果をもたらす現実化の方法を御紹介しました。自分なりの現実化の方法をお持ちでない方は、このメッセージをお読みになることをお勧めします。この「コズミック・ウィンドウ」の最終段階で、新しい現実の種蒔きをすることは、あなたの創造を大いに助けます。

 最後に、「コズミック・ウィンドウ」の最終部分である23日の夜には、惑星の結果に向けて意識の力を加えて下さい。惑星の協力と、「アーエートスと非二元的な意識状態(The Aethos and Non-dual States of Consciousness) 2012/09/20」で御説明した、生命の相互結合性を、人類(humanity)が集団で認識することを思い描いて下さい。

 人類(humanity)という大きな船は、今、方向を変えようとしています。変化の風がこの比喩的な船の帆を押すように、一方が集合的な感情の水を押すように船が傾くことを心配しないで下さい。

 竜骨はあなたの船を安全に保ちます。竜骨はあなた方人間の心(heart)です。あなたの周りでどんなことが起こっても、竜骨を海に深く沈めれば、安全な航路を見つけることができます。

ハトホル
2012/12/04


トム・ケニオンによる見解と考察

 実用面では、タイムラインの上に浮かぶことに慣れていない人々のために、このメッセージの一部を明確にしたいと思います。

 基本的な方法は、ハートチャクラに意識を置いて、『The Aethos Sound Meditation』を聴くだけです(もし、既にこのサウンド・ピースを試してみて、他のチャクラに意識を置いた方がより鮮明な体験ができると感じた場合は、そこに意識を置くとよいでしょう)。

 5分バージョンのサウンド・メディテーションを聴いた後、ハトホルは、あなたにこう提案しています。

“あなたの一部があなたのタイムライン上に浮かんでいると想像して下さい。この部分が自分の全歴史と、おそらく前世の歴史も感じ取れることを想像してみて下さい。”

 もしあなたが「心のアルゴノート(Argonaut of the Mind 訳注2:「マインドの探究者」の意味)」の経験者であれば、知覚された時間と空間の結び目をすり抜けて、自分の拡大した性質を体験する自分なりの方法を持っているでしょう。そして、そのような自分の側面、人生の制約を受けない立場から、人生を「見る」ことができるのです。また、ハトホルが言ったように、他の人生の時間を熟考する人もいるかもしれません。

 もしあなたがこのような脳のスキルに慣れておらず、この熟考の段階をどのように進めればいいのかわからないのであれば、いくつかの提案があります。

提案その1
 あなたの目の前に線を想像して下さい。あなたが心地よく感じる方法で、この線を感じて下さい。この瞑想は決して視覚化ではありません。あなたが何かを見ようが見まいが重要ではありません。

 この想像上のタイムラインを、自分の主要な感覚様式(過去の出来事を思い出したり、未来の出来事を想像したりする時に最もよく使う感覚)で感じる傾向があるでしょう。これは、タイムラインを何らかの形で「感じる」ことを意味しています。特に、情報を「体感的に処理する(kinesthetic processor)」タイプの方にはお勧めです。また、他の人々(聴覚的に処理する人々)は、内なる声がタイムラインを説明するかもしれません。「視覚的に処理する人々」は、タイムラインを「見ている」ような感覚になると思います。自分がイメージした時に、どのようにタイムラインを感じるかを大切にして下さい。

 次に、この線の一方の端が自分の誕生であり、自分の真正面にある線の部分が自分の人生の現在の瞬間であると想像して下さい。もう一方の端は、まだ決まっていませんが、あなたの死です。人によっては生まれた場所が左にずれたり、右にずれたりすることもあるでしょう。あなたの人生の誕生点がどこにあるかは重要ではありません。

 そして、自分の人生の様々な出来事を思い浮かべながら、想像力を働かせて、その線に沿って位置を決めていきます。例えば、5歳の時に重要な出来事があったとしたら、それは40歳の時に起こった出来事よりも、自分の出生点に近いものになります。

 この熟考の目的は、自分の人生と自分が行った選択を、自分の拡大された性質の視点から感じ取ることです。視点(あるいは視座)を変えるためには、自分の一部が肉体の目の前にあるタイムラインの上に浮かんでいると想像して下さい。この「あなたの浮遊部分」は、あなたのすぐ上にあるかもしれませんし、非常に上にあるかもしれません。その部分を好きなところに浮かべて、自分のタイムラインや自分の個人史を、肉体の制約を受けないこの場所から観察してみて下さい。

 このメッセージの中でハトホルたちは、『The Aethos Sound Meditation』を5分間(ハートチャクラに意識を向けて)聴いた後、自分の人生の状況を、自分の想像しているタイムラインよりも上の視点から熟考してみることを勧めています。

 このような視点(タイムラインの外側・上側)を持つことで、人生の特定の出来事にとらわれず、自分の本質の拡大した側面と同一化するようになります。自分自身の拡大した感覚は、自分の人生の物語(the stories of your life)――つまり自分史――を超えて、過去の状況に左右されない自分の意識の側面とつながります。自分のタイムライン上で経験した「自分の人生」から自己のアイデンティティをシフトさせることで、人間として生きている「あなた」とは全く異なる個人史を見ている「大いなる自己」とコンタクトすることができます。

 このような視点の変化は、自己への思いやり(自己愛)や、体を持って生きている私たちが得られない恵みをもたらします。

 私は、ハトホルが説明している基本的な方法に取り組んできました。しかし、自分の人生を熟考する前に、数分間、『Tthe Aethos Sound Meditation』を聴き、その後、想像上のタイムライン(自分の肉体の前にあるタイムライン)の上から自分の人生を俯瞰しながら、拡張バージョンのサウンド・メディテーションを聴き続ける方がよりパワフルだと感じています。

 ハートチャクラに意識の焦点を当てながら、自分のタイムラインの上に浮かんで音楽を聞いていると、より多くのエネルギーとより深い洞察が得られることに気づきました。そして、自分の過去の重要な出来事にぶつかった時には、非常に興味深いホログラフィック的なビジュアルイメージが生成されることに気づきました。

 この観察結果を私のメンターに報告したところ、「この方法は非常に効果的だが、サウンド・メディテーションに慣れていない人には強すぎるかもしれない」と言われました。

 その理由は、『The Aethos Sound Meditation』は非常に高い振動エネルギーであり、視聴者の靈的浄化プロセスを開始することができるからです。ですから、現実的には、まず5分間のバージョンに取り組んでから、30分間の長いバージョンに挑戦するのがベストだと思います。しかし、サウンド・メディテーションに慣れてきたら、私が説明した方法が自分に合うかどうかを試してみて下さい。

提案その2
 幾何学的な形や線を想像するのが苦手な人もいますし、ましてやそれでワークするのが苦手な人もいます。そのような人には、次の提案が有効です。

 タイムラインは忘れて、ハートチャクラに意識を向けて、5分間の『The Aethos Sound Meditation』を聴いてみて下さい。そして、聴いた後すぐに、自分の人生や過去の重要な出来事について考えてみましょう。その際、ハートチャクラに意識を向けて下さい。そして、「結び目」や感情的な蓄積にぶつかったら、ハートチャクラに意識を向けたまま、それらの出来事について熟考してみましょう。感情が高まりすぎた場合は、思い出した出来事の感情が心(mind)から消えるまで、ハートに焦点を当てたまま、5分間のサウンド・メディテーションに戻ります。拡大した自分自身の感覚が戻ってきたら、サウンド・メディテーションを止めて、過去の出来事の熟考に戻ります。記憶の影響がなくなるまで、この方法で、自分の過去に取り組み続けます。

 瞑想の目的は、自分の人生を、自分自身の拡大した感覚から俯瞰することです。そして、この個人的なアイデンティティの拡大した感覚(つまり、知覚された時間と空間の外側)から見ることで、自分自身と過去に対する見方が変わります。

神秘的な贈り物
 このメッセージの中で、私が特に興味を持った言葉があります。それは、ハトホルたちがこの特別な熟考の目的を述べている部分にあります。

 “この超越した心(mind)の状態で休んで、あなたの体を持った人生の神秘的な贈り物と重荷を熟考して下さい。”

 興味深いのは、主に4次元から12次元に存在するハトホルたちが、具現化された人生を、贈り物であると同時に重荷でもあると考えていたことです。これはどういうことなのでしょうか?私は自分なりに考えていましたが、メンターたちに相談してみました。

 つまり、人間の人生とは、時間と空間を超越した存在であることを自覚しながら、時間と空間をナビゲートする能力である「次元の熟達(dimensional mastery)」を身につけるための、とても貴重な機会なのだと、彼らは言いました。これが、彼らの考える「具現化の贈り物」です。なぜなら、私たちの無限の性質と肉体という有限の限界との間の緊張が、より大きな靈的熟達を生み出す材料となるからです。

 彼らの視点では、人間が時間・場所・環境――そのほとんどが、限界を感じさせるものである――などの制約の間に挟まれているという事実から、人間として受肉した人生の重荷は生まれます。

 それに加えて、エントロピーの容赦のない力と、地球の重力の井戸からの絶え間ない引力が加わると、本当に大変なことになります。

 物理的・文化的な制約の中で、自分の無限で無制約の性質と向き合うことは、多くの意味で至難の業です。だからこそ人生は、ジョセフ・キャンベルの言葉を借りれば、「英雄(あるいはヒロイン)の旅(the hero’s (or heroine’s) journey)」なのです。

:括弧内は私の見解です。キャンベルが実際に使ったとされる言葉は「英雄の旅(the hero’s journey)」です。私の個人的な感覚では、キャンベルは男性と女性の両方を指すために男性形を使っていた――昔は(今も)、社会的な慣習として、男性も女性もそのように表現した――のではないかと思います。ヒーローとヒロインの両方の輪郭をはっきりさせるのは毛嫌いされるかもしれません。しかし、私は神話的な「ヒロイズムのテンプレート(the mythic template of heroism)」に女性を含めることは不可欠だと思います。社会的現実は、物理的な必要性と神話的・宗教的な象徴性の両方によって形成されています。確かに、私の感覚では、神話的な象徴は、文化のタペストリーの中を移動する強力な力であり、私たちがほとんど気づかない内に影響を与えています。地球の人生の現実では、女性も男性と同じように英雄的な役割(必要性)を担わされることが多い。今こそ、この問題で男女を、対等な立場に引き上げるべきだと思います。

人生の熟考
 このメッセージを受け取った私は、ハトホルたちが「コズミック・ウィンドウ」の期間、私たちの人生を熟考するために与えた方法は、いつでも――特に人生の転機において――、強力な変容ツールとなるだろうと思いました。

 このことを私のメンターに相談したところ、「この方法はいつでも大きな利益をもたらすことができる」と、彼らは言いました。ただ、今回の特別な「コズミック・ウィンドウ」は、特に触媒的なエネルギーが充満しているので、このテクニックを、この時期に伝えたということです。

 先ほども触れましたが、この惑星配置を経た後にこのテクニックを使いたい方にとって、この技法の重要なポイントに立ち返ることは有益だと思います。

 この技法の背後にある重要な概念は、私たちの習慣的な自己認識の行為です。通常、私たちは身体的な存在を通して自己を認識します。私たちは自分の人生を、時間と空間を通じての直線的な動きとして経験します。

 これが私たちの生物学的な現実です。人間という哺乳類は、神経系を介してこれに縛られており、生き延びるためには物理的な世界の現実に自分を合わせる必要があります。

 しかし、私たちの中には、時間や空間を超越した、あるいは、少なくとも時間や空間とは切り離された側面があります。

 この拡大した自分自身の感覚にどうやって到達するかは重要ではありません。重要なのは、自分自身の自己認識の枠から一歩踏み出すという行為です。

 『The Aethos Sound Meditation』は、「枠」から抜け出すための一つの方法です。他にもいろいろな方法があります。どうやって外に出るかはそれほど重要ではありません。しかし、自分自身の拡大した感覚に踏み込むことは重要です。自己の拡大した感覚から、人生の物語や葛藤に縛られない視点で自分の人生を熟考することができます。

 そうすることでパワーが生まれるのです。

最終的な考察
 ハトホルたちは、「コズミック・ウィンドウ」の3日目にして最終日である12月23日は、個人的な現実化のための強力な窓だと言っています。そして、もしあなたが彼らの創造の方法を使ってこの機会を探究したいのであれば、彼らの惑星メッセージ「全ての可能性の球体(The Sphere of All Possibilities) 2012/08/18」を読むことをお勧めします。

 「コズミック・ウィンドウ」の最終段階で、ハトホルたちはある要請を出しました。彼らは、私たちの意図の力を、特定の惑星の結果に加えるように求めています。それは、生命が相互につながっていることを集合的に認識し、世界の人々の間で(対立ではなく)惑星的な協力が必要であるということです。

 この課題を達成するための彼らの提案は、彼らの過去のメッセージの一つである「アーエートスと非二元的な意識状態(The Aethos and Non-dual States of Consciousness) 2012/09/20」に掲載されています。

※なお、音楽は、運転中や複雑な機械を扱う作業中には聴かないでください。操作を誤る可能性があります。瞑想や静かなワーク、あるいは、リラックスのためにお聞きください。

※瞑想音源は、個人使用に限り、無料で使用できます(トムの公式サイトの「リスニングセクション」注意書きより)。


コメント

 今回の記事が、2012年最後のメッセージですが、ハトホルもトムも、当時あった多くの「終末予言」を、全く信じていないことは明白です。

 私はリアルタイムでは、2012年のスピリチュアル世界の話を知らず、数年経ってから、この頃の「熱狂」を知りました。

 私の2012年12月頃は、下旬に予定されていた、ある物書きの講演会への参加を楽しみにして、日々を生きていただけで、スピリチュアル世界の熱狂とは無縁でした。

 ハトホルもトムも、マヤ暦の終わりや、他の終末予言、あるいはポジティブなものも含めて、それらとは全く異なる方向を見ていたことは、この記事以前の記事から連続して見ると、よりはっきりとわかります。

 「将来が過去を証明する」という言葉がありますが、今から振り返ると、彼らが全くブレてないことが、とても興味深く思われます。

 なぜ彼らは一貫性を保つことができたのか。

 逆に、怪しげな「予言」や情報に惑わされた人々はどうなったでしょうか。

 そして、そういう人は今もいるのではないでしょうか。

 自分の中心にいれば、俯瞰して、怪しげな情報や予言、恐怖ポルノ、希望ポルノに惑わされることも減らせます。

 本質的な状況は、2012年12月前後と、変わってないのかもしれません。

 ハトホルが繰り返し言うように、「周りがどうであろうと、自分がどうであるかが大事」なのです。

 自分の中心にいて、俯瞰し、状況に巻き込まれず、感情の揺れ動きも見つめている人こそが、他人や他の存在に対して、最も有効な助け手としてなれるのではないでしょうか。

 右往左往し、恐怖や不安を絶えず感じ、あるいは狂気に取り憑かれていれば、冷静さや思慮を働かせることはできませんから。


以前の翻訳記事はこちらをご覧下さい。





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