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全訳ハトホル66「A Song of Highest Destiny for the Children of Earth(地球の子供たちのための最高の運命の歌)」

ハトホルが行う子どもが生まれる時の儀式

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、66番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。

 記事で言及されている、ハトホルたちが、新しく生まれる子どもたちのために、歌を歌う話は、こちらの記事でも、述べています。

 ハトホルたちが、子どもという存在をどれだけ大切に、慈しんでいるかが窺える話であり、儀式です。


ハトホルの記事の四タイプ

A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」

 このハトホルの四タイプの内、今回の記事は、最初の三つを扱っていると思われます。


A Song of Highest Destiny for the Children of Earth(地球の子供たちのための最高の運命の歌) 2019/10/21

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/09/16(木)

原文:

瞑想使用音源:”A Song of Highest Destiny for the Children of Earth” (13:50)

 このサウンド・メディテーションは、地球上の未来世代の人類(human)を支援したいと願う人々のためのツールとして提供しています。

 この方法は、新たなハトホルが生まれるたびに行われる儀式に基づいています。その子の両親と関係者全員が『最高の運命の歌(A Song of Highest Destiny)』を歌い、ハトホルとしての生涯を通じて、その子に随伴する「意図の調和場(harmonic field of intent)」を作るために歌われます。その意図は、その存在が自分の靈的な強さに、妨げられることなく深くアクセスできるようにすること、また、二元的な宇宙での存在という課題を人生が提示する時、その深い強さの源泉をより簡単に引き出すことができるようにすることです。

 私たちは、地球の未来と、あなた方の惑星に転生する子供たちが直面している異常な状況を考慮すると、私たち自身の子供たちのために『最高の運命の歌』を歌うのとまったく同じ靈(spirit)で、彼らのためにこの歌を歌うことに、憐みを覚えます。

 現在、あなた方の惑星で展開されている、そして今後も展開されるであろう「混沌の節目(Chaotic Nodes)」の数と強度が増え続けているため、人類(humanity)の未来は、急速かつ根本的な変革の状態にあります。このような状況に転生した存在たちは、これまでにない肉体的・精神的・感情的・靈的な課題に直面することになるでしょう。

 私たちの視点では、「人生の目的」とは、「表現の場(field of expression)」を提供することです。それによって、存在の圧力下で自分のより深い性質を発見し、より高い靈的な資質や能力を身につけて、他の生涯や、「トランスバイオロジー(trans-biological)」――物質よりも光で構成された具現化領域――である異次元の現実に持っていくことです。

 このサウンド・メディテーションの意図に共鳴を感じた方は、あなたが呼ばれていると感じる時はいつでも、私たちはこれに関わるみなさんを御招待します。このサウンド・メディテーションは、その性質上、ワークをする人に癒しと心地よさを与える傾向があります。サウンドコードを聴くと――あなたが何もしなくても――、広大で神秘的な無限の意識のマトリックスが、あなたの肉体という有限の現実に表現され、それが活性化し、促進することがわかります。

 自分の意識をハートチャクラ(胸の中央)に置き――自分にとって自然に感じられる方法で――、この地球上で生まれた未来の全ての世代の子供たちがあなたの目の前にいることを想像してみて下さい。これは非常に大きな数の存在になります。彼らの多くは、あなた自身とは異なる文化的現実や人種から来ているでしょう。ただ自分の意識の中に、彼らを受け入れて下さい。これが最初のステップです。つまり、あなたの「鮮明な想像(vivid imagination)」の中で、彼らをただ意識するのです。

 次のステップでは、今後の人生の展開において彼らを支えるためのハーモニーを追加します。勇気、安らぎ、そして、このような流転と変化の世界に転生して行う偉大な仕事への感謝(恩とまではいかなくても)の気持ちを送りましょう。

 皆さんの中には、時折、未来への自分自身の不安に関係して、恐れ、絶望、悲しみなどの感情に襲われることがあるかもしれません。そのような気持ちになったら、地球の未来の子どもたちの姿を目の前に想像するのをやめて下さい。むしろ、ハートチャクラに意識を置き、「サウンドコード」があなた自身の痛みや将来への不安を変容させるようにして下さい。ただ「サウンドコード」と一緒にいて下さい。そして、何らかの方法で感情を変えようとしないで、湧き上がる感情をそのままにしておきます。最終的には、あなたの意識と感情的な痛みが「サウンドコード」のエネルギーと結びつくことで、それらの感情が変容し、あなたのために別の感情空間が作られます。このように「サウンドコード」で何度も何度もワークをして、自分自身の未来に対するネガティブな印象を「クリア」にしていく必要があるかもしれません。

 感情的にクリアになるまで、未来世代にポジティブな意図を送る手段として、サウンド・メディテーションに「取り組まない」で下さい。

 肯定的な意図を与えるために必要な振動場を保持するために、ある程度の靈的自己統御を達成する必要があることを理解することが重要です。サウンド・メディテーションの間、自分がこのポジティブなレベルを維持できるかどうかを確認して下さい。

 このポジティブな振動場を自分の感情的現実に保持できないと感じたら、上記のように、単なる自己浄化を目的として「サウンドコード」でワークをして下さい。未来世代にポジティブな意図を送るためではなく、これをあなたの瞑想の焦点として下さい。瞑想の間、ポジティブな空間を維持できるだけの感情的な質料がクリアになったら、未来世代のために自由にそれに関わって下さい。

 時の流れの中で、未来世代に良い影響を与える手段として、この瞑想でワークをすることがより有利になる瞬間があります。このワークとのつながりを感じていれば、そのような時が来るのを感じ取ることができるでしょう。一般的には、新月や満月などの宇宙の節目や、その他の重要な宇宙の配列は、このサウンド・メディテーションでワークをするための非常に生産的な機会を提供します。

 この瞑想を定期的に行うことに召命を感じている皆さんに、地球の子どもたちと全ての未来世代に代わって感謝します。

 私たちの視点では、宇宙全体のあらゆる意識は、それがどのような形であっても、光とエネルギーの複雑に結びついたタペストリーの一部です。

 宇宙のどの地域の変化も、他の地域に影響を与えます。従って、ポジティブな意図を送るために、このサウンド・メディテーションでワークをする人は、広大な生命のタペストリーに有益な発散の種を加えていることを確信して下さい。

 全ての存在が癒されますように。自分たちが例外なく「大いなる神秘」の生ける体現者であることを知るように高められますように。そして、その実現によって人生が祝福されますように。

ハトホル
2019/10/21


トム・ケニオンによる見解と考察
 このサウンド・メディテーションは、驚くほどシンプルです。これで何度もワークをしたことのある私は、ハトホルの次のようなコメントを証明することができます。

“このサウンド・メディテーションは、ワークをする人に癒しと心地よさを与える傾向があります。”

 世界の出来事に動揺した時、この瞑想でワークすることに決めたことが何度かありました。どの場合も、自分自身がよりオープンで、臨機応変になり、平和な精神的・感情的状態になるのを感じました。

 このサウンド・メディテーションは13分50秒です。2018年にワシントン州シアトルで開催された「The Luminous Ones」というワークショップのクロージング・セッションで伝授されたサウンド・メディテーションを、そのまま編集せずに完全収録したものです。

 このメッセージを受け取った後、私はハトホルのメンターたちに、このメッセージを読んでいる人たちが質問すると思われるいくつかの質問をしました。

 まず、これから生まれてくる子どもたちを取り上げていますが、現在子どもである人たちには一切触れていません。この瞑想は、既に転生していて、まだ幼少期の人にも向けられるのでしょうか?答えはイエスですが、注意点があります。あなたは、この瞑想の受容者に、いかなる思考形態・信念・アジェンダをも押しつけていないことを理解することが重要です。この瞑想の唯一の目的は、子どもたちを、彼ら自身の内なる靈的な強さや資源に結びつけることです。決してあなた方の力を彼らに押しつけることではありません、繰り返します。押しつけることではありません。

 動物を愛する人たちから多くのメールが来ることを予想して、私はメンターたちに、この瞑想は、まだこの惑星に転生していない人間以外の動物にもポジティブな意図を向けるために使えるのではないかと尋ねました。彼らの答えは、鳴り響く「イエス」でした。実際、動物靈の中には人間の靈よりも進化しているものがあり、私たちが今迎えている惑星変容によって全ての感覚を備えた生物たちが影響を受けるため、このサウンド・メディテーションは、動物の王国にとっても非常に有益なものであると、彼らは言いました。ただ、動物と人間に肯定的な意図を向ける場合は、別々のセッションで行うべきだとも言っていました。

 次のコメントは、靈的配置に関係するものでした。ハトホルによると、人間よりも動物に親しみを感じる人もいるそうです。その場合は、その好みを受け入れて、動物界とのみワークをする瞑想をすればいいそうです。

 このトピックに関する彼らの最後のコメントは、私にとって非常に興味深いものでした。瞑想で動物界だけとワークをしている人は、やがて、一般の人間に対して、思いがけない思いやりの気持ちが生まれてくるのを感じるかもしれない。なぜなら、多くの人間(ほとんどではないにしても)は、動物界から切り離されているという認識や、動物靈の領域との交流がないことに深い傷を負っているからです。このように彼らは言っていました。

 最後に、この「サウンドコード」には、興味深い特性があることを発見しました。

 これは、サウンドヒーラー、心理音響学の研究者、そして心(mind)の冒険者である者として、あなた方のために言っているのです。

 この特別なサウンド・メディテーションの「サウンドコード」は、通常とは異なる調和と空間的な関係で設計されています。この調和と空間の関係は、微細エネルギーの量子揺らぎ(quantum-fluctuations)と多次元回転場が、極小エネルギーのワームホールを発生させる原因の一部であると考えています。この無限のワームホールあるいは「アインシュタイン-ローゼン橋(訳注1:ブラックホールとホワイトホールをつなぐトンネル)」を通して、未来世代に「ポジティブな意図の発生器(positive generator of intent)」を作ることができると、私は信じています。

 このサウンド・メディテーションは、これから生まれてくる世代のためになるということはもちろんですが、自己利益を超えた高次の善のために行動することで、自分自身にもポジティブな効果をもたらしているのではないかと思います。

※なお、音楽は、運転中や複雑な機械を扱う作業中には聴かないでください。操作を誤る可能性があります。瞑想や静かなワーク、あるいは、リラックスのためにお聞きください。

※瞑想音源は、個人使用に限り、無料で使用できます(トムの公式サイトの「リスニングセクション」注意書きより)。


以前の翻訳記事はこちらをご覧下さい。


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