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"無限の可能性を信じる"根拠

映画「ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜」を観ました。誰かに勧められた訳でもなく、もともと知っていた訳でもなく、自分の感覚のままに出会った作品。

衝撃を受けました。命があるのに、棺桶に入れられて、負傷した兵士を病院にどんどん運んでくるという異常さ。病院にも関わらず、その行為に何の違和感もなくなる戦争の悲惨さ。涙が出てきて、息もできなくなり、全身に力が入りました。でも、それが普通だった時代なんだと。

でもやっぱりいるんですよね、その違和感に立ち向かっていく人が!!けがを治すだけでなく、人としての尊厳を取り戻していくということ。そして何より感動したのが、その過程に「スポーツ」があったということ。しかも「チームスポーツ」。人は1人では生きていけないんだなということ、誰かと一緒に生きていけること自体がすばらしいということ。そして仲間と一緒に、心身を動かせるスポーツをするということ自体が、無限の可能性を秘めているということ。色んなことに改めて気づきました。

私は、障がい者スポーツの分野にコーチとして関わっています。障がいを抱えてもなお、前向きに、色んなことにチャレンジしていく姿を目の当たりにしています。心から尊敬しています。実体験を伴う私だからこそ、“無限の可能性を信じる”ことが人生においてどれだけ価値のあることか、すばらしいことなのかを、世の中にどんどん広げていきたいと考えています。

それは、障がいの有無に関係なく、人として社会で生き抜いていくために必要なメンタリティだと思うのです。このコロナ禍だからこそ、大事な気づきだとも感じています。

 誰も経験していないから、諦めるのか?

 どうすればいいか分からないから、やらないのか?

そうではないと思うんです。今だからこそできることを、知恵を振り絞って、試行錯誤して、もがいて、前に進めていくことだと思うんです。

さあ、一緒に前に進んでいきましょう!!



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