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ゴールデンステイホームにお勧めしたい、大人も子供も楽しめるテーブルゲーム6選

バンコク封鎖日記Day34。今日はゲームの紹介。

タイはボードゲームが盛んで、ボードゲームカフェと言うのがありそこに若者が集ってプレーしている様子をよく見かける。そんなこともあるのと、我が家は子供が割とパズル系が好きなので、色々とゲームを買って試している。(リサーチ好きの妻のお陰というのも大きい)

いま、封鎖生活になり、日本ではテレビゲームもボードゲームもかなり売れているらしい。我が家はSwitchなどのテレビゲームももちろんするが、個人的にはテレビゲームよりボードゲームの方が、目に優しいので良いと思っている。

ボードゲームは、レビューが良くても実際に買ってやってみると面白くなくて、すぐに辞めてしまうものも結構ある。子供は正直なのでつまらないゲームはリピートしない。そんな中でも、以下は我が家での検証を乗り越え、好評として生き残ったものなので紹介しておく。いずれも、「オトナがやってもめっちゃ楽しい」ということを先に強調しておきたい。(なお、私の解説だけでは拙いので、それぞれに解説してくれているサイトのリンクも貼っておく)

1.カタン

我が家が最もハマったボードゲームがこちら。

資源と呼ばれるカードを集めながら、開拓地や街を建設していき最も早く領地を発展させた人が勝ちというゲーム。ただし一つの国土を複数のプレイヤーで分け合うので、相手の勢力が都市や街道を建設していると自分はそこを開拓していくことはできない。

相手の戦略や持っている資源などを見極めながら、自分の戦略を立て、さらには資源を交換するなどの交渉・かけひきの力も試されるゲーム。数々の賞を受賞しているゲームなだけあって運と戦略のバランスがとても良く、飽きがこない。

ゲームの解説はこのページがわかりやすかったので、気になる方はチェック頂きたい。


2.海底探検

これもシンプルだけど奥深いゲーム。さいころを振って、出た目の数だけ海を潜れる。深く潜れば潜るほど、より価値(=得点)の高い宝が手に入る。しかし、酸素ボンベの容量には限りがあるので、深く潜ることにはリスクがあるし、また財宝を持って帰る分だけ酸素の使用量が多くなる。

さらには、酸素ボンベは他のプレイヤーと共有なので、他のプレイヤーがリスクを侵せばそれは自分にとってのリスクにもなる。全体の動きを見ながら、どこまでリスクを取れるかの判断力が試されるゲーム。個人的には、下記の解説サイトにもあるようにハコがとってもおシャレで全体的なセンスの良さを感じる。

3.アルゴ

数学オリンピック優勝者のピーター・フランクル氏が監修している論理ゲーム。SAPIXなどの有名進学塾でも教材として採用されているそうだ。

数字が書かれたカードを裏返しにして、相互の数字を当て合うゲーム。数字は小→大の順で並んでいるので、その法則に基づきながら、自分の手札と山にある残り札をヒントとして類推し、相手の札を推測していく。論理的思考力と分析力が試され、そして磨かれるゲーム。

4. 立体4目並べ

二次元の五目並べの、三次元バージョン。シンプルに見えるが、2Dが3Dになっただけで一気に複雑性が増す。タテ・ヨコ・ナナメで列を揃えることを目指すゲーム。

やってみるとわかるのだが、油断するとリーチが掛かっているのに気づけなかったり、視野の広さが求められる。複数のシナリオを頭の中で同時並行しながら手を打つ必要がある、これも論理思考が鍛えられるゲーム。


5. ブロックス・トライゴン

本家「ブロックス」はファンの多いゲームとして知られるが、その進化版。個人的にはこの「トライゴン(三角形)」バージョンの方がより奥深く、また難易度調整が出来るようになっていて楽しみやすいので好き。

三角形のピースを使って陣取り合戦をしていく。どういう順番で自分のピースを使うか、相手の作戦をどう予測しそれを阻むか、という戦略性のゲーム。ワイワイ言いながらやれるのが楽しいし、またカラフルのピースが美しい。

6.ラミィキューブ

古くから親しまれ、ボードゲームの数々の賞を受賞している思考ゲーム。1977年にはアメリカでもっとも売れたゲームだそうだ。今回、日本で初めて買ってみたのだが、ハマりそうな予感だ。

進め方としては少し麻雀に似ているところがあり、数字の並びか、または同じ数字のグループでセットを作っていく。但し、作った数字のセットを利用してまた新たなセットを作ったりと、麻雀でいう捨牌を再利用できるところが面白い。シンプルだがものすごく頭を使うゲームで、自分も今回やってみて頭がパンクしそうになったが、小学生の息子たちも「めちゃくちゃ面白い!」と言っている。

良いゲームの共通点

以上、個人的にお勧めしたいゲームを6つ取り上げてみた。良いボードゲームの共通点として、私は以下があると思っている。

●ルールがシンプル
●大人も本気で楽しめること
●運ゲー(運の要素が強すぎるゲーム)ではない
●やりこむことによって習熟していく

比較して申し訳ないが、例えばボードゲームの代表格の「人生ゲーム」なんかは、正直「運」の要素が強い。パーティーなどの場面でみんなでワイワイ楽しむには最適だが、「次はもっとうまくやってやろう」という習熟の要素があまり無いので、繰り返しやろうというモチベーションがあまり湧いてこない。

その点、今回紹介したゲームは上記の要素を満たしており、何度でも楽しめる。また、チェスや将棋、麻雀などのようにルールを覚えるのに時間がかかることも無い。大人がやっても全然楽しいので、ボードゲームといって馬鹿にせずに試してみてほしい。当然ながら、子供の教育にも良いことは言うまでもない。

みなさんのゴールデンウィークの良いお供になりますように。

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