誰かを諦めそうになったとき、どうしたらよいのか

人間関係に悩む全ての人は「果たして人間は変わるのか?」という問いに直面する。

私なりの答えは 「大きくは変わらない。でも、少しずつなら変わる。」というものだ。

企業であれば、問題がある人をそのまま放置しておくわけにもいかない。経営にダメージがあるようなポジションであれば、思い切った配置転換も必要だろうし、場合によっては会社を去ってもらうことも避けて通れないかもしれない。

でも、多くの人は、"少しずつ"変わっている。 そこに気付けずに「この人はまったく変わらない」と決めつけてしまっていないだろうか。

また、自分の期待値が変わって、それを伝えてないだけだったということも少なくない。だとしたら相手が変わっていないことには何の問題もない。

よーく見てほしい。

本当にその人は成長してないだろうか?見えない成長に自分が気づけていないだけでは?成長を阻害するような環境を作っている自分に非はないか?

「別の人を探すしかない」という判断をするのは簡単だが、「もっと良い人」をどこかから探すのはほんとうに難しい。そんなことが簡単にできるなら苦労はしない。去ってしまってから「今思えば彼は良かったな」と後悔することの方がむしろ多いくらいだ。

マーケットに優秀な人がゴロゴロいるわけではない。 目の前の人を大切にして「今いる人を、少しずつ育てながら戦う」というのが基本だと思う。

一時的な目の曇りで、大切な人を失ってしまうことの無いように。
自分自身肝に銘じたいので文章にしておきます。

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