人間誰しも40歳くらいになると、目に見えて胃・腸・肝臓・腎臓などの臓器の機能が低下してきます。これは、生まれてからずっと働きづめできたわけですから仕方のないことです。ならば内臓の機能レベルに応じて、摂取する食べ物も減らしていかないといけない。
つまり、一定の年齢を越したら、一日三食のルールに固執してはいけないのです。
朝をしっかり食べなきゃいけないとか、規則正しい時間に食事を取らなきゃいけないとか。
こういうのは成長の盛りにある若い人たちの話です。
ある年齢を過ぎたら、おなかが減っていなければ(空腹感を覚えなければ)何も食べなくていいんです。そして空腹感を認識したら、体にグッドなものを少量だけ食べる。目安としては腹5分目。注意すべきことは、ゆっくり食べること。なぜならば、私たちの脳が満腹感を認識するのは、口から食べ物を摂って20分後だから。あまりせかせかと早く食べていると、このタイムラグのせいで、必要量以上に食べてしまうからです。
発育途上にある若い人にとっては『食は善』。シニアにとっては『食は悪』(不適切な食事の摂り方が体に悪さをもたらす・・・という意味)。それくらいの問題意識を持っていただく必要があります。

教訓。食は悪 ⇒ 腹5分を心がける

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