【告百002】老いる世間は鬼ばかり

医療、福祉、終のすみか、相続、葬儀といった老後の問題は、誰しもが通る道。しかしながら、専門性が高そうで取っつきにくいし、そもそも、あまり積極的には考えたくないもの。だから、ついつい先送りしてしまい、いざその時になって、たまたま出会った専門家もどきにいいようにされてしまう。こんなはずじゃなかったと、後悔するシニアをたくさん見てきました。齢を重ねるごとに、いろいろな不安や悩みごとが押し寄せてきます。しかも困ったことに、役所や医療機関がやっていない夜間や休日に限って……。そんな時ついついわが子を頼りがちですが、子どもには子どもの生活があり忙しいもの。あまり頻繁に携帯を鳴らすのもはばかられます。哀しいかな、もはや国にも子どもにも期待はできません。彼らにもゆとりがないのです。子に媚びず気を遣わず、だれに引け目も負い目もない。そんなクールな老後のあり方が、今の時代には求められているのです。ではどうすればいいのでしょうか。ここはやはり、その道のプロを確保しておきたいところです。

教訓。老いる世間は鬼ばかり ⇒ 国や子どもを当てにしない

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