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安曇野ワイナリー見学(2019年)

もうだいぶ前になってしまいましたが、時間がありあまるこの自粛中に安曇野ワイナリーの工場見学レポをまとめておこうと思います!

伺ったのは2019年7月初旬。
新宿から長距離バスに揺られ松本駅まで。そこから電車にのりかえ「一日市場駅」へ。


「ひといちば」と読みます。なっかなか覚えられず。「いちにちいちば」じゃありません。

醸造長さんにお出迎え頂き、ワイナリーへ。


ワイナリーエントランス


工場脇には自社畑

7月上旬の時期にはバラが咲き誇っております。

バラを植えるのには実はちゃんと理由があって、ブドウに有害な害虫はバラにも寄生するので、バラをチェックして害虫チェックを行うためだそうで。
実際、今はそのような事は行っておらず、昔の話でただ美しい観賞用となっているのが現実だとか。


ワイナリー裏手には山々ときれいな小川が流れる自然豊かな場所です。


ここでまめ知識。
ブドウの品種によって、ブドウの葉って形が違うのをご存知ですか?



よーく見ると、違うでしょ??

ちょっと分かりにくいと思うので、見学の時に頂いた葉の写真で比較してみてください。
(二年前にセミナー的な事やった時の資料だからだいぶ色が退色しちゃってますが)

白品種は切り込み(?)が浅く、赤品種の方が深いですね。

新たな発見です。


さて、早速工場内へ。普段は開放していない場所らしいのですが、今回は特別に見学させていただきました。

まず一番最初にそびえるのはブドウの除梗破砕機。ここでブドウの茎の部分などを取り除きます。

↑これは回転式タンク。梅ワインを作るのに使うそうで、凍らせた梅と砂糖を一緒にぐるぐる回してジュースを作ります。



他にもドイツ製、イタリア製、日本製などの様々な形、大きさのタンクがズラリ。

↑ビール作りに使用されていたタンクも使っているそうです。

↑この日はデザートワイン「紅玉デザート」の仕込み中。リンゴのとっても良い香りがします。


発酵の次は熟成、、、というのが醸造の流れですが、建物の配置上、次は瓶詰めの行程へ。

ワインの加熱殺菌の説明をしていただきました。

詳しいことは省きますが、消費者の生活スタイルなどを存分に考慮していただいた上の殺菌温度なのだということを知れて感動しました。


まだラベルの貼られていないワイン達が沢山眠っていました。


ラベルも発見!


ラベルを貼る機械。少し前まではパートの方が手作業で貼ってらしたそうです。


一旦外に出て、熟成庫へ。


最後に併設ショップでお買い物&試飲をしました。安曇野ワイナリーのワインだけでなく、安曇野の名産品やワインにあう食品なども色々取り揃えています。

様々なシャルキュトリーが食べられるカフェも併設!テイクアウトもできます。
全部美味しそう。

イートインスペースの横にはいろんなサイズのボトルが展示。
ジェロボアム(3,000ℓ通常の4本分)以上の大きさの実物って初めて見たかも。



私が持ってるボトル、めっちゃ小さく見えますが、確か通常の750mlです


無料試飲コーナーと有料の試飲コーナーがあります。

試飲で衝撃を受けたのは有料試飲にあったソービニヨンブランとシャルドネでしたね。
実は日本ワイン、あんまり飲んでこなかったのと、甲州以外は「うーん、、、」って思うのが多くて正直ちょっと偏見があったのです。
でも、これはびっくりした!
日本で、長野でこんなに美味しい国際品種のワインがつくれるんだ!と。

これからの日本ワインの飛躍、楽しみです!

安曇野ワイナリー
長野県安曇野市三郷小倉6687-5
https://www.ch-azumino.com/

一緒に行った友人が、数年前、ソービニヨンブランの畑の植え付けの時にお手伝いをしたそうで。その時に記念に書かせてもらったメッセージが残っていました❤️

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《おまけ》

帰りのバスで大人の遠足の〆。併設カフェで買ったシャルキュトリーと新作のマスカットベリーAをお弁当のごとく、、、

長距離バスでビール飲むことはあったけど、ワイン飲んだのは初めてだな(笑)

同乗の皆様、酵母の匂いプンプンさせてスミマセンでした汗


#安曇野ワイナリー #ワイン醸造所 #醸造所見学 #ワイン #日本ワイン


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