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常磐炭坑節

コンパス
福島県「常磐炭坑節」

中:西:どーも、コンパスです
中:以前、僕の故郷、富山県が誇る黒部ダムでロケをしました 
西:そこで食べた金沢金粉アイス、美味しかったなぁ 
中:富山の名物を言ってよ!その時、インタビューした方に黒部ダムは長野県だと言われ驚きましたよね?確かに移動するなら長野県扇沢駅が便利ではありますが 
西:じゃあ長野県だ 
中:富山県!例えば富士山、これはどっちだと思います? 
西:山! 
中:山か海かじゃなくて!静岡県か山梨県。結果、どちらでも無く都道府県に属さない特別な神域だとか記事は見ましたが
西:じゃあ東京ディズニーリゾートは?東京ドイツ村は?東京歯科大学は? 
中:東京って付くけど貴方の地元、千葉県です!自慢気に言うなって 
西:じゃあ貴方一人の仕事、このギャラは折半?
中:小さい話はやめろ!今日は福島県?茨城県?そんな民謡を
【福島~茨城両県で広く歌われる民謡、酒盛り唄。元は草刈り唄、後に三味線の手を付けられ昭和初期には炭坑節、茨城県水戸の花柳界に持ち込まれ磐城炭坑節、戦後、常磐炭坑節として鈴木正夫のレコーディングで注目され脚光を浴びる。唄ばやしは元「野郎刈ったナイ」から艶っぽく歌い「ヤロヤッタナイ」に】
西:僕もちゃんと調べました。1970年、ザ・ドリフターズがアレンジした冗談炭坑節を歌ってますねぇ 
中:何調べてんだよ。気になりますけど!今回はどちらの民謡か?まず常磐炭鉱の場所は福島県ですね 
西:じゃあ福島 
中:日立市の煙山喜八郎が歌い、そして那珂湊の谷井法童によって広く歌われていった 
西:じゃあ茨城 
中:東日本大震災後、いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールが常磐炭坑節で踊った 
西:これはもう福島 
中:僕らの師、小沢千月先生の教本には茨城と記載されてました 
西:茨城で決まり 
中:後に栃木県マンガン鉱山で、常磐炭鉱節を基にヤロヤッタ節が歌われた 
西:栃木 
中:もうふざけてるでしょ笑!ちなみにいわき市役所に問い合わせた所、丁寧にどちらの県にも愛されているとのお答えを 
西:じゃあどちらも 
中:もういいよ笑!じゃあ福島で生まれ、茨城で育ったで良いですか?  
西:なるほど!ラモス瑠偉はブラジルで生まれて、心は日本
中:分かりづらくするなよ。北九州の筑豊炭坑で北九州炭坑節が流行り、その切っ掛けで東日本でもこの曲が脚光を浴びました。結果、民謡はその場にとどまらず、各地に広がり変化を遂げる、あるべき姿でしょうね 
西:色々調べてくれてるみたいだけど、手柄は折半? 
中:どっちでもいいよ

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