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面倒くさいことをしよう

最近、色々な人によく言われます。
「昨年からの巣ごもり需要でDIYが流行ってるから業績いいでしょうね」

はい。確かに業績はいいですね。(嫌な奴か)
ただ、背景がちょっと違うと感じてます。

例えば、キャンプ。
自分でテントを張って、食材を買いに行って火をおこして調理して、後片付けして、家に帰ったらまたそれらを片付けなきゃいけない。
考えるだけでも面倒くさい。

旅館に泊まれば、お風呂は湧いてるし、食事は出てくるし、布団は敷いてある。

例えば、DIY。
子供部屋を塗装しようと思えば、下地処理して養生して準備だけで疲れる。そこから塗料を塗って乾燥するのを待って養生を外して後片付けをする。
天井なんて塗ろうものなら顔も髪もペンキにまみれ、首はおかしくなる。(笑)
考えるだけでも面倒くさい。

プロの職人さんに頼めばきれいに仕上げてくれるし、汚れないし首も痛くならない。

でも、本当の感動もないかもしれない。

一緒に部屋の壁を塗った子供は大きくなってもこの日のことを覚えてると思う。
「そういえば、この壁パパと塗ったね。」って。

今、この「面倒くさいこと」をする人が増えてます。
みんな気づき始めたんです。
本当に価値があることはなにか。豊かさって何なのか。
本当に大切な人は誰なのか。

昨年から世界中の人達の暮らしに対する考え方が大きく変わりました。
これは一過性のものではないと思ってます。

私たちは何年も前から
「DIYをブームではなく文化にしたい」と言い続けてきました。

日本ではまだまだ、「日曜大工」というイメージがあるDIYですが、これからは 「生き方」「暮らし方」だと捉えています。

DIYという言葉で様々な変化を世の中に起こしてきた私たちが次にすべきこと。 それは、DIYという文化をもっと広い意味で、自分らしい暮らしを実現するための思想にして、世の中に広めていくことです。

シンプルに自分らしい暮らしをしたいと願う人。
私たちはその人たちの全力を全力で応援するために存在しています。

私たちが事業を通して目指すこと、それは自分らしい暮らしをつくる人が 増え、「らしさ」があふれる世界になることです。

「らしさがあふれる世界を」

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