タマムシに出会えた
こんばんは、Jack.Dです。今日も一日お疲れさまでした。
今日は美しい昆虫に出会えました。生きているタマムシに出会えたのは久しぶりのことです。齢50歳間近になりますが、美しいムシに出会うことができ、思わず嬉しくなってしまいました。少年の頃、カブトムシ、クワガタムシなどちょっと貴重なムシに出会った頃のトキメキ、あの頃と何ら変わっていない自分の感性に「まだ老いていない」ことを実感しました。自分の気持ちはあの頃と何ら変わらない。これを確認できたことがとても嬉しく思いました。
羽がちょっと変になってしまっていて、飛べそうにありませんでした。しかもアスファルトで舗装された道路に転がっていましたので、すぐにスマホで調べた結果、ケヤキ、エノキ、ムクノキ等の葉を食べるということが判りました。ちょうど自宅の庭にムクノキが生えていましたので、そこに放しました。しばらく、庭のムクノキの枝であちこち移動していたのですが、程なくして姿がみえなくなってしまいました。庭のムクノキに馴染んでくれることを祈るばかりです。
一方で、今日初めてアブラゼミの鳴き声を聞きました。しばらくすると「うっとおしく感じるセミの声も初めて聞いた今日は心が踊りました。少し前に聞いた「ニイニイゼミ」の声にも心が躍り、もう間もなくすると聞こえてくる「クマゼミ」の声にもきっと心を躍らせることでしょう。
「ああ、夏だ~!」
今となっては大嫌いな季節になった「夏」という季節になぜにここまで心を躍らせてしまうのか分かりませんが、まだ少年の頃の思いが残っていたということであったならば、嬉しくもあり納得も行く理由であろうと思います。この気持ちを60歳になっても、70歳になっても大事にしていきたいと思います。
そういえば、欧米の方々には秋の虫の声が聞こえないという話を伺いました。日本人であれば秋のスズムシ、コオロギやマツムシの「チンチロリ~ン」という声は風流に感じることでしょう。それが欧米の方々には雑音にしか聞こえないそうです。不思議なものですね。
最近のここ日本においても四季の境があいまいになりつつありますが、それなりに季節感や風流はまだ感じることができています。これを感じることができる方は日本人の心をもった方とお見受けします。その感受性をいつまでも大事にしていただき、後世の方々にぜひとも受け継いでもらえたら幸いです。
もうそろそ、くちなしの花の季節も終わりそう。ことしもそのかぐわしい香りを有難うございました。また来年もぜひともその美しい香りをお願いたします。
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