藍子/社会人劇団役者

2023年に入って日記を書き始めましたが、3日で心が折れました。 日記は向いてないので…

藍子/社会人劇団役者

2023年に入って日記を書き始めましたが、3日で心が折れました。 日記は向いてないので不定期で思うことを吐き出していきます。 社会人劇団に所属する小物役者。

最近の記事

私の尊敬するスーパーおばあちゃんの話

母方の祖母が亡くなった。 94歳と359日。 誕生日プレゼント何にしようかなと悩んでるいた矢先の事だった。 せっかくなので今回は、私の尊敬するこのスーパーおばあちゃんの話を少し。 何がすごいって、まずこの歳で絵文字たっぷりのメールが送られてくる。 孫の誕生日は全部覚えていて、毎年おめでとうの電話をくれる。 ユーモアがあって上品。肌が年々ツヤツヤになっていくのは何の魔法? どこの化粧水使っているのか聞いたら、スーパーでも売っている安価な化粧水だった。 孫たちが影響されて

    • うちの猫は世界一可愛い

      2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)の日だ。 この日は猫自慢をしていいという噂なのでうちの猫について書こう。 うちの猫は世界一可愛い…と猫飼い全員が思っていると思う。 そしてそれは間違いではなく、猫の数だけ世界一は存在するのだ。 実家の猫は左目に障害があり、右耳も大きく欠けている。 野良だった子を保護したので、正確な年齢はわからない。 ケンカか事故か虐待か、大怪我をしてガリガリになっているところを保護した。 というわけで、見た目はお世辞にも整っているとは言えない。

      • 好きこそものの上手なれ

        絵が描けない。 いや、昔は得意だった気がする。 いつから苦手になったんだろう。 私が通っていた幼稚園は、芸術分野に力を入れていた。 絵に関しては、「絵の具は色の3原色+白と黒しか使ってはいけない」という決まりがあって、小学校に上がってから同級生が緑の絵の具を使っているのを見て衝撃を受けたものだ。 (緑は黄と青を混ぜて作る) 幼稚園で英才教育(?)を受けた私は、小学校では絵が上手い方だったと思う。 現に、小学校2年生の時に芋掘りの絵で大きな賞をもらっている。(内閣総理大臣

        • イライラしない生き方

          例えば居酒屋でお刺身が出てくるのが遅かった時。関西人はよく「今釣りにいってるわ」という。 ハンバーグなら「牛捕まえに行ってるんちゃうか」焼き鳥なら「今鶏絞めてるんやろ」 みたいな。 こういう考え方がとても好きだ。 誰かに怒りをぶつけるのではなく、店員さんも一生懸命やってるんやろと考える。 先日、友人と居酒屋に行った時。 『音速のアテ』とかかれた、まあいわゆるスピードメニューと、あと何点か料理を注文した。 ところがいつまでたってもアテが来ない。 さんざん待ったあげく、スピ

        私の尊敬するスーパーおばあちゃんの話

          神社とウグイス

          今朝、ご近所でメジロを見た。 小ぶりで綺麗で可愛らしい。 そういえば最近までメジロのことをウグイスだと思っていた。 まあでもこれは仕方ないだろう。 梅に鶯と言うが、梅にとまるのはほとんどがウグイスではなくてメジロだそうだ(ウグイスは昆虫食、メジロは花の蜜を好む) と、朝からウグイスの事を考えていたら、神社で聞いた風流な話を思い出した。 2020.4月。 コロナ禍真っ最中でやることがなく、やたらと散歩する人が増えていたころ。 私もその中の1人だった。 何度か前を通った

          京都の雑貨屋さんにて

          手づくり市や、雑貨屋さんで可愛い小物を買うのが好きだ。 キノコの形をした謎の生き物とか、小さな瓶詰めの鉱石とか、素焼きの陶器のお家とか、 可愛いものに一目惚れしては買い漁り、今や玄関とテレビの前はカオスな状態になっている。 先日京都に行った。 雨がパラついてきて慌てて入った雑貨屋さんにそれはいた。 5センチくらいの赤鬼と青鬼。 推している芸人さんになんとなく似てる気がしないでも無い。 片方は大豆、片方は金棒を持っている。 なんとも言えない虚無感のある顔。 「ぐぇーか

          京都の雑貨屋さんにて

          人見知りのお買い物事情

          アパレルショップで洋服を見ている時「それ新作なんですよ〜」とか話しかけられると、頭の中で 『終ーー了ーー!!!』 と鐘がなる。 「あ、へーそうなんですかあ〜」と言いながらバックステップ。そのままそそくさと店を出る。 わかっている。店員さんが良かれと思って話しかけてくれてるとか、店舗の方針があるとかそういうことは。 なんだろう、まず会話が続かないのが申し訳ない。 あと、お勧めされると買いませんって言いづらくなる。 「普段はどういう格好されるんですか」とか「上着はどんな

          人見知りのお買い物事情

          私の中の天使と悪魔

          朝起きるのがつらい。 寝ても寝ても眠くて、先日は久々に「寝てていいよ」が発動してしまった。 「寝てていいよ」というのは睡眠不足の時や、気持ちが落ち込んでいる時の朝現れる現象で、 平日なのに「今日は休日だよ。寝てていいよ」 とか もう7時なのに「まだ5時だよ。寝てていいよ」とか 「あれれ?アラームの時間かけ間違えてるよ!あと1時間寝れちゃうね!」 と、頭の中にささやいてくる悪魔のことだ。 アラームの音で叩き起こされた時、寝起きでこれが頭に入ってくると、寝ぼけてアラームを

          私の中の天使と悪魔

          雪で童心にかえる

          10年に一度の寒波だという。 普段滅多に雪の降らないところに住んでいるので、積もってくるとやはりテンションが上がる。 仕事場を出たときはただ刺すように寒いだけで雪はかすかにチラつく程度だったが、地元に帰ってくるとふわふわと軽い雪が舞っている。 スーパーに寄って、レジにならんでいると、外はどんどん吹雪いてきた。そして私のテンションはどんどん上がってくる。 マフラー、手袋、帽子、耳当て、ダウンジャケット(フードをかぶる)という完全防備。さあ後は家に帰るだけだ。 基本的にポ

          雪で童心にかえる

          靴を見る

          イタリアでは「その人の履いている靴は、その人の人格そのものをあらわすものである。」という言葉があるらしい。 私は人の足元に興味がない。 街を歩くときは基本的に自分の殻に閉じこもっている事もあり、人の靴を見る事はあまりない。 だがちょっと前に人の靴をまじまじと観察する機会があった。 大阪中心部の駅。私の前を地味めなOL風の女性が歩いている。 女性がエスカレーターに乗り、私も少し離れてその後ろに乗り込んだ。 エスカレーターなので、女性の姿がスーッと私の前で上昇し、履いてい

          悪夢見すぎていっそ楽しみになってきた。

          毎日のように悪夢を見る。 世の中には夢を見ない人もいるというのが驚きなくらい、毎日夢を見る。 多いのが ・目的地にたどり着けない夢。 ・何かから逃げる夢。 ・劇団の本番で大失敗する夢。 だいたいこの3つを、いろんな場所やシチュエーションで繰り返している。 日常生活で、理想があるのにやり方がわからないとか、やらなきゃいけないことから逃げているとか、端的に舞台本番へのプレッシャーを感じて見ているのだろう。 なんてわかりやすい私の深層心理。 ところが、たまに私の心理状態どう

          悪夢見すぎていっそ楽しみになってきた。

          自意識過剰で困っていること

          気にしすぎる性格だなと思う。 いわゆる自意識過剰というやつだ。 アメトーークで「生きづらい芸人」というのがやっていたが、ものすごーく胸にささった。 特にイワクラさんと吉住さんの話。 あんなに面白い芸人さんでもそうなんだな…。 先日、エレベーターで後から乗り込んできた先輩の部署が一瞬どこだったか思い出せなくなり、行き先階ボタンを押せなかったことを丸3日気にしている。 あと昨日、駅で前を歩く女性のかかとに足が当たってしまった時に「すいません」と謝る声が小さすぎたかもと凹んで

          自意識過剰で困っていること

          雑念まみれの写経体験

          これは2017年の秋の事。 その年私は夏頃から、写経がしたい写経がしたいと言っていた。 写経がやりたすぎてTSUTAYAで写経セットなるものを買った。 でもどうせやるなら京都かどっかのお寺がいい。蝉の声、木々のざわめき、和室を通り抜ける風…そんなものを感じながら心穏やかに写経をする。 いいじゃないか。 極度の人見知りである私は、そんな新しい体験に一人で挑戦するのは難しい。 しかし幸いなことに、友人も興味があるらしい!予定を合わせて、9月に2人で写経体験に行くことになった。

          雑念まみれの写経体験

          スタバで一番かっこいいメニュー

          スターバックスで一番かっこいいメニューは『カフェミスト』だと思う。 という話を友人にしたら、「かっこいいってなにwww」と笑われた。 なぜわからないのかと憤慨したが、よく考えたらこのかっこいい『カフェミスト』の存在を私に教えてくれたのがその友人だった。 学生のころ、私がキャラメルフラペチーノを注文している横で、彼女が「カフェミスト トールで」とスマートにマイボトルを差し出しながら注文をした時に衝撃を受けた。 まず、甘くないコーヒーという時点でかっこいい。 しかし、ドリッ

          スタバで一番かっこいいメニュー

          耳の辺りが大渋滞

          帽子が好きだ。 単純におしゃれのために被っているのもあるが、人の視線があんまり得意じゃ無いので、視線をシャットアウトできるのが心地いい。 365日中350日くらいは帽子をかぶって出かけている。ここ数年はキャップがメイン。 キャップを被り、アジャスターの部分から長い髪を出してシュシュでまとめるのがいつものスタイルになっている。 イヤリングが好きだ。 髪が長いので、たまに金具部分に髪が絡まる鬱陶しさはあるが、役者をやってるとピアスは不都合があるのでイヤリングにしている。 耳

          耳の辺りが大渋滞

          読書教育について

          うちの家族は本を読まない。 私以外。 物心ついた頃から、小説はおろか漫画も一切家に無かった。 あったのは数冊の、辞書・自己啓発本・歴史資料・書道の資料・図鑑 あとは絵本が少し。 ところが私は、小学校に上がる前から本が好きで好きで、毎週のように図書館に連れて行ってもらって、自分と父の図書カード貸出限度目一杯本を借りて帰っていた。 母曰く赤ちゃんの頃から、なんならお腹にいた頃から読み聞かせを聞いていたからではないか。という事らしい。 確かに、幼稚園の教育方針で「読み聞かせ

          読書教育について