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フィリピンケセラセラ

【台風多発国、フィリピン】

台風が去り、清々しい秋晴れとなっています。台風と共にコロナも洗い流されていったのではないでしょうか😀

何だか最近は毎週大型の台風がフィリピンを駆け抜けています。大きく報道される割には、私の住んでいるエリアはさほど影響がなく、〝今回も大したことないだろう〟と甘く見ていたらTyphoon Ulysses(フィリピンでは、アルファベット順に台風に名前を付けます、今回は「U」)はけっこう強力でしたね。街頭の木が根こそぎ倒れているのもありました。

ここ数年、台風シーズンに大きな台風が全然来なかったので忘れていましたが、フィリピンは毎年台風で大きな被害が出ています。毎年大きな被害が出ているのに、毎年同じことを繰り返すのはなぜだろうか、とフィリピン在住初期の頃は疑問に思っていましたが、今では疑問にすら思わなくなりました^^私もだいぶフィリピン化していますね。

台風で大きな被害を受けても、立ち直りが早い!!というのが、私の印象です。

いざという時のために備えるよりも、その備えを使って今を楽しむ。後のことは後で考える。なので、フィリピンではマンションやコンドミニアムの物件所有者が火災保険や地震保険に入っていません(まれに入っている人もいるかもしれませんが)

物件オーナーに、〝なぜ保険に入らないのですか?〟と一度聞いてみたことがあるのですが、逆に〝なんで保険に入るのか?〟と聞き返されてしまいました。

起こるかどうかもわからない、火災や地震にお金を費やす必要なんてありますか?と言うことですね。納得です。でも台風は、ほぼほぼ毎年来るんですけどね(笑)

【2021年は自然が主役】

それにしても、今年はコロナ&連続台風と自然の猛威に晒され続けています。コロナが落ち着き、医療従事者の海外渡航が認められて喜んでいたら、今度は台風の波状攻撃。フィリピン政府の気分が変わって、〝やっぱり渡航禁止〟なんてことにならないことを願いつつ、ケセラセラの気持ちで過ごしています。

【ツキを呼び込むコツ】

私は小学生の頃から麻雀やカードゲームなどギャンブルをしていました。両親から仕込まれたのです。家族で食卓を囲んだ思い出はあまりありませんが、雀卓を囲んだ思い出はたくさんあります。

正月には、両親からお年玉をもらい、それを原資にして家族麻雀をしていました。夜通しやったこともあります。お年玉を全部巻き上げられることもあれば、倍以上になることもあります。

そんな勝負事の世界で身に付いたのは、流れを読む力です。今誰に〝ツキ〟があるのか、ツキがある人、ノッている人には、どうあがいても勝てません。自分にツキがない時は、麻雀でいえば、最小限のダメージでその局を終わらせてツキを変えていくことが大切になります。

大局で見ていくと、必ず自分にもツキが回ってきます。そのツキを呼び込むには、負けている時の姿勢が重要です。特に、負けてお金を払う時に、潔くスパッとお金を出して、勝った相手に〝よかったね〟と言えるかどうか。

それで次のツキの行先が変わります。そのあたりの姿勢は父親から学びました。ある意味、勝負師としての英才教育を受けていたのかもしれませんね😄

2021年もみんな大変だと思います。フィリピン人の皆さんも大変です。ただ、この大変な時にどのような姿勢で臨むかが、実は問われています。

今朝出勤したら、エンジニアのフィリピン人の男性が、〝家の1階が膝上まで浸水して、家財道具をすべて2階に運びました、あはは~〟と近所の写真を見せてくれながら笑っていました。

だからフィリピンは大丈夫です。そして、フィリピンの未来も明るいです。

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