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【マッチプレビュー】ブライトン vs アーセナル 「戦術ボードとリアルの差」

ご覧いただきありがとうございます。じゃっくです。
今回は22-23プレミアリーグ第18節、ブライトンvsアーセナルのマッチプレビューです。
早速本編に参ります。

Match Fact from BBC

【欠場】

BHA:カイセド、マクアリスター、ウェルベック、ウェブスター
ARS:ジェズス、ネルソン、スミス=ロウ、冨安

【Head-to-Head】

・ブライトンにとって「アメックスでのアーセナル」は好相性。直近5試合で2W2D1L。
・ブライトンは「アーセナルがPLでの対戦において負け越しているクラブ」の一つ。3クラブはマン・ユナイテッド、リバプール、ブライトン。

【Brighton】

・現在7位だが、7位での年越しはクラブレコード。(現在の記録は9位)(イギリスでは今節が2022ラスト)
・ポッターとデゼルビを今季のアメックスでの戦績で比較すると、3W0D0Lと1W1D2L(ポッターえぐくね….)

【Arsenal】

・直近13シーズン中9シーズンで”首位で年越ししたクラブ”が優勝している。
・アーセナルは今季アウェーで最もクリーンシートを達成しているチーム(8試合で6コ)
・今季全試合で得点を挙げている唯一のクラブでもある。(15試合連続得点)

参照:https://www.bbc.com/sport/football/64083699


盤面予想

【予想スタメン】

今節のブライトンはCHが危機的。大黒柱であるマクアリスターカイセドをW杯休暇、累積で欠くことになります。非常に厳しい状況です….。またチーム唯一の”スタメン級の純粋CF”であるウェルベックの出場も不透明。これもまた厳しい状況です。

【ビルドvプレス】4-2-4 v 4-1-2-3

アーセナルの4-1-2-3同サイド圧縮
攻略法:いつも通り。再現性の勝負。

アーセナルのプレスの基本形は4-2-3-1ですが、今節は4-1-2-3と予想。
理由は、「同サイド圧縮の原則に従うとそうなるから」です。実際に第9節スパーズ戦ではスパーズの3-2-5ビルドに対して、LCHジャカをIH化し、スパーズの2CHに2IHをぶつけています。
したがって、4-2-4ビルドのブライトンに対しても4-1-2-3化してくると思います。

ブライトンとしては「いつも通り」で良いと思います。実際に第15節では同じ4-1-2-3のウルブズに対して4-2-4ビルドを選び、プレス回避に成功しています。
ただチーム全体のプレス/ネガトラ意識の高さや、ウルブズのDMがネベスだった一方アーセナルは世界最高峰DMのパーティであるため、ウルブズ戦とはわけが違ってくるはず。いつも通りのパフォーマンスを発揮して、美しいビルドアップができたら最高ですね。

【プレスvビルド】4-4-1-1 v 2-3-5

ブライトン:4-4-1-1同サイド圧縮

アーセナルのビルドは2-3-5
そのためブライトンとしては、プレスにおいても「いつもの型」(4-4-1-1)で良いと思います。実際に、第10節でアーセナルと対峙したリヴァプールは4-4-1-1を採用し、ある程度の成功をおさめていたように見えました。


おわりに

アーセナルは現在首位ですが、自分たちのいつもの型が使える相手なので特別相性が悪いわけではないと思います。でもコレはあくまでもボード上の話。実際のピッチ上では、ボードでは表せない部分で差が表れる可能性は高いです。
カイセドやマクアリスターなど絶対的な軸は居ませんが、首位のチームとブライトンにどんな差があるのか。非常に興味深いです。
元日決戦。楽しみましょう!

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