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再生医療で膝軟骨を再生!

このブログは、私と同じ手術を検討されている方や決めたものの手術へ不安を抱いている方へ少しでも役に立つ情報をお伝えしたいと思い、発信を始めました。

私は東京在住40代後半、2児の父親です。この手術の為に仕事を休業しました。手術名は、関節鏡下軟骨採取術(左膝)、鏡視下自家培養軟骨移植術(左膝)、遠位大腿骨骨切術(左脚) 。採取と移植はセットで、JACCとも言われています。骨切は脛骨もあります。JACC、もしくはJACCと骨切であれば、左右関係なく私と同等の手術となります。

ブログを書くきっかけとなったのは、まだこの術式(2013年)が新しいため、症例数が少ない(800症例※2019年5月末現在)、やっている病院も少ない、且つ患者目線の情報も少なかったからです。そこでこの手術はどういうものか、術前・術後の入院生活はどういうものか、退院後の生活を患者目線で発信し、もし今後この手術を決めかねている方、決められた方への一助になればと思い、始めました。あくまでもこのブログは個人的見解です。症状の個人差はありますし、病院や医師によって経過がことなるケースもあると思います。何より大切なのは担当医はじめ医療従事者のご意見です。それをベースにこのブログが参考になれば幸いです。

ブログを綴る前に、この手術の決断へ導き、入院不在時に双子の子供たちを一人で見てくれた妻に感謝を伝えたいです。そして、手術のきっかけとなった診察をしてくださったY医師、完璧なオペをしていただいたK医師、入院中も色々と気にかけていただいた医師、病棟看護師、スタッフの皆さん、そして自分のことの様にリハビリをしていただいた担当理学療法士(PT)のOさん、そしてMさん、Tさん、Hさん、最後にこの環境を整えていただいているK総合病院へ言葉にはできない感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

次号から手術について、入院生活について、退院後の生活について、詳しく発信していきます。今号は、私がこの手術を受けるまでの経緯を簡単にお伝えします。

2019年8月、膝が痛くてスポーツや走ったり、重いもの持つことを常時続けられない、続けると水(関節液)が溜まって腫れる、膝が曲がらない、たまに膝が抜ける感覚がある、正座ができない。そんな左膝でした。その状態を見て、妻からネット上でK総合病院(子供を出産した病院でもある)で膝軟骨の再生医療をしていると調べてくれました、しかも都内にサテライトクリニックがあり、そこで外来受診できるというので、藁をもすがる思いで診察を受けた。
結果は、膝軟骨の一部が大きく損傷し、骨まで削れている。このまま行くと変形性膝関節症になってしまう、ということでした。そこで軟骨移植の提案を受けました。
聞けば、自分の軟骨なので拒否反応が少ない、スポーツがまたできる、費用も保険適用で高額医療費制度を利用すれば負担は軽減できるということでした。
担当医Y先生から術後のなりたい姿(=目標)を問われ、息子とサッカーをしたいと告げましたら、1年後にはできる、とおっしゃったのが決め手でした。「この手術をして良くなることしかイメージできず、ワクワクしました。」
しかし、仕事を休業することでの経済的不安が一番あり、やらない選択肢で決めようとしましたが、最終的には妻からの一言「今、やるべきでしょう!」で決断した。

現在、リハビリ中ですが、一歩一歩完治に向かっています。

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