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出世、、、「そこじゃない」

出世したくて会社で頑張っている人はすごいと思うし、そういう人を否定するわけではありません。

出世と言われると、収入が増えるというイメージが一番にくる。
それはそれは魅力的であることは間違いないですね。

しかしながら、出世したいと思う人はきっと収入以外の何か目的があるんだろうなぁと思います。

最近みた記事で「出世したい人が激減してる」というものがありました。
そして私も首がもげるほど頷き、納得した。

自分のスキルが上がらない、時間もなくなる、それが役職か。

収入がその立場の責任に比例するのであれば、その職場は私には合わない。
もちろん判断や管理を任せれるほど、これまで信頼を得るような仕事をしてきたんだろう。しかしながら、一方でその役職は年功序列的なものが絶対にあると感じる。

私はというと、、、
入社半年で役職が1つ上がりました。
もちろんそれに伴い給料も上がりました。
しかし、私の中の定規はそれだけを測ってる訳じゃない。

役職を得て、失ったものの大きさは想像を超える

役職を得て、メリットだったことは数万円の昇給。万単位で上がったのは驚いたし、ありがたいとも思った。
でも、そこじゃない。
金額云々ではなく「満足するかどうか」なんだなぁと。

たしかに発言権は得られたし、任せられる範囲も増えました。でもそれを行使するところなんてないくらい、その他の業務が増えたわけです。

高収入を求めない代わりに、プログラミングなりサービス開発のスキルアップの機会を重視していました。

この期間はむしろ安月給でもいいから、新しいスキルを身につけたい、そして多く挑戦したいと思って。
そして、最初は順調に自らのスキルアップができますが、役職が上がるとどうだろう?

残業は増え、報告のために数時間かけて資料を作り、チャットへの対応で集中力と時間を奪われる。

そして、何より自分の成長につながるものが少ない。とりわけエンジニアとしてのスキルは全くと言っていいほど伸びないことを実感してます。(だから出社時の電車の中では、個人的に勉強してます。もちろんそれは個人開発のための。時には仕事にも役立つのでよき。)

時間(自分だけでなく家族の時間も)を無くし、スキルアップも見込めないとなると、役職のおかげで失ったものは多いと思う。

正直、自分には現場が向いてる(気質として)。管理職ではなくエンジニアでいたいのだろうなぁ。

(ただし、アプリケーション開発におけるPMに関しては、いい勉強をさせてもらえてると感謝もある。中規模アプリの開発で本物のPMをプロジェクトの一員という立場で見れているのは大きいです。そして、そこには10000%エンジニアとしての知識が必要であると実感しました。)

常にスキルを吸収し、拡張し、経験して、という場に身を置きたいし、そうしなければ「どこでも働ける」は達成できない。

ここで得たいのは、役職ではなくて経験とスキル。給料はそれに見合ったものでいい。(ここの「見合う」は私が図るもので、乖離があれば会社と自分の価値観の違いだからお別れすれば良い。お互いのために。)

先輩を見てるだけで「管理職にはなりたくない」と思える

まさに

定額働かせ放題

(前職を思い出すぜ〜w)

年俸になった分、残業代がなくなる。
正確には

みなし残業45時間

みたいな感じなんじゃないかな?
そして遅い時間にも連絡がバンバン来て、夜遅くまで会議、取引先との付き合いで飲み会、多忙過ぎる上に責任も負う(全て想像でしかないですが)。

現代の労働世代は「高給」よりも「余裕」を求めるんだと思う。
私自身、「時間」の方が価値が高いと思っています。自分(家族含む)の時間にゆとりがあれば、その時間で適度に複業すればトータルして生活に困ることないくらいの収入になる。

そして複業はより柔軟なワークスタイルでいければ、QOLも上がるし、収入源を複数持てることになり安心も得られる。

というわけで、出世をちらつかせたところで…

今の世代は昔と違って、そこまで「ステータス」にこだわりはないし、派手な生活ができるような「高給取り」を目指しているわけでもないというのが現実かと思います。

多くの労働者世代は、「そこそこ」を重視しているんじゃないかなぁと。

時間も所得もそこそこある状態。

これが1番高いパフォーマンスを発揮できるところなのかなぁと。

これからの働き方をちゃんと考えているし、働かせ方も現実を見て、独りよがりじゃなく考えていかなければならない。

そして、人によるかもしれないが「昇進」をちらつかせて相手のモチベーションを上げようとしているところを見ると、カッコ悪いなぁ〜とも思う。

どうせなら、

これをこなしたらボーナス500万だ!

って金額で言ってくれた方が気持ちがいいもんだ。

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