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「飲み会」の位置づけ

久しぶりのNoteになりましたが、、、

さて、忘年会シーズン突入!!この時期になると何かと飲み会や外食が増えてきます。

そんな今日この頃、妻が夜勤明けに落ち込んでいる様子だったので、話を聞きました。

その内容がちょっと私の心をもやもやさせました。今日は子育て夫婦の飲み会の位置づけについて書いていきます。

妻のモヤモヤ

落ち込んでいた妻の話を聞き、要約するとこんな感じです。

忘年会の次の日、妻はいつも通り仕事に。

私たちの親世代くらいの年齢の同僚(先輩)と勤務が一緒になったとのこと。

そこで、面と向かって言われたそうな、、、

「いくら忘年会だからといって、小さい子どもがいる母親が夜帰ってこないのは非常識じゃない!?子どもがかわいそう!」

とのこと。

妻自身、なぜ赤の他人にそんなことを言われなければならないのか。そして「非常識」とは誰の物差しで非常識と言っているのか。もしかしたら自分が本当に非常識な人間なんだろうかと。

そして、その一方で子どもたちに寂しい思いをさせてしまったことを後悔している様子。

そのモヤモヤがあったからか、夜勤明けでAM3時に帰ってきてから、その日の息子のお弁当と私のお弁当を作ってくれていた。

「最近、とっと(我が家では私は「とっと」と呼ばれています)に対する感謝の気持ちを忘れてた気がする。毎日こどもの面倒を見て、家事もやって、私のお弁当も作って。」

「それに、子どもたちとの時間も少し少なすぎたかな・・・。こどもたちにも寂しい思いさせてたのかなって・・・。」

私としては、後者の「こどもたちに寂しい思いさせるてるな」って言うところに関しては、「確かにそうかもなぁ」と思うところもありますが。。。


前者の「私にたして感謝の気持ちを忘れてる」というところに関しては、妻が悩むことではないと思っているし、そもそも赤の他人に「常識・非常識」ということを言われたくないなぁと。

「感謝の気持ちを忘れてる」って考える時点で、私のことをちゃんと考えている証拠。それだけで十分だと思う。「家事育児をしてくれることに感謝」という気持ちだけでいい。

私は夫として当たり前のことをしているだけなのです。妻はその分、フルタイムで働いてお金を稼いでくれている訳で。


「常識・非常識」を語るその職場の先輩、いつの時代の常識と非常識を振りかざしているのかわかりません。

その人に問いたい。

「あなたの旦那はこどもが小さいとき、1度たりとも飲み会に参加していないんですね?家に帰ってこない日は1日もなかったんですね?」

と。

私の家庭は、他の多くの家庭とは違い妻がメインで働き、私が家事育児しながら簡単な仕事をしています。

多くの家庭の「お父さん」が飲み会に行くのと、私の妻が「飲み会」に行くのは同じことなんです。

我が家での飲み会の位置づけ

飲み会に行くことはお互いに悪いことだとは思っていません。もちろん限度はありますが、日々仕事でストレスが溜まったり、家庭のことでもモヤモヤしたりするでしょう。

そんなときは飲みにいけばいいよ!

お互いにそんな感じです。

我が夫婦はどちらもお酒が好きです。一緒に晩ご飯を食べるときは、ほぼお酒も一緒です。

「プッハー!おつかれー!」

って感じで、お酒を飲みつつ家族団らんの食卓です。

でも、家庭で飲むだけが全てじゃないってこともわかってます。

職場の人との飲み会や、友達とちょっと遅くまで飲むこと、それはまた違った楽しみでもあるし、そこでしか話せないことだってある。

「飲みにいっておいで!」

そういえるのは、普段お互いに飲み歩くよりも家庭のことを考えて(夫婦、子どものことを考えて)いるからです。毎週のように飲み歩くことはありません。だからこそ、「飲みにいく」と言うときはできるだけお互いが気持ちよく飲みにいけるように、「いってらっしゃい!家のことは気にせず飲んでおいで!」と心から送り出します。

基本は宅飲み文化の我が家

「宅飲み」=家で飲むこと、ですね。

これは私が前職の時からです。後輩を家に連れてきて飲む。同僚の家で飲む。など、もちろんこれは家族ぐるみです。

妻も子どももみんなでわいわい楽しむのが基本!

こういうことができる人と飲むのが基本!一緒に飲む人たちも我が家にくるときはお泊まりの準備してきます。

そして開始時間は14時くらい。(早ければ12時とか・・・)

みんなで飲みながらご飯を作り、おしゃべりして。

子どもたちは、子どもたち同士おもちゃで遊んだり、料理の手伝いしたり。

ホームパーティー的な飲み会が我が家の宅飲み文化です!

仕事の飲み会

職場の飲み会や、友達とのたまにある飲み会。

「どうせいくなら、120%楽しんできた方が得!!」

それが私の考え方です。忘年会や新年会、職場の歓迎会など、社会で生きている限りそういった飲み会があるのは当然のことです。

そんな時に、

「パートナーに申し訳ない。こどもたちがかわいそう。だからあまり飲まずに帰らなきゃ。」

なんて思って飲み会に参加するのはもったいない!

後ろめたい気持ちだろうが、楽しむつもりだろうが、家にいないことには変わりないんです。

それなら、家族としての幸福度を最大限にするには、「飲みに出る人が120%楽しむこと」が必須ですよね。

家に残るパートナーと子どもの幸福度は若干のマイナスかもしれませんが、これって変えようがないことです。原因が「お母さんが飲みに出て家にいない」ということだとしたら、これを取り除くこと以外での幸福度のUPはできないんです。

そこで、、、

「飲みにいく人には120%楽しんでくる責任と義務がある!」

そして、帰ってきたときに、普段より少しだけやさしくなれたり、普段より少しだけ家のことをやってくれたら、それでいい。

家族全体としての幸福度はそれが一番高いんですよ!

夫がメインで働く家庭ならどう?

私も当時は自衛官でパイロットで、飲むのが大好きでした。

もちろん職場の飲み会も勤務以外の理由での拒否権はほぼ無いに等しい状況です。

そんな夫が飲みにいくのをその奥さんは「飲みにいってばかりで、最低!!」と言うでしょうか?

大抵の家庭が認めているのではないでしょうか?

夫が飲みに出るのが良くて、妻が飲みにいくのは良くないという理由が私にはわかりません。

妻が飲みにいくのは

もちろん、子どもが小さくまだ授乳中という状況であれば話は別ですが、子どもたちはもう2歳と4歳。自分のことは自分でできるようになってきたし、家の中で遊ぶのも上手になってきた。

私(お父さん)が面倒を見ることだってできるんです。

そもそも、

「夜はお母さんがいてあげないと!」

なんて言っている家庭は、どれだけお母さんだけで子育てしてきたのかと。

「お母さんじゃなきゃ寝かしつけができない」

「お母さんがいないと子どもが不安がる」

そんな状況である子どもがかわいそうだと私は思います。

お父さんが子どもの信頼を得られるような存在ではないからです。

お父さんが子どもに安心を与えられる存在ではないからです。

夫婦で子育てをしっかりやっていればそんなことはないはずです。

子どもたちはお父さん、お母さん、どちらも同じように頼りにするし、安心する環境であれば、どちらが不在にしたとしても、どちらかが一緒にいれば何ら問題ないではないでしょうか?

妻のモヤモヤに対する回答

他人の言うことは、そこまで真に受けなくていい。

特に「常識」だの「非常識」だの、言っている人のこと!!

私は私の家庭のことを一番理解しているし、それは妻も同じ。

信頼関係があるから、「今日は泊まりで飲みにいかせてもらうね!」といえるんでしょう。

その信頼の方が、私は嬉しい。

そして、帰ってきたときの妻の優しさは私やこどもにとっての、「ご褒美」だと思ってます。

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