アジャイル開発ってなんやねん
今日は新卒入社後半年で新規プロダクトのマネージャーになった小生から少し思ったことを書かせていただきます。
自分がジョインしてから約2週間、ついに1スプリントを全て経験することができた。
今回スプリント終了時に開発の振り返りと改善を行い、いろんな有益な修正ポイントが見えてきた。
①そもそもふりかえりってどないすればええねん?
今回はチームとしても振り返りをちゃんとするのが初めてだったらしく、
チーム18人全員で大きな部屋で行った。
まず1人目に話し始めた人は、アジャイル開発を経験したことのある人で「そもそもアジャイル開発ってこんなんだよね」と語り始めてしまった。
まだチームに入って2週間の私だが、チームの中で確かに実力のある人で信頼されているが正義ばかりを振り翳してチームの士気を考えて動ける人ではないと感じていた。
その1人目が話をえた瞬間に、空気は凍りついてしまい誰も話せない空気感になってしまった。
ここでの反省点はいくつかある。
まず大人数でかなり大きな空間でミーティングをしてしまったこと。他のメンバーが私は関与しませんという雰囲気になってしまったこと。ここはかなり大きい。
もう少し小さな空間または、もう少し近づいて話し合うべきであった。
そして次に、新入りの私がもっと馬鹿なふりをして空気を和ませられなかったこと。これは完璧に私の責任である。
どのチームに1人でもいる、実務はできるがチームプレイが得意でない人。この人とどう付き合っていくのかがリーダーとしての進化が発揮されると私は感じた。
②バックログ揃ってないねん
このプロジェクトは始まってからしばらく経っている。しかしアジャイル的に開発を始めてから約1ヶ月。まだバックログ(to do list)みたいなものはまだできていない。
ここをまずはっきりさせないと、アジャイル的に進めるとしても優先度や本当のコア機能が見極められない。
新人であることを生かしてここは私が対応すべきであると感じた。
現場の開発陣やデザイン陣が長期的目線を持てないのはある程度仕方ないと思うが、ここを常に思い出してもらうきっかけづくりを私がしなければいけないと感じた。
全体会がある度にここはうまく思い出せる仕組みを考えよう。
③バックログのオーナーとプロダクトオーナーの違いってなんやねん
自分は実力のないしがない新卒プレーヤーであるが、開発のイロハを心得ているベテランのバックログオーナーと私の役割の区別がわからなくなってきた。
私は、彼に基本的な進捗や進行が遅れた時の責任などを持っていただこうと考えている。
その場合私は何を行えばいいのだろうか?
本当に事業的な戦略とチームづくり、環境作りこれだけで良いのであろうか?
いまだに自分の役割を模索している小生であるが、
やはり自分はプレーヤーではなくあくまでリーダーである。自分は動かなくてよい。一旦このように割りきって進めてみようと思う。
最後に、
これは私をこれまで教育してくださった韓国人メンターの言葉であるが、
「お前は今士官教育を受けている。軍隊の司令部の役割だ。君が機能を失うとチームは解体してすぐに相手にやられてしまう。常に頭を使い戦略を立て、戦術が機能するように体制を整えなさい。」
自分はあくまで士官。
士官としてやるべきことをこれからも模索していこうと思う。
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