第四期雀魂Fリーグ結果速報・第二十九節

こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。
ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。
第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は5/11(水)に行われた第29節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

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第1試合A卓

起家はなんでも鳴けばいいというものではないのMasaki選手。ボーダー9位の後がないななない、今日の試合を落とすことは出来ません。南家はANC PURPLE BATSのウマナミ選手、今シーズンは思うような成績を残せませんでしたが節目の試合で意地を見せたいところ。西家はLuna de esperanzaの稚児選手。チームの状況はかなり厳しいですが、それでもトップを目指して打ちます。北家はBlack Cat Codeのエンデ選手。チーム全員で繋いだバトンで中間地点は目前、しっかりと第二走者に繋げたい。

東2局、2巡目にウマナミ選手が白のポンからスタート、混一を目指しての進行は間に合うのか?ウマナミ選手は果敢な攻めで3副露、イーシャンテンにまでいくと12巡目、親のMasaki選手から9m,1sのシャボ待ちのリーチがかかります。13巡目にウマナミ選手は自身のポンでラス1になっていた6pを引いてきて4-7p待ちのテンパイ、勝負あったかと思われました。同巡、稚児選手が引いた9mはMasaki選手のロン牌と同時に自身のテンパイ牌。3-6s待ちで追っかけリーチを打ちます。3対4、2軒リーチもあってどこかで決着がつくであろう今局は稚児選手が3sを一発でツモって先制。メンピン一発ツモドラ赤の3000-6000でリードを作ります。

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東2局は親のウマナミさんが稚児選手から満貫の直撃で東1局の和了点をそのまま持っていきます。東3局、8巡目に稚児選手が4枚目の7pを引いてきて暗槓、手牌のドラ対子を生かして大きな和了りを狙います。この槓で4-7pを必要としていた親のエンデ選手が苦しくなるかと思いましたがあっさりと4pを引いて3mとドラの6mの両面リーチをかけていきます。11巡目には稚児選手もテンパイ、カン2s待ちでリーチをかけます。しかし稚児選手の一発目のツモ、ドラの6mはエンデ選手のロン牌で三色のおまけつき。リーチ・平和・三色同順・ドラ2・赤・裏で倍満の24000の直撃を受けて稚児選手はいきなり箱下に落とされます。

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南場に入ってMasaki選手、ウマナミ選手が追いあげていき稚児選手も逆転にかけて直向きに打ち続けます。南3局、5巡目にウマナミ選手から3-6s待ちの先制リーチの声がかかります。これを和了ればオーラスでエンデ選手とのトップ争い、打点によってはここで決着がつけられるかも…そんな思いは次巡、エンデ選手からの1-4m待ちのリーチによって焦りにも変わります。この1局を制した方がトップに、そんな場面でしたがこのリーチの一発目にウマナミ選手は当たり牌の4mを引いてきてしまって放銃。メンピン一発赤2で8000の直撃はオーラスで満貫ツモで届かない点差に広がってしまい、さらには3着目のMasaki選手との点差は1300と一難去ってまた一難でした。

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オーラス1本場はウマナミ選手、Masaki選手は和了った方が2着。ウマナミ選手は8巡目に、Masaki選手は9巡目にそれぞれ平和のテンパイをダマに受けます。そして10巡目、ウマナミ選手がなんとかこれ和了って2着をキープ。エンデ選手のトップの活躍でBCCはレギュラーシーズン突破がかほぼ安泰となりました。少しでもポイントをプラスにしたかったMasaki選手は3着で次戦のチームメイトに託します。稚児選手は4着と悔しい結果に終わりました。

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この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・エンデ選手(Black Cat Coede)の試合後コメント
 ―トップ獲得おめでとうございます。
試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
久々の登板だったのでかなり緊張してました。トップが取れて良かったです。 次も頑張ります!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局0本場と南3局3本場。リーチ合戦で勝てたのが大きかったです。

2着・ウマナミ選手(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

エンデマンめ!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
何個かウマぶって失敗しました。馬の血が混じってるので仕方ないですね。エンデマンめ!!

3着・Masaki選手(なんでも鳴けばいいというものではない)の試合後コメント ―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
体調不良の関係で2ヶ月近くお休みをいただいていましたが、最終盤駆け込みで3戦戦わせて頂き規定対戦数に達しました。柔軟な対応をして頂きました関係者の皆様に感謝いたします。やれるだけのことはしましたので、ななないはポイント的になかなか厳しくなってしまいましたが残り2戦、メンバーが勝ってくれると信じて待ってます。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南1-0本場 親番 ドラ3s 配牌 [2389m47s東東南北發發發中] →7巡目 [2389m3467s東東發發發中] 配牌時点では萬子4枚索子2枚だったので、先入観で「索子に染まる可能性」を見落としてしまいました。ここで中を切ってしまいましたが、89mを落として「うっかり中を引いた時に大物手に変貌するルート」を残すべきでした(その上で結局染まらなくてもターツが足りているので実害がない)。この2~3巡後に中が来たのでかなり痛かったです。12000を2900にしてしまいました。着順1つ損してますね。こういう所がまだまだです。

(記・あさひなひなた)

第1試合B卓

起家はNEXUSの七ツ星北賽選手。SF進出するためにはトップの中でも大トップが欲しいところです。
南家には優曇華の花からRioss選手。ボーダー線直上の本チーム、残り4試合を逃げ切れるでしょうか。
西家は藁科マーライオンズ、藁科あおい選手。リーダーの連闘でシーズン首位通過を狙います。
北家にはONE CHANCEからpac選手。こちらも首位通過を狙って僅か8.1pt差の2位マーライオンズとの対決に臨みます。

東1局、Rioss選手は配牌赤2から次々と有効牌を引き入れ、カン8m待ちで先制リーチ。押し返せる手となっていた藁科選手がリーチ後に通った5mのスジ8mで後引っ掛けに捕まり、8000の放銃で御用となります。

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東2局1本場、痛い放銃となった藁科選手はドラを3枚引き込み一気に勝負手に。そして中盤に東を仕掛けて聴牌を入れます。七ツ星選手も北を仕掛け聴牌を入れますが、ここは藁科選手がpac選手から8000は8300をアガり、先の放銃分を取り戻しました。

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東場はRioss選手が満貫の和了後からコツコツ稼ぐのに対し、藁科選手はさらに満貫を重ねて計2発の満貫パンチで追いかける形となりました。

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南1局、是が非でもトップが必要な七ツ星選手は終盤に1mを仕掛けてドラのカン5s待ち聴牌。ビハインドを背負ったpac選手も長かった1向聴を乗り越え5s・9s待ちでリーチを放ちます。
このめくり合いは9sを七ツ星選手が掴み、pac選手の5200の和了となり3着4着が入れ替わりました。

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痛恨の放銃で親番が流れても七ツ星選手はまだ諦めていません。赤2の配牌をしっかり仕上げ、高目タンヤオ一盃口の1-4p待ちでリーチ。ド高目の4pは既に残り1枚でしたが、なんとこれを一発ツモ!
リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・一盃口・赤2の魂の3000-6000をアガり、トップと3500点差の2着目につけオーラスを迎えます。

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四者四様の思いが渦巻くオーラス、四人とも聴牌が遠く、重苦しい時間が続きます。先に動いたのは親のpac選手。形式聴牌を狙って仕掛けますが、一人が動くと他の選手も動き始めるのはよくあること。
7mを暗槓した藁科選手が次巡に聴牌を入れ、トップを見据えたリーチを放ちます。これを見事ツモり、2000-4000のアガりで3着から一気にトップとなりました。

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1着は藁科マーライオンズの藁科あおい選手。東1局の満貫放銃からのお返しと言わんばかりの満貫3発で見事首位浮上を果たしました。
2着は優曇華の花、Rioss選手。本手から躱し手と多彩な和了をみせましたが惜しくも捲られる結果となり、苦しいボーダー争いから逃れること叶いませんでした。
3着はNEXUSの七ツ星北賽選手。苦しい展開が続く中でみせた会心の跳満ツモでしたが二の矢を放てず、3着に甘んじる結果となりました。
4着はONE CHANCEのpac選手。ひたすら後手を踏む辛い展開で、首位を明け渡す悔しい結果となりました。

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(記・西向く侍)

第1試合C卓

起家はGENESIS・銀鏡蓮選手。チームは最下位という状況ですがここはベストを尽くすのみ。
南家は旧Fリーグ連合・TakaTea選手。チームはボーダーの優曇華の花と100pt差。今季全選手中最も低い放銃率を記録しているTekaTea選手の盤石の打牌に託します。
西家はGOLDEN BODENSとらふく選手。この息詰まる終盤、チームの命運は経験豊富な虎に委ねられました。
北家はTeam鬼畜流ブイヤマ選手。和了率はリーグ2位と攻撃力を遺憾なく発揮したシーズンとなりました。この終盤も鬼畜なアガリを連発できるか。

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東1局1本場、TakaTea選手は丁寧に手を育て8m・8sのシャンポン待ちでリーチ。
狙うは大トップ、親番を絶対に落とせない銀鏡蓮選手が高目の待ちの8mを一発キャッチしますがひとまず打点になるドラは手に留めます。
しかしテンパイを狙い続けた16巡目、親連荘のためにとったチーテンのテンパイ打牌で8mが出ていき放銃。
TakaTea選手のリーチ・ドラ3・赤・裏の12300の和了となりました。

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銀鏡蓮選手が連続和了で点数を戻し迎えた東4局。大人しくしていたブイヤマ選手が親番で火を噴きます。
まずは中から仕掛け赤5s、次いで赤5mまで切って6巡目にテンパイしたのはとらふく選手。
待ちは6-9s。ブイヤマ選手は索子が56689sの形で他は2メンツ1雀頭が完成しているイーシャンテン。
テンパイはだいたい放銃になりそうな形ですが12巡目、7sを引き入れてのテンパイを6-9s待ちを読み切ったリャンメン拒否の6s・5pのシャンポン待ちでリーチ。
この選択が大当たり。放銃を回避したばかりか6s一発ツモでリーチ・一発・ツモ・ドラ・赤の4000オール。今夜も劇場が始まりました。

東4局1本場もブイヤマ選手がドラの發を仕掛け4100オールの和了で早くも断トツに。
南2局、南3局1本場と流局となり迎えた南3局2本場はブイヤマ選手が5200は5800のアガリをダマで静かにTakaTea選手から討ち取ります。

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迎えたオーラス、ラス目のとらふく選手まで満貫ツモで2着条件が残りました。
TakaTea選手が大三元も見える形から中を仕掛け銀鏡蓮選手からは10巡目にリーチ。
TakaTea選手も小三元でテンパイし満貫放銃でも3着なことから勝負に出ます。
ラス目のとらふく選手は残り枚数で取った選択が悉く裏目になりながらも13巡目にようやく追っかけリーチ。
3者のぶつかり合いとなりましたが決着はつかずに3人テンパイの流局。親のブイヤマ選手が伏せて終局となりました。

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Team鬼畜流・ブイヤマ選手がチームのセミファイナル進出をほぼ確定させる大トップを獲得。攻撃に読みに鋭さが光りました。
2着は旧Fリーグ連合のTakaTea選手。こちらも連対獲得はSF進出がほぼ決まるライン。大きな2着です。
3着となったのはGENESIS、銀鏡蓮選手。腕を大きく振っていきましたが不発となってしまいました。
4着となったのはGOLDEN BODENSとらふく選手。ポイントがプラスになるとすぐに減ってしまうのはこのチームの定めか。和了も放銃もない焼き鳥でのラスとなってしまいました。GBは3戦を残しボーダー上に再び立つことになりました。

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(記・穹憧るか)

第2試合A卓

起家スタートは優曇華の花・蓬莱の玉の枝選手。チームはボーダー争い真っ只中でボーダー争いのチームとの負けられない戦い、リーダー自ら出陣しセミファイナル進出を決めたいところ。南家スタートはGOLDEN BODENS (GB)・穹憧るか選手。贔屓の球団の勝利に後押しされ、1戦目のチームラスを取り返し再びボーダー争いから抜け出せる勝利を目指します。西家スタートはBlack Cat Code (BCC)・なーいん選手。1戦目トップのBCCは大きなラスを取らなければ進出に近づくポジション。安定感のある魂天なーいん選手を起用しセミファイナル進出を安泰にします。北家スタートはLuna de Esperanza (るなすぺ)・稚児選手。「大トップを狙う打ち方をする」と試合前に話していた稚児選手、小さいトップすら要らない最後のギャンブルに臨みます。

流局で幕を開けたこの試合、迎えた東2局8巡目になーいん選手が大物手の聴牌。ドラ7sを切って6・9sの両面待ちか、8sを切って7s・白のシャンポン待ちの選択でなーいん選手は後者を選択。ツモった時の三暗刻やドラが出ていかないなど打点を重く見つつ白の出和了り期待で和了率がそこまで落ちないとの判断でした。2巡後に蓬莱の玉の枝選手が一盃口含みの3m・発のシャンポン待ちで追いつきリーチで対抗します。さらに次巡稚児選手が1p・8pのシャンポン待ちで追いつきこちらもリーチに踏み切ります。待ちの枚数は稚児選手が最も多かったのですが、シャンポン対決を制したのはなーいん選手。裏も乗って倍満を稚児選手から仕留めました。

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放銃に回った稚児選手ですが、自身の親番東4局で軽快に3副露を入れ、トイトイ・赤の7700を聴牌。蓬莱の玉の枝選手も6巡目6mを積極的にチーして中バックと三色の両天秤の構えを取りラス目稚児選手の親を流そうと試みますが、聴牌する前に稚児選手が悠々と3sをツモりあげました。

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南1局は「ライバルの親番を叩き潰したかった」と試合後に語る穹憧るか選手、7巡目タンヤオのみながら感触良く感じていたカン7m待ちの最速聴牌。他家を止める効果を重く見てノータイムで即リーチに踏み切ります。これをしっかりとツモりあげ、ボーダーを争っているライバル・蓬莱の玉の枝選手の親番を落とします。

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稚児選手の連続和了で迎えたオーラス、良い配牌をもらったのはラス目の蓬莱の玉の枝選手。2巡目にはイッツーが見えるイーシャンテンで3sを切ると穹憧るか選手がチー。チームメイトを彷彿とさせるような遠い手からの仕掛けを入れて発を重ねて役を作ります。対抗するようにトップ目のなーいん選手も仕掛けを入れ、タンヤオで手を進めます。5巡目に蓬莱の玉の枝選手にピンフ・ドラ1の聴牌が入りますが着順アップを狙ってこれを拒否。イッツーもしくはドラ引きなどでハネマンを目指しました。

先制聴牌は穹憧るか選手、カン7pを引き入れてドラ8s単騎待ちに取ります。同巡なーいん選手が4mを引き入れて47pの聴牌。次巡穹憧るか選手が親の稚児選手の現物で山に2枚残りの北単騎に待ちを変えますが、13巡目に穹憧るか選手が引いたのは裏目の8s。トップ条件を満たしている手ゆえに起きた裏目と言えるでしょう。この裏目を逃さないのがなーいん選手、親の稚児選手のリーチ宣言牌4pを捉えて逃げ切りました。

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トップを獲得したのはなーいん選手。倍満を上がった後は追い上げを受けましたが、オーラスに仕掛けを駆使し競り合いを制しました。2着は穹憧るか選手。単騎選択は裏目になりましたが、持ち前の思い切りの良いリーチに加え踏み込みに仕掛けに見せ場を作りました。3着は稚児選手。3和了2放銃とかなり前に出る麻雀を見せた稚児選手、引き出しの多さは一級品でした。残念ながらラスとなったのは蓬莱の玉の枝選手。ラスではありますがボーダー争いをしているGBを2着に留めた功績は大きいです。

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この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・なーいん選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
レギュラーシーズンの個人最終戦をトップで締め括ることができてほんとに嬉しいです。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東2局待ちを狭くして打点を追ったリーチをあがることができたのが全てでした。

2着・穹憧るか選手(GOLDEN BODENS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

最終日手前でチーム状況もボーダー上ということで痺れる場面での登板でした。
が、変に緊張することもなくリーチをバシバシ打つ自分らしい麻雀を打てたのは良かったです。
トップもあと少しで届きそうだったんですが最後悔しかったですね。席順でなーいんさんに負けの位置か同点NGのMリーグルールならアガれてトップだったかも…笑
とはいえチームポイントで競っている優曇華の花に対して合格点の並びを作れたので良かったです。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局1本場7巡目 候補が色々ありましたが7p引きでの平和テンパイ目を残せることと最終形が結構3-6mになりそうなので5m先切りがかなり良さそうに感じました。素直に8p切るのが良かったのかなぁとすぐになっちゃったのでなんとも言えなかったところですね。
南1局2本場 7mの感触がだいぶ良く親がまだ手が来てなさそうなので即リーしかないと行きました。一巡は待てないですね…笑
南3局 稚児さんの早いリーチ、ベタオリしてもオーラス勝負ができるんですがオリ切れる保証がないので1p押していったのは良かったと思います。
その後の9sも手形良くて押しても良さそうだったんですが索子がそろそろキツく6m5mと萬子は打てそうなのでシャンテン維持しつつちょっと迂回、役なしで張り返してダマプッシュしてさあどうしようかというところで終わりましたがいい押し引きができたかな…と思ってます。
オーラス 席順さえ逆なら…笑
―最後に一言お願いします。
ドラゴンズが勝って3位に順位を上げての登板というのがいい風になりました!やっぱり登板日の勝敗は重要なので是非ドラゴンズの応援をお願いします🙏
あ、GBも非常に面白い位置で最終節に臨めるので応援お願いしますね!

4着・蓬莱の玉の枝選手(優曇華の花)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

まけちゃいました!
がんばって打ったので悔いはないです!!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局6巡目の6mチーは積極的に仕掛けていきました!
ちょっと厳しい手牌ですがちごたんの親流したかった!
―最後に一言お願いします。
最終試合出ます!!!!!!!

(記・LSHTM)

第2試合B卓

起家スタートはGENESIS・Yukiちゃんねる選手。チームのレギュラー進出は絶望的ながら最下位脱出が見えてきたGENESIS。リーダー自ら出陣してチームを鼓舞します。南家スタートはなんでも鳴けばいいというものではない・千葉りんご選手。チームはレギュラー突破に向けて9位と正念場のななない、オーラスで何度もドラマを巻き起こしてきた千葉りんご選手の剛腕炸裂となるか。西家スタートはONE CHANCE・あっぷるぅ選手。チームは既にセミファイナル以降を見据えて首位通過を狙っています。本日登板の雀聖コンビで地盤を固めたいところ。北家スタートは旧Fリーグ連合・黒ヤギ選手。オーソドックスな打ち手ながらブラフなどの搦め手も使いこなして凌いできた黒ヤギ選手。ボーダーとのポイント差も意識していそうです。今日はどのような攻め方を見せてくれるでしょうか。

Yukiちゃんねる選手のチートイツツモアガリで幕を開けた次局東1局1本場、ホンイツを意識して手組みをしていたあっぷるぅ選手が5巡目チートイツの中単騎聴牌。即リーチに踏み切ります。追いついたのは千葉りんご選手、リーチには安全牌を並べてピンフ・ドラ2の4-7m待ち。喜んで追っかけリーチをします。さらに2巡後、黒ヤギ選手がタンヤオ・ドラ1の3-6p待ちで追いつき即リーチ。待ちの枚数はほぼ変わらず、打点は千葉りんご選手が圧倒していましたが、この勝負はあっぷるぅ選手が千葉りんご選手から和了。裏は乗らないものの序盤の勝負所を制しました。開始直後からめくりあいでぶつかる熱い展開です。

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先ほどめくりあいに負けた黒ヤギ選手は次局東2局、7巡目に一盃口・ドラドラの聴牌を入れます。多くの人が9pとドラの6mのシャンポン待ちを選びそうですが、黒ヤギ選手の選択はペン7p待ちでリーチ。これはオリジナルの選択と呼べそうです。見事ツモって裏を乗せ、ハネマンをモノにしました。

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東4局はYukiちゃんねる選手が魅せます。自分で5pを打っていて7pも見た目で4枚とも見えていましたが、守備的な面も考慮したのでしょうか、生牌6pを止めて6ブロックに決める打5mを選択。副露が入って引き入れたのはなんとラス牌の自分で切った5p。その後連続で有効牌を引き入れ、残り見た目3枚の4-7p3sで即リーチをかけると何と一発ツモ。剛腕ここにありと見せつけます。

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Yukiちゃんねる選手は次局親番でもめくりあいを制して12000を和了り、これが決定打に。2着争いを尻目に悠々と南場を消化して逃げ切りました。

トップを獲得したのはYukiちゃんねる選手。高打点2回・中打点1回の和了をに加え放銃0。将来に希望の持てるチームリーダーの1勝を飾りました。2着はあっぷるぅ選手。3和了を決め、1戦目ラスとなったチームメイトのリカバリーに成功しました。3着となったのは黒ヤギ選手。待ち選択を正解してハネマンツモを決めるも、2度の放銃に泣きました。残念ながらラスとなったのは千葉りんご選手。めくりあいにことごとく敗れてしまうも、チームリーダーの教えを守りオーラスは無理せず素点を回復させ、最低限の務めは果たしました。

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この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・Yukiちゃんねる選手(GENESIS)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チームのことも考えてなんとしてもトップを取らないといけない場面でなんとかトップにできました!
普段なら冷静さを欠いてしまう場面でも落ち着いて対局ができたんじゃないかなと思います!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局 0本場~南1局 0本場
道中盤面をしっかり見ていなかった場面でしたが5pの引き戻しが神がかっていたと思います。
親番が回ってきた南1局もドラポンなどやれることはあると思いますが我慢した結果最高の結果になったんじゃないかって思います。
―最後に一言お願いします。
今期レギュラーシーズンも残り少ないですが最後までやれることをやっていきます!

3着・黒ヤギ選手(旧Fリーグ連合)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

この対局で9位ななないより上に行って260ポイント差を付けられたので、通過ほぼ確定となれました。ヨカター☺
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
とりあえずななないより上に行く目標でななないには厳しく打つ方向でした。東2局のペン7p立直は普通と逆だろけど、満貫確定だし山に1枚でも多そうな方で。結果的には正解だけど、どの選択がいいのか分かんない。一番は打8pダマだったかもなぁ

(記・LSHTM)

第2試合C卓

起家はNEXUSからばこくん選手。セミファイナル進出に向けては残り全てトップでなお相手の条件が残る崖っぷちの状況。持ち味の積極性を活かして望みを繋げるトップを狙います。南家は藁科マーライオンズ、藁科あおい選手。チームはセミファイナル当確と言えるポジションに。ポストシーズンに向けて首位通過を狙っての登板となります。西家はTeam鬼畜流、ブイヤマ選手。チームは序盤の首位快走から徐々にポイントを減らし、遂にセミファイナル突破に暗雲が立ち込める6位まで転落するも、1回戦目ではブイヤマ選手が大きなトップで再び上位を狙う立場に。連投で一気に大量ポイントを狙います。北家はANC PURPLE BATS、柵@よーこ選手。1回戦目でウマナミ選手が2着となったことでかなりポイント状況が楽になったANC PURPLE BATS。今日で突破を決める連対を持ち帰ることが出来るか、注目です。

開局まず和了が出たのは藁科選手。2000点で軽快にからばこくん選手の親を流すと、2度の流局を挟んだ後は3副露の柵選手とドラポンのからばこくん選手を見事にかわすタンヤオツモの500-1000。更に東4局ではブイヤマ選手のリーチと柵選手のツモり四暗刻イーシャンテンの手を1000点で流し、小さいながらも自力で和了り続けて南場を迎えます。

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南1局、親番のからばこくん選手がタンピン赤1のテンパイを果たすと、既に2つポンを入れてるブイヤマ選手に対して初牌のドラ南を叩き切ってリーチ。これをブイヤマ選手がポンして満貫テンパイとなりますが、からばこくん選手がすぐさま6sをツモって裏まで乗って6000オール。大量加点に成功します。

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これで口火が切られたように、南場は一転高打点の殴り合いとなります。藁科選手が3900を拾って迎えた親番、2000オールをツモって再びからばこくん選手に肉薄しますが、ここでまたもからばこくん選手が發ドラ4の2000-4000をツモり和了って突き放します。

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その後はブイヤマ選手、藁科選手がそれぞれ和了って上位を追うも、からばこくん選手までは届かず見事な逃げ切りで終局します。

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トップとなったのはからばこくん選手。序盤は後一歩のところで和了を他家に拾われる展開でしたが、焦らず騒がず勝負手をしっかりリーチして大きな加点に繋げたことが勝利に繋がりました。2着となったのは藁科あおい選手。実に6回もの和了を重ねる圧倒的な手数でしたが、からばこくん選手の一発長打に屈する形となりました。しかしチーム状況からすれば充分過ぎる2着とも言える内容で、最終日に首位通過が狙える位置を堅持しました。3着となったのはブイヤマ選手。終盤に多くの和了を決めてらしさの片鱗は見せたものの、周りの火力に屈する形となりました。4着となったのは柵@よーこ選手。東1局の後は無放銃で耐えていましたが、とにかく和了が遠く、無和了での終局となってしまいました。

この対局の牌譜はこちら!

(記・銀貨先生)

本節の結果

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いよいよ次節が最終節となる第四期レギュラーシーズン。
トップで最終戦を迎えるのは第三期ではレギュラーシーズン最下位と苦杯を嘗めた藁科マーライオンズ。今季の最終戦は歓喜の輪の中トップで終えられるかという勝負。
2位には連続トップのBlack Cat Codeが食い込みました。わずかに5pt差、トップ通過を目指しての最終戦になりそうです。
3位ONE CHANCEから6位ANC PURPLE BATSまでがレギュラーシーズン突破はほぼグリーンライトと言える範囲でしょう。
7位GOLDEN BODENS・8位優曇華の花ともに順位は変わっていませんがポイントを40ptほど減らしています。
圏外9位のななないは逆連対でポイント大幅減となりましたが7位・8位の失速により条件は残っています。最終第60戦目ではGBとの直接対決、まずはそこでの条件を作って最終戦に回したい。
10位のNEXUSも細い細い糸ですがまだ可能性は残されています。こちらは最終戦で優曇華の花との直接対決。ミラクルは巻き起こせるか。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。

雀魂Fリーグ広報部では本選手名鑑シリーズの他、開幕後は試合結果をまとめたnoteも刊行していきますのでよろしくお願いします。
毎週水曜日は公式実況配信を行っていくほか、隔週で木曜日に公式番組"熱闘!雀魂Fリーグ"の配信も行いますので広報部メンバーのTwitterのフォロー、Youtubeのチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

公式実況&記事担当・穹憧るか
Twitter:@Kyudo_Ruka

公式実況&記事担当・あさひなひなた
Twitter:@Asahi_7_Hinata

公式実況担当・涼音カイリ
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記事担当・西向く侍
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記事担当・銀貨先生
Twitter:@ginka1108

記事担当・LSHTM
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