第四期雀魂Fリーグ結果速報・第二十二節

こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。
ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。
第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は3/30(水)及び4/3(日)に行われた第22節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

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第1試合A卓

起家、NEXUSのどら選手はチームの起爆剤。ボーダー争いに一歩後退してしまったチームに貴重なポイントを持ち帰ることができるのか?南家はGOLDEN BODENSの穹憧るか選手、本日も勝率100%のるかヨプコンビでの継投。開幕以来の四強入りは目の前です。西家は藁科マーライオンズのふみKUN選手、前期レギュラーシーズン敗退してしまった本チームの思いは他チームよりも熱いものでしょう。今期のチームを勝利に導く活躍はできるのか?北家は旧Fリーグ連合のしゅうしょう選手。丁寧な試合進行に定評がありスタッツも優れているのですが今期はツキがイマイチ。まくりにまくられていまだにノートップ。初トップを目指します。

東1局、6巡目に親のどら選手が6-9s待ちで満貫確定の両面リーチをかけます。同巡、宣言牌に合わせたふみKUN選手からしゅうしょう選手がカン3pをチーしてテンパイ。12巡目にしゅうしょう選手が安手をツモ和了ってこの大物手を躱します。

東2局、5巡目に北家どら選手がまたしても4-7m待ちで満貫確定の両面リーチをかけます。8巡目、南家ふみKUN選手も三色の手をテンパイしてカン3s待ちで追いかけます。決着は直ぐでした。ふみKUN選手は自身の一発目にどら選手のロン牌の4mを引いてきてしまい、どら選手にメンピンドラ赤8000の放銃になります。

東3局、7巡目までには全員がイーシャンテンになり今にもリーチが飛んできそうな盤面です。そして12巡目、先制リーチをかけたのは南家のしゅうしょう選手、待ちは5pと宣言牌の筋ひっかけの7pのシャボ待ちです。同巡、西家のどら選手も2sを重ねてヘッドが出来てこちらは先引っかけのカン8p待ちで追っかけリーチをします。しかし、8pは河に1枚としゅうしょう選手の手牌に暗刻で持たれていてどら選手は絶体絶命の状況。17巡目、しゅうしょう選手は7pでツモ和了り。メンタンツモ赤の2000-4000の和了りでリードして、悲願の初トップに向けて東場の親を迎えます。

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南1局、4巡目。親のどら選手は8pのポンから発進。白中のWバックで和了りを目指します。5巡目には中をポンして早々に1mと白のシャボ待ちでテンパイします。北家のしゅうしょう選手が配牌からあったこの白をピッタリと止め続けていると、13巡目にふみKUN選手が567,678の両天秤の形から8pをツモってテンパイ。5-8s待ち、8sなら高目で三色の手をリーチします。しゅうしょう選手はどら選手のオリをみて白をリリース。さらにはチーによってふみKUN選手の8sを喰い取り自身も和了りに向かう見事な打ち回しでしたが、16巡目にふみKUN選手はなんとか5sでツモ和了り。メンタンピンツモドラ2000-4000の和了りで全員が2万点代の接戦になります。

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南3局1本場、親のふみKUN選手は5巡目、6巡目と立て続けに白、南をポンしてイーシャンテンに。しかし、この鳴きもあって7巡目に西家のどら選手が9sのツモでテンパイすると3-6p待ちのリーチをかけます。手牌が7枚のふみKUN選手は一発目に7sのツモでテンパイしますが、手牌は全てが危険牌。中でも3-6pは表示牌と合わせて自身の目から5枚も見えている牌でした。これさえ通ればオリも和了りもできるという牌でしたが許されず、どら選手にメンピン一発ドラ裏8000の放銃になりました。ちなみにふみKUN選手の2回の鳴きでどら選手の有効牌の6m,6s,9s,3mと喰い流れましたが1回でも2回でも鳴いても鳴かなくても7巡目には同じ待ちでリーチが飛んでくるというなんとも皮肉なものでした。

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オーラスはトップ目のしゅうしょう選手と僅差で2着のどら選手、3着の穹憧るか選手とこちらも僅差で4着のふみKUN選手の争いでしたが、穹憧るか選手もふみKUN選手も一撃で逆転トップの可能性もある中、どら選手が7巡目にした先制リーチを和了り切って逆転トップとなりました。

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この対局の牌譜はこちら!

2着・しゅうしょう選手(旧Fリーグ連合)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

・試合の感想
全体を通して内容に関しては割といいかなと自分の中では思っていますが、割とウマぶってしまったかなと思いました。
・次の試合に向けて一言
レギュラーシーズンは残り8節とかなり少ないですがそろそろトップを持ち帰りたいです・・・とはいえ無謀な攻めをするとスコアがすぐに溶け切ってしまうので油断せずに頑張ります。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東3局で36pの両面にしないで57pのシャボ待ちにしたところです。聴牌したタイミングでは36pは残り5枚、57pは残り3枚だったのですが、36pが思ったよりも感触が良くなく、8pが自分の目から全部見えてかつ、6pが上家と下家が切られ、どちらも567の順子を持ってないと考えたら7pがかなり良いと思いシャボ待ちにしました。結果は満貫ツモで和了ってたのですが、両面にしたほうが結果的には早い巡目で和了れてました・・・

4着・ふみKUN選手(藁科マーライオンズ)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

勝負した結果ラスりました!
また次に向けて頑張って行きます🔥
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南3局で6p先ギリ全然あったなぁと思いましたが、欲張りました。
―最後に一言どうぞ。
マーライオンズ現在4位ですが、ボーダー争いがますます激しくなってきました。
今期こそ突破したい、これからも全力で打ちますのでよろしくお願いします🔥

(記・あさひなひなた)

第1試合B卓

起家はTeam鬼畜流、yume選手。首位旧Fとは8ポイント差の大接戦です。南家はLuna de esperanza、とくらげ選手。段位戦では雀豪昇段を果たし、勢いに乗っての登板となります。西家はGENESIS、銀鏡蓮選手。前回は国士無双和了で不調に沈むチームを大いに沸かせました。北家はANC PURPLE BATS、矢絣京選手。遂に個人首位が見えてきました。チームのためにも自身のためにも、大きな勝負どころとなります。

東1局、とくらげ選手がリーチドラドラの5200で先制して親番となりますが、自身の親番ではリーチに受けて流局。迎えた東3局に銀鏡選手に大物手が入ります。發とチャンタの後付けながら、急所のカン8sを先に鳴く銀鏡選手らしい仕掛けで瞬く間に3副露。途中でドラまで重ねて5巡目にして高目満貫のテンパイを入れます。高目1pがすぐにとくらげ選手から打ち出されて12000の和了となり、大きく抜け出します。

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トップ目から4番手まで後退する痛恨の放銃となったとくらげ選手ですが、二度の流局を挟んだ後、東4局にまとまった配牌をもらって萬子のホンイツに一気寄せ。役役ホンイツで2000-4000の和了となり、点棒を回復して銀鏡選手を追撃します。

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この後は各者大きなチャンスを手にするも、お互いに我慢の守備で流局が続いて迎えた南1局1本場、とくらげ選手に再び大物手が入ります。七対子ドラドラでテンパイすると、迷わず1p単騎でリーチ。これを自力でツモって3000-6000として、再びトップ目に立ちます。

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こうなると黙っていられないのは銀鏡選手。次局でyume選手から3900を直撃して再度トップを奪い返します。しかし迎えた銀鏡選手が親番を迎えた南3局、ここまで我慢を続けてきた矢絣選手に大チャンスが訪れます。一盃口ドラ4をテンパイして即リーチ。出和了でも跳満からという大物手を流局直前の17巡目にツモって3000-6000。上位2者との差を一気に詰めてラス親を迎えます。

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ラス親でも矢絣選手の猛攻は続き、銀鏡選手から2900、1本場でも銀鏡選手から5800を直撃し、トップ目とくらげ選手まで1500点差に迫る2番手まで浮上します。しかしこの猛攻を終わらせたのはyume選手。チームポイントにも余裕がある立場なだけに、素点回復も見据えた先制リーチを打ちます。裏2枚以上で3着浮上の条件で銀鏡選手から直撃するも、裏は乗らず終局となります。

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トップとなったのはとくらげ選手。出入りの激しい展開で、道中何度もチャンス手が空振りとなる場面もありましたが最後は激しい展開を横移動で済ませて自身の点棒を残すクレバーな立ち回り。自身2勝目となりました。2着となったのは矢絣選手。道中は何度もチャンスを潰される苦しい展開でしたが、我慢を重ねて迎えた終盤の好機を逃さず3連続和了で一気に2着浮上。今期の充実振りを体現したような打ち回しを見せました。3着となったのは銀鏡選手。序盤からほぼ全局参加の勢いで攻撃を続けましたが、最後のひと太刀が入らずに矢絣選手に追い抜かれる悔しい結果となりました。4着となったのはyume選手。めくり合いで終始負けを引かされる苦しい展開でしたが、最後はチーム状況を加味した冷静な和了で、点棒を回復して終えました。

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トップ獲得・とくらげ選手(Luna de esperanza)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

最初に大きく放銃してしまいました。メンタル震えながら「これ以上放銃したらしぬ~」と思いながら、危険を感じたらすぐおりるという戦法で打ってました。その結果、最初の放銃以外は放銃せずに、最後は1位になれました(*'▽')!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南4の0本場北捨てです。發を出すのが怖くて北で降りる事にしました。その後すぐに点数差のない2位の銀鏡さんの当たり牌を引いてきました。北を捨てた時点で「もう絶対に降り、ツモられなければへーきへーき」という思考に切り替わってたのでトップが消える放銃を防げました。
―最後に一言お願いします。
先日、ついに雀豪になれました(*'▽')
るなすぺ皆が褒めて優しく育成してくれているおかげで、モチベーションMAXです((((*'▽'))))!他チームの方や、友達のVtuberさんも牌譜検討してくれていて、すごく優しい世界に居させてもらってます!次はFリーグ期間中に雀豪☆2を目指して、再び成長し続けます~~~(((((((((*'▽'))))))))

2着・矢絣京選手(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

終始配牌に恵まれてましたが勝ちきれませんでした。配牌いいのに堪える展開になってたのがもどかしかったですね。なんとか運よく連対とれたのはホントにラッキーでした。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南1局0本場5巡目
4mを引いてイーシャンテンになったところですが、9pが3枚打たれたのと6pがドラで結構持たれてるまたは受け入れは残している可能性が高く、出てきづらそうで6-9pが残ってしまうと和了がかなり遠そうに見えたので78pを払ってマンズを伸ばそうとしてしまったところです。
かなりうまぶった選択だったかなと後悔してます。マンズもそんなにいいという情報がないので素直に打っておけばよかったですね。ここを和了きれなかったがトップ取れなかった要因の一つかなと思います。その後も展開きつくてなんとかラス回避できないかと思ってましたが南3くらいから急に和了できるようになって2位までいけたのはラッキーでしたね。そこまで復活した分1つの和了逃しでトップ逃した感があって余計に悔しいです。
―最後に一言お願いします。
ボーダー争いが激化しておりAPBもいい位置につけれています。のこり三分の一を切りましたのでここからラストスパート頑張ります。皆様の応援よろしくお願いいたします。

4着・yume選手(Team鬼畜流)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
牌が導いてくれなかった…以上!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南3局の矢絣さんに跳満ツモされた場面。純粋に追っかけるかどうかの判断ですかね…

(記・銀貨先生)

第1試合C卓

起家はBlack Cat Codeの葉弥さん選手。南家は優曇華の花の雪霧雪選手。
西家はなんでも鳴けばいいというものではないのメカZ選手。北家はONE CHANCEのねじまき鳥選手という並びで対局開始となりました。

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東2局、雪霧選手が幸先良く4000オールをアガると、続く1本場、葉弥さん選手が追うように2100-4100をツモ和了。
しかし東3局、雪霧選手が葉弥さん選手に8000を直撃させ一人突き抜けました。

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東4局、雪霧選手は早々に3つ晒して發単騎の混一の聴牌。対する親のねじまき鳥選手は白、中を仕掛けると孤立していた發を重ね、その後高目大三元で聴牌。残り1枚の發は既に河にあり、この鍔迫り合いは決着がつかず流局となりました。

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続く東4局1本場、親のねじまき鳥選手はカン3mを引き入れ絶好のリーチを打つと見事赤5sをツモりあげ、リーチ・ツモ・平和・ドラ・赤・裏の会心の6100オールをアガり、トップ目に躍り出ました。

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南場に入るとねじまき鳥選手と雪霧選手のデッドヒートが繰り広げられます。ねじまき鳥選手が1300-2600で突き放すと、雪霧選手が5800を2度アガり再びトップ目に。しかしねじまき鳥選手が直後8000をアガりすぐさまトップ目を奪います。
そして南3局、ねじまき鳥選手がリーチ・ツモ・發・ドラの渾身の2000-4000をアガり再び雪霧選手を突き放しました。

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トップはねじまき鳥選手。南場のデッドヒートを制し大きなプラスを持ち帰りました。2着は雪霧雪選手。3着はメカZ選手。ラスは葉弥さん選手となりました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・ねじまき鳥選手(ONE CHANCE)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

雪霧さんとの稼ぎ合いになりましたが、なんとか競り勝つことができました!
打牌内容にも満足しています。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局5巡目の打4mです。
もう雪霧さんにピンズが打てなかったので、ソーズに染めることでピンズが打てるくらいまで手の価値を上げにいきました。
結果的に役満聴牌までいけました。

(記・西向く侍)

第2試合A卓

起家はGOLDEN BODENSとらふく選手。南家は優曇華の花、ガラまさ選手。
西家はTeam鬼畜流、ブイヤマ選手。北家は旧Fリーグ連合、みらくる先輩選手となりました。
旧Fリーグ連合とTeam鬼畜流は首位争い、GBと優曇華の花はボーダー付近を争う2つの直接対決の卓となりました。

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東1局、7巡目に1m・6mのシャンポン待ちで一気通貫確定のリーチをかけたガラまさ選手。
これに対しブイヤマ選手、まずは7s8sとメンツから中抜きしてオリに向かうと思いきや赤5sをチーして反撃開始。
浮いていたドラに赤5pをくっつけ16巡目、ついに満貫テンパイを果たしますがテンパイ打牌の6mが御用。
素晴らしい迂回手順でしたがガラまさ選手の満貫の和了となりました。

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東4局、親のみらくる先輩選手は配牌で貰ったドラ暗刻を使い切っての4p・5p待ちでリーチ。
4枚目のドラも引き寄せますがこれはカンができない形。しかし次巡に4pをツモりリーチ・ツモ・ドラ3・裏の6000オールの和了となりました。

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南1局、親のとらふく選手がタンヤオ・ドラ・赤2の12000をトップ目のみらくる先輩選手から討ち取りトップ目に立ちます。
次局みらくる先輩選手に放銃しトップを再び奪われますが南2局、ガラまさ選手から満貫をアガり再びトップにのし上がります。

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GOLDEN BODENSのとらふく選手が7登板ぶりのトップを獲得。
旧Fリーグ連合のみらくる先輩選手が2着。優曇華の花のガラまさ選手が3着。
Team鬼畜流のブイヤマ選手がラスとなりました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・とらふく選手(GOLDEN BODENS)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
阪神勝たせて。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南1のカン4mのタンヤオドラ3の場面の1m切り、あがれたから良かった。
―最後に一言お願いします。
今年はセリーグやってません。

(記・穹憧るか)

第2試合B卓

起家はGENESIS、新篠ゆう選手。残り試合も少なくなり、GENESISは常に負けられない戦いが続きます。南家は藁科マーライオンズ、藁科あおい選手。チームは上位に食らいつく勝負どころで、満を持してのリーダー登板です。西家はLuna de esperanza月音ゆき選手。少しずつ回復してきたチームポイントを更に増やしてカットライン脱出を図りたいところです。北家はBlack Cat Codeあかさた選手。今期はトップとラスに大きく偏った成績となっています。今日はどちらの目が出るでしょうか。

東1局、先制リーチを打った藁科選手に対して各者受けに回りますが、現物待ちでテンパイを果たした月音選手が高目のドラ4sを藁科選手からすぐさま直撃して8000点の和了となります。

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痛い放銃スタートとなった藁科選手ですが、全く怯まずに攻撃を続けます。親番の東2局では2900の和了を拾った直後にカン5pのダブリーを敢行。これが安牌の枯渇したあかさた選手から打ち出されて7700。2番手まで浮上します。

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痛恨の降り打ちとなってしまったあかさた選手ですが、この直後にチャンスが訪れます。積極的に仕掛ける新篠選手とのめくり合いを制して3000-6000の和了を拾うと、東4局で迎えた親番には6000オールを2連発する大量加点に成功します。

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この後もあかさた選手の勢いは止まらず、親番で更に4回の和了を重ねて80000点まで持ち点を伸ばす大暴れ。実質的にトップは東場でほぼ決まり、他3者が接戦の2着争いの様相で南入します。

南場に入ってもあかさた選手の大暴走は止まらず、南1局では今日4度目となる跳満をツモり、90000点オーバーに。この後も大勢は変わらず、上下5000点以内に3者がひしめく大接戦でオーラスを迎えます。

やりたい放題のあかさた選手は2副露で12000のテンパイ。もしツモ和了となったら「あかさた選手以外全員箱下」という衝撃的な展開が現実的に見えてきます。そして既にテンパイを果たしていた月音選手が当たり牌の4mをキャッチしてしまいますが、ここは長考の末に迂回を選択して事無きを得ます。この局、悪夢に終止符を打ったのは藁科選手。ピンフドラ1でリーチすると、これがあかさた選手から打ち出されてラス目を脱出。裏1で2着浮上でしたが、ここは残念ながら乗らずに3着で終局となります。

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トップとなったのはあかさた選手。跳満4回を含む9和了という衝撃的なスタッツを残し、プラス100ポイント超えの大勝となりました。2着となったのは月音ゆき選手。8000先制から放銃ゼロ、ノーテン罰符もゼロで何故か持ち点5000点で終局するという悪夢のような展開でしたが、12000放銃でもおかしくなかったオーラスで見事に回避するなど、硬い守りが奏功してポイント的には僅かなマイナスで終えることができました。3着となったのは藁科選手。果敢にリーチを打ってあかさた選手とのめくり合いに挑みましたが、勝負手もかわし手もことごとく負けに回らされる展開となりました。4着は新篠選手。とどめの一撃となったあかさた選手の4発目の跳満を親番で被ってしまうという不運が最後に響き、なんと2着目まで900点差の4着という悔しい敗戦となりました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・あかさた選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ツキをものにしました!次も頑張ります!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局で下家さんに競り勝てたことです!

2着・月音ゆき選手(Luna de esperanza)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

あかさたさんの爆発力がすごく、とにかく我慢の展開でした!スタートは良かったのですが、そこからツモられ続けてオーラスしびれる点数状況に。マイナスポイントとはいえ、2着で終了できたは不幸中の幸いでした。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
オーラスの4m止めは褒めてもらえました!あかさたさんの仕掛けに4mが切れなさすぎて、中トイツ落としから、カン5m復活するところまで、うまく回れたと思います。和了ることはできませんでしたが、放銃するとラス落ちの状況で、ギリギリ踏みとどまることができたのでホッとしています。

(記・銀貨先生)

第2試合C卓

起家はANC PURPLE BATSのウマナミ選手。南家はNEXUSのからばこくん選手。西家はONE CHANCEの縦鳥千波選手。北家はなんでも鳴けばいいというものではないの千葉りんご選手という並びで対局開始となりました。

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東1局、終盤まで誰も聴牌しない重苦しい空気の中で最初に聴牌を入れたのは縦鳥選手。先制リーチを打っていきますが千葉りんご選手がすぐさま追い付いて追っかけリーチ。ここは縦鳥選手が千葉りんご選手の当たり牌を掴んでしまい、3900の放銃となります。

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しかし先の放銃で火が着いたのか、ここから縦鳥選手が爆発します。東2局でからばこくん選手から8000、親番を迎えた東3局で追っかけリーチからの一発ツモで4000オールをアガり、放銃分をあっさり完済しトップ目に躍り出ます。

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東3局1本場、からばこくん選手がタンヤオの仕掛けから3900をアガると、さらに東4局、リーチから5200をアガり、僅差の3着目につけます。

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南1局、千葉りんご選手の高目タンヤオの先制リーチに対して親のウマナミ選手は6sチーで食い下がりますが、千葉りんご選手は高目の6mをツモりリーチ・ツモ・タンヤオ・裏の2000-4000を和了。トップ目の縦鳥選手とぴったり並びます。

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南2局、得点が並ばれた縦鳥選手は先制リーチから一発ツモで2000-4000をアガり2着目以下を突き放すと、親番を迎えた南3局、東と8sを仕掛けたところから34pを落とし混一へ向かいます。これが見事ハマり9s、そしてドラの發を自力で引き込み2s単騎で聴牌。その後2軒リーチを受けますが全て押し切り、東・發・トイトイ・混一・ドラ3の会心の8000オールを見事和了。試合を決定づけました。

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オーラス、ラス目のウマナミ選手は親の千葉りんご選手のリーチを受けるも、急所のペン7pを引き入れ高目三色の三面張リーチを放ちます。そして千葉りんご選手から安目を討ち取り、裏が乗れば2着順アップというところでしたが惜しくも乗らず、リーチ・平和・ドラの3900の和了で3着に浮上しました。

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トップは縦鳥千波選手。一度追い付かれるものの会心の倍満ツモで見事チーム連トップを飾りました。2着は千葉りんご選手。3着はウマナミ選手。ラスはからばこくん選手となりました。

この対局の牌譜はこちら!

3着・ウマナミ選手(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
僕の分まで矢絣さんがアガってくれます!これぞチームプレイ!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
裏の1つも乗せれん辺りもってないっすわ!

(記・西向く侍)

本節の結果

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ONE CHANCEが連続の大トップで3位から大まくりでトップへ浮上。
Team鬼畜流はまさかの連ラスで3位に後退となりました。
藁科マーライオンズも6位へ後退となりBCCとGBがそれぞれ順位を上げています。苦戦が続くななないはついにマイナス圏へ突入し8位とボーダー上となってしまいました。
一方でボーダーを窺うAPBとNEXUSはまずは今週はポイントを維持する形に。次節以降のボーダー浮上を見据えチャンスを窺います。
いよいよ残り試合数を数える段階に入ってきた終盤戦、セミファイナル進出を懸けたボーダー争いは最後までもつれそうな展開です。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。

雀魂Fリーグ広報部では本選手名鑑シリーズの他、開幕後は試合結果をまとめたnoteも刊行していきますのでよろしくお願いします。
毎週水曜日は公式実況配信を行っていくほか、隔週で木曜日に公式番組"熱闘!雀魂Fリーグ"の配信も行いますので広報部メンバーのTwitterのフォロー、Youtubeのチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

公式実況&記事担当・穹憧るか
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公式実況&記事担当・あさひなひなた
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記事担当・西向く侍
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記事担当・銀貨先生
Twitter:@ginka1108

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