第四期雀魂Fリーグ結果速報・ファイナル第4節

こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合、セミファイナル全10節20試合、ファイナル全5節10試合のチーム戦です。

本日は7/13(水)に行われたファイナル第4節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

第1試合

起家はTeam鬼畜流のyume27選手、南家はBlack Cat Codeのエンデ選手、西家は旧Fリーグ連合のみらくる先輩選手、藁科マーライオンズ藁科あおい選手。首位から4位までの差が一番狭くなったファイナル第4節、最終戦に向けてスタートダッシュを決めたい第1試合です。

その日のトータルに大きく影響する第1試合。東1局は11巡目、首位旧Fリーグ連合のみらくる先輩選手から4-7s待ちのリーチがかかります。満貫スタートで倍満まで狙える一手、振り込んだチームには致命の一撃になりそうです。15巡目、チームランキング4位のTeam鬼畜流は1つの親も落としたくない、苦しい形からカン5p待ちのリーチで追いかけます。同巡、みらくる先輩選手が高目の7sでツモ和了り。メンピンツモ三色赤2の3000-6000でTeam鬼畜流にはきついスタートになります。

東2局はみらくる先輩選手が藁科あおい選手から3900の直撃で下位2チームがビハインド。東3局は藁科あおい選手が逆転の満貫手が和了れずyume27選手以外の3人がテンパイ。Team鬼畜流はさらに厳しい点数になります。東3局流れ1本場、7巡目。2軒の仕掛けの中でyume27選手は3mのツモでテンパイ、3-6p待ちのリーチをかけます。10巡目、藁科あおい選手は7mをツモって7m2,5s待ちのテンパイ。しかし、次巡のツモは6p。ここまで止めていた7pが出て行ってしまったのでこれは使えず、yume27選手にメンタンピン赤で8000の放銃になりました。

東4局、6巡目。エンデ選手は5sのツモで七対子のテンパイ。打8sで9s待ちのダマテンに取ります。次巡、4着目の藁科あおい選手は2pのツモで七対子のテンパイをリーチします。打6mの3s待ちは山3でここから反撃なるか。このリーチを受けたエンデ選手は同巡に現物の4sをツモ切って追っかけリーチを打ちます。追っかけリーチの一発目、yume27選手はエンデ選手のロン牌9sを引いてきて手仕舞い。残る待ち枚数が3枚対1枚となって状況は藁科あおい選手が有利かと思われた直後、藁科あおい選手がラス1の9sを引いてきてしまってエンデ選手に直撃。
リーチ・七対子・赤3のオールスターの12000で藁科あおい選手が箱下に追い込まれます。

南2局1本場、親のエンデ選手にチャンス手が入ります。4巡目、ドラの2mをツモってカン8p待ちでかけた先制リーチは藁科あおい選手から一発で直撃。
リーチ・一発・一盃口・ドラ2の12300を受けて藁科マーライオンズは着順アップがさらに厳しくなりました。

南3局は親番のみらくる先輩選手はまずは加点して3着目との差を広げてトップを狙いたい。3着目のyume27選手はツモ和了りでもそのみらくる先輩選手を親被りさせられる大チャンス。ラス親に向けてなんとか和了りたい藁科あおい選手、3副露のホンイツで4cmまでいきますが、エンデ選手がツモ・七対子・ドラ2・赤の3000-6000、試合を決めた和了りとなりました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・エンデ選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

BCC最後の登板でトップ取れて嬉しかったです!次はメンバーに託します!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局。親の藁科さんのリーチに追いかけたリーチがアガリに繋がったのが大きかったです。
―最後に一言お願いします。
運営の皆様いつもありがとうございます。次で最終節になります。優勝します!

3着・yume27選手(Team鬼畜流)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

個人的にもチーム的にもどうしてもトップが欲しかったので普段やらないような押し返しをしましたが結果的に麻雀ってツモなんだなと判らされました
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
全局どうにかできる場面があったのではないかと検討の余地あり

(記・あさひなひなた)

第2試合

起家は藁科マーライオンズ、アサダスズメ選手。優勝のためにはここでBCCとのトップラスを作ることが前提条件となる苦しいチーム状況。望みを繋ぐ勝利を挙げられるでしょうか。南家は旧Fリーグ連合、黒ヤギ選手。首位BCCとは約80ポイント差で、まだ1戦で逆転出来る圏内ですが、最終日を前に出来るだけ詰めておきたいところです。西家はBlack Cat Code、葉弥選手。ファイナルでは2登板2連勝と絶好調。ここも勝って首位固めとなるか注目です。北家はTeam鬼畜流、妙高のとしここと若山俊文プロ。首位までは200近いポイント差で、全勝でも条件が残る苦しい立場です。まずはここを勝って反撃の狼煙としたいところです。

東1局、葉弥選手が急所のカン2mを鳴いて守備駒の白3枚を残しつつテンパイを入れる、首位を走るチームらしい手組みで進行します。ここに、大トップが必要なこともあり親番を繋ぎにいったアサダスズメ選手が飛び込んで3900の和了に。軽快な仕掛けで葉弥選手の先制となります。

BCCの独走に待ったをかけたい旧Fリーグ連合黒ヤギ選手。迎えた東2局親番でチャンス手が入ると、流局間際の終盤に高目の4sをツモって裏も乗せ、値千金の6000オール。一気にトップ目に立ちます。

トータル2位の旧Fリーグ連合には何としてもトップは渡せない葉弥選手。迎えた東3局の親番でドラドラのチャンス手が入ります。

ペンチャンを払って柔らかくも組み直せる牌姿から、孤立牌をストレートに切り出していってそのままペン3s待ちでリーチ。葉弥選手らしい見切りの良さで他家の進行を阻害しつつツモを狙います。図った通りに他家が受けに回ると、葉弥選手が13巡目にこれをツモ。4000オールで一気にトップ目黒ヤギ選手に肉薄します。

東3局1本場ではここまで我慢を強いられてきた若山プロがアサダスズメ選手のリーチ宣言牌を捕えて8000点の和了に。これで3着目浮上となります。その後は黒ヤギ選手が連続和了でリードを広げますが、迎えた南2局、アサダスズメ選手にチャンスが訪れます。

この牌姿からシャンテン数戻しとなる打南。高打点が見える形でリーチを打つ、意志の籠った一打で奇跡の逆転を目指します。そして若山プロの大物手の先制リーチを受けるも、タンピンドラ1で追いついてリーチ。これを一発でツモって3000-6000。アサダスズメ選手がハコ下寸前から3着争いまで浮上します。

南3局は葉弥選手が2600オールで連荘、1本場では黒ヤギ選手がアサダスズメ選手から8000の出和了で、上位二人のデッドヒートが続いたまま勝負はオーラスへ。ここでラス親に若山プロに大チャンスが訪れます。4巡目テンパイのメンタンピンをツモって2600オールで親番を連荘すると、次局でも先制リーチ。リーチドラ1の手ながら、これに対して現物待ちで追いついてしまった黒ヤギ選手が飛び込んでしまい、裏が3枚乗ってなんと12000の和了に。途中箱下近くまで追い詰められ、この日ずっと苦しい展開が続いていた若山プロですが、なんとオーラスだけで一気にトップ目に浮上となります。

迎えた南4局2本場、4500点差に3人がひしめく大混戦となりますが、これを断ち切ったのは葉弥選手。守備力が気になって声が出なくてもおかしくないような場面で、積極的な2副露から見事に和了を拾い切りました。

トップとなったのは葉弥選手。序盤はトータルポイントのリードを活かしたクレバーな立ち回りを見せながら、最後は気迫を感じる再逆転トップとなりました。これで葉弥選手はファイナル3登板3連勝。頼れるチームリーダーの面目躍如の活躍となりました。2着となったのは若山プロ。序盤はほとんど参加すら出来ない我慢の時間が続きましたが。中盤以降に訪れた高打点の種をしっかり形にして、一時はトップまで交わす猛追でしたが、最後は葉弥選手の執念に屈しました。3着となったのは黒ヤギ選手。親の現物待ちでテンパイが入ってしまったオーラス1本場の放銃が不運でした。4着となったのはアサダスズメ選手。途中、渾身の手組からの3000-6000を見せるも、とにかく勝負打牌が捕まる厳しい展開でした。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・葉弥選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

今期の自身最終戦、1試合目トップの流れを引き継いで今節で決めにいきました。
オーラスまで接戦という胃が痛くなる展開でしたが、運が向いた感じです。
あとは最終節の魂天ペアに託します。
―最後に一言お願いします。
遂に第4期も残り1節となりました。
来期は一旦全チーム解体ということなので、このチームメンバーで優勝したいですね。

2着・若山俊文プロ(Team鬼畜流)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

Fリーグ参加してよかったです。楽しかったです。機会があればまた参加したいです。ありがとうございました。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南二局0本場。倍満つもりたかった。くうううう

(記・銀貨先生)

本節の結果

これが今季各シーズンで結果を残してきたチームの底力か。
BCCが連続トップで一気に突き抜ける大量加点で一時は譲り渡していた首位の座を最終節目前にして奪回しました。
旧Fリーグ連合・Team鬼畜流はともに2着・3着の耐える展開。藁科マーライオンズは非常に苦しい連続ラスとなりました。
いよいよ残すは最終節。首位のBCCは120ptのリードがあり、2位の旧Fリーグ連合はまずトップラス1回で同点とし、その上で着順で上回る必要があります。果たしてレギュラーシーズン・セミファイナルを盤石で駆け抜けたBCCが優勝を果たすのか、逆転での連覇となるか、大波乱の大逆転が起きるのか。最後の戦いを見届けましょう。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。

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