第四期雀魂Fリーグ結果速報・第十四節

こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。
ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。
第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は3/2(水)に行われた第14節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。

開幕戦の対戦組み合わせと出場選手はこちら。

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第1試合A卓

起家はNEXUSの中神プロ、NEXUSは開幕こそスコアがマイナスでしたが7節からは11節を除いて2試合中1トップを取っています。トップラス麻雀で大きくポイントを伸ばせませんでしたが海面浮上まであと少しの所まできました。南家はGENESISのYukiちゃんねる選手、GENESISオリジン。GENESISの麻雀は確かに面白いが前節の結果でついに11位との差はダブルスコアに。雪解け水になるような試合を期待しています。西家はGOLDEN BODENSの穹憧るか選手。リーグ戦開始からさらに力をつけてきたスイッチヒッターは今日もリードオフマンとして出場します。北家は藁科マーライオンズの拝田頼選手、前節個人初勝利でチームを勢いづけるホープの連節登板です。

東1局、6巡目に拝田頼選手は6-9m待ちの先制のリーチを打つと、次巡には穹憧るか選手から追っかけリーチが入るも高目の9mを一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・一盃口の2000-4000でリードしていきます。

東2局、穹憧るか選手は7巡目にラス牌の6sを引いて6-9p待ちのリーチ、11巡目には拝田頼選手が4-7p待ちのリーチで2局続けてのぶつかり合いに。16巡目に穹憧るか選手が9pを引いてメンピンツモ一盃口で意趣返しの1300-2600を和了ります。

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南2局は三つ巴の戦い。11巡目に中神プロが4mツモから打6mで3-6s待ちのリーチ。次巡、Yukiちゃんねる選手が1sツモから打7mで5-8p待ちのリーチ。さらに同巡、拝田頼選手がカン4mをツモって打6pで4-7p待ちのリーチをかけます。13巡目、穹憧るか選手も6mのチーで打7s、3s5sと苦しいシャボ待ちでテンパイを取ります。次巡、このチーで流れてきた7pで拝田頼選手がツモ和了。リーヅモドラドラ赤で2000-4000にリーチ棒3本を加えた合計11000の試合を決定づける和了りになりました。直前、穹憧るか選手も和了ればトップも見える局面、打牌選択に悩むツモもありましたが見事なオリ選択でした。

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中神プロとYukiちゃんねる選手はどちらも穹憧るか選手、拝田頼選手の早いリーチ、和了りで翻弄されて和了れないなど辛い展開が目立ちました。穹憧るか選手は冷静にそして時には大胆な打ち筋で2着。拝田頼選手はマーライオンズ下克上の足掛かりになる大事なトップを飾りました。

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この対局の牌譜はこちら!

2着・穹憧るか選手(GOLDEN BODENS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

なんとか耐えて2着という感じでしたが拝田頼ちゃんに好き放題されてしまいました。
7山で負けたり手牌のほとんどが真っ赤になりながら転げ回って放銃回避したり面白いところは見せられたと思います。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南2局11巡目
4s入れて倍満ツモりに行くか6sの跳満で妥協するかって考えてたので2s来た時にちょっとパニック起こしました。
マンズ埋めた後を見た時に急に147sがフリテンなことが頭に入ってきてあーなら倍満見とこうって思ってしまいましたが普通に258sにしますよね…w脳がバグってました。
ここで狭く受けた直後に赤5s持ってきて心が折れました。おかげで超チャンス手でリーチできているはずが3軒リーチ受けて手牌ほぼ真っ赤で泣きながら逃げ惑う羽目になりました。
頭の中の三色おじさんの誘惑に負けずに広く受けることを心がけます。
―最後に一言お願いします。
ドラゴンズが負けた後の登板なので全くツモれないんじゃないかと心配していましたが一応アガれました。
負けてもドラゴンズが点を取れていれば大丈夫なのかもしれませんね。
次はたくさん点を取って勝てるように是非一緒にドラゴンズを応援しましょう🙄

(記・あさひなひなた)

第1試合B卓

起家はなんでも鳴けばいいというものではない所属のぜろろく選手。今日はチームの呪いとも呼ばれる1戦目の不調を打破出来る活躍が出来るでしょうか。南家はONE CHANCEてんてん選手、好調のチームを率いるリーダーの登板です。西家は前回初トップとなったLuna de esperanzaとくとくらげ選手。連勝となるでしょうか。北家は優曇華の花所属、ガラまさ選手。平均打点9500オーバーの驚異的な火力が今日も炸裂するでしょうか。

東1局、いきなりてんてん選手の大物手が決まります。ぜろろく選手の七対子テンパイ、とくらげ選手のホンイツテンパイを跳ね返して3000-6000のツモ和了。

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親番で迎えた東2局はとくらげ選手の2000点で蹴られますが、迎えた東3局、なんとてんてん選手に8巡目で四暗刻単騎のテンパイが入ります。9m単騎から地獄の白単騎に受け替え、4pを暗槓してからツモ切りリーチ。正に掴んだ人は地獄行きの地獄待ちとなります。

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山に1枚生きており、それぞれ勝負手が入っているガラまさ選手、ぜろろく選手が掴んだら放銃間違い無しの場面でしたが、なかなか白は顔を出さず、海底間際にぜろろく選手が掴みますがこれは既に手を崩した後で、事無きを得ました。

東4局ではぜろろく選手が4面張のテンパイが入り、これを一発でツモって2着目に浮上します。てんてん選手はまたも勝負手が入っていましたがこれも蹴られる格好に。ここから連続で流局が続いて迎えた南3局、2m・5s待ちで先制リーチを打ったとくらげ選手に対しててんてん選手は当たり牌の2m単騎で粘ります。これに対してぜろろく選手が当たり牌のどちらも掴んで詰みの形に。ここで打ち出された2mはてんてん選手の頭ハネ。3200を和了ってリー棒3本も回収し、大きなトップ目でオーラスを迎えます。

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オーラスは3者が3000点差以内にひしめく大接戦。先手を取ったのはぜろろく選手でした。4巡目で2m・南待ちのシャンポンリーチ。ダブ南の方で和了れば無条件2着でしたが、これは既に山に無く、長引く中でとくらげ選手にもテンパイが入ります。タンヤオのツモり三暗刻で、出和了3着、ツモれば2着の形。これをぜろろく選手が掴んで、3着と4着が入れ替わる形で終局となりました。

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1着となったのはてんてん選手。四暗刻単騎こそ成就しなかったものの、序盤のリードを巧みに維持し、放銃に回ってもおかしくなかった南3局の勝負どころで和了を拾う老獪な立ち回りが見事でした。2着となったのはガラまさ選手。なんとノー和了での2着キープとなりました。道中流局が続いた局面で積んだテンパイ料分のリードが最終盤で活きました。3着となったのはとくらげ選手。頭ハネで2着浮上を逃すも、最後は執念での着順上昇となりました。4着となったのはぜろろく選手。南3局、難しい場面でテンパイを取りにいって放銃となった場面が致命傷となってしまいました。ななないの1戦目の呪いを解くのは次節に持ち越しとなります。

この対局の牌譜はこちら!

3着・とくとくらげ選手(Luna de esperanza)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
前回トップだった事が恐怖になってしまい、今回ラスったらどうしようという気持ちで押しつぶされそうでした。死ぬ気でラスをギリギリ回避できましたが、ちょっと後悔の多い局でした。次はメンタル鍛えて挑みたいです( ;∀;)
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東3局で、てんてんさんが一瞬9mで四暗刻単騎を聴牌したシーンです。
その直後に9mを私がツモって、他の牌を捨てたので放銃は回避できましたが
七対子進行だったので日によっては9m捨てて四暗刻単騎に放銃して真っ白になってた可能性があったかもです。
麻雀って怖いですね(*'▽')…
―最後に一言お願いします。
るなすぺも合同配信が増えてきました((((9*'▽'))))9ヤッター

4着・ぜろろく選手(なんでも鳴けばいいというものではない)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
跳満親被りと2000点放銃のビハインドから始まりましたが、2~4着を接戦に持ち込めたのはよかったです。南場のリーチ2つは実らず、最後の2局立て続けに放銃してしまい、Fリーグ初ラスを食らいました。ななないは1戦目の成績が悪い(この試合で1-2-4-7)のでなんとかしたかったのですが流れを止めることはできませんでした。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南3局、最後の切り番で2mで放銃してしまい激痛でした。降りもよぎったので悔しい結果になりました。
供託が3本の2本場で和了の価値が高かったので前巡押したのですが、和了がなくなった最終切り番は降りてもよかったかもなぁと思います。麻雀難しい。

(記・銀貨先生)

第1試合C卓

起家はTeam鬼畜流のぽんちーにゃん選手。南家はBlack Cat Codeのおしげたん選手。西家は旧Fリーグ連合のTakaTea選手。北家はANC PURPLE BATSの矢絣京選手。この並びで対局開始となりました。

東1局、親のぽんちーにゃん選手は配牌ドラドラを生かし幸先良く4000オールをツモアガり。続く1本場もドラ暗刻を武器にタンヤオドラ5の仕掛けをしますが、ここは矢絣選手が2600は2900をアガり大物手を潰します。
しかしぽんちーにゃん選手の勢いは止まらず、東2局では仕返しとばかりに矢絣選手から8000をアガり一気に突き抜けます。

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東3局、親のTakaTea選手がリーチ、同巡におしげたん選手もリーチと火花を散らす中、ぽんちーにゃん選手も追い付きリーチを試みますが、宣言牌はおしげたん選手のロン牌。おしげたん選手は8000をアガり差を縮めます。
東4局は矢絣選手のリーチをTakaTea選手が2000のアガりで躱し、矢絣選手が一人沈む形となって南場に入ります。

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南1局、親のぽんちーにゃん選手が3巡目にリーチをかけ快調にトバすとこれをあっさりツモり、2000オールのアガりで押し切り態勢。続く1本場では矢絣選手が4巡目に5200からのリーチをかけますが、これは惜しくも一人聴牌の流局となります。
矢絣選手の受難はさらに続き、南2局流れ2本場、3本場、4本場と聴牌からの放銃が3連続で発生。南3局時点で一人ハコ下となってしまいます。

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南3局はおしげたん選手の一人聴牌で流局となり迎えたオーラス、親の矢絣選手は3巡目にリャンメンリャンカンの1向聴となり聴牌一番乗りかと思われましたが手牌はここから一生動かず、ぽんちーにゃん選手が發のみの1000は1300のアガりで自らトップを確定させました。

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トップは鬼畜流のぽんちーにゃん選手。満貫3発の波状攻撃で自身初トップを見事に飾りました。
2着はBCCのおしげたん選手。3着は旧F連のTakaTea選手。
そしてラスとなってしまったのはAPBの矢絣京選手でした。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・ぽんちーにゃん選手(Team鬼畜流)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

やっと一位が獲れました。次もこの調子でがんばりたいです。

4着・矢絣京選手(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
めくり合い全部負けました
この世の不幸を全て引き受けたので次は配牌で和了ってるはずです
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東2局0本場
2巡目、2pがドラで赤5pも持っていたのでどっちも使いたくなってしまってマンズを固定したのが良くなかったですね
一応、現状鳴けない手だったので縦に引いたときのトイトイや、速度負けしたときの七対子も視野にいれつつ、6m先切りしておいてのカン3mが待ちになったら強いかなと思いましたがドラが出て行ってもリーチ手順に寄せた方がよかったと反省してます

前半戦で引き負けしたので少し押し気味の手作りをせざるを得なくなり、手を作っては引き負けする展開になっちゃいました
チームには申し訳ありませんが、あまり悔しくはなく痛い負け方しましたがいっそ清々しい気持ちです
―最後に一言お願いします。
今までツキすぎてたのでまぁこれが実力ということで
次はちゃんとついててほしいですね
ボーダーから大きく離されずに済んだので引き続きAPBの応援よろしくお願いします

(記・西向く侍)

第2試合A卓

起家は藁科マーライオンズのリーダー藁科あおい選手、5試合全連対で個人ランキング1位の活躍。前期レギュラーシーズン敗退の悔しい気持ちを糧に今期は頑張ります。南家はONE CHANCEのねじまき鳥@選手、チームは前節の微マイナスでトップ陥落。試合結果によっては個人、チームともに首位を狙える大一番です。西家はGENESISの藤井プロ、ここまで5試合で2着が4回。トップが一番欲しいと願うのはこの男かもしれません。北家はANC PURPLE BATSの細谷プロ、前々回の試合で藤井プロと同卓したときには悔しい結果に終わりました。今日は負けませんよと意気込んでいるはずです。

東2局1本場、9巡目。ねじまき鳥選手は表示牌の發をポンしてペン3m待ちでテンパイします。12巡目、細谷プロは絶好の6mのツモで打4p、1-4-7m待ちのリーチをかけます。同巡、藁科あおい選手も東を暗刻にして3-6-9sの待ちのリーチで三面張同士のぶつかり合いです。次巡、藤井プロは待望のカン4pをツモってこちらも3-6-9m待ちの三面張をリーチを宣言しました。しかし、宣言牌の7mは細谷プロのロン牌。メンピン一発の3900で細谷プロが点棒を加算します。

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東4局7巡目、藤井プロは9pのツモでテンパイ。打3mでカン2mか、打1mで3m,2pの待ち選択をすることになります。自身の前巡の6m切りや他家が1pや3pを早切りしていることも理由の1つだと思いますが、後者を選択してリーチします。
これに追いついたのは親の細谷プロ、11巡目に3pをツモって打7p、4-7s待ちのリーチはドラの8mがヘッドで打点が高すぎる!17巡目、両者のツモはあと1回で藤井プロが掴んだのは細谷プロの当たり牌の7s。メンタンピンドラドラの12000は打点以上にダメージが大きすぎる!

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藤井プロはこの放銃からも果敢に攻め続けて、4和了で2着に浮上。ねじまき鳥選手は振らず和了らずも2万点を残して2着でオーラスを迎えたのは流石でした。最終局面もあと一手で逃げ切りできそうだったのが惜しかったですね。藁科あおい選手は展開以上に悔しいラスだったでしょう。

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※東1局の細谷プロ、ねじまき鳥選手のリーチを受けて3s暗刻落としから未完成面子を形にしてさらに一発目に引いてきた単騎の3pを重ねての和了りは見事でした。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・細谷プロ(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

トップ取れて良かったです!次も頑張ります!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
めくりあい勝てるシーンが多く良かったです。

3着・ねじまき鳥@選手(ONE CHANCE)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
僕自身は0和了0放銃の地味な内容でした!
チームとしては+40で終えられたので満足です!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
特にないです。

(記・あさひなひなた)

第2試合B卓

起家はNEXUSのどら選手。試合前時点でスコア5位と高い安定感を誇ります。南家は優曇華の花、ガラまさ選手。
西家はGOLDEN BODENSヨプ選手。先日ついに段位戦を打ち、チーム配信での人気投票の結果でスタメンを勝ち取りました。
北家はBlack Cat Codeなーいん選手。まだ掴めていない今季初トップを持ち帰れるでしょうか。

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東2局流れ3本場、前局でリーチが空振りに終わったガラまさ選手ですがここも重ねたドラをしっかり使ってリーチ。
これをツモり4300オールプラス供託2本を獲得し先制に成功します。
次局東2局4本場、どら選手が白・ドラ2・赤ですぐさまガラまさ選手から満貫を出和了りトップ目に立ちます。

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東3局、親のヨプ選手はリーチ主体で攻めるとの控室での宣言通りドラ3のピンフで満貫確定の1-4-7sをダマ。
ガラまさ選手のリーチ宣言牌を捕らえ12000のアガリとします。
南2局、どら選手から中・赤の2000は2300を直撃しトップ目に立ったヨプ選手、次局の南3局も南・ドラの1000オールで細かく繋いで加点します。

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接戦で迎えたオーラスは裏裏ならトップにも立てる赤赤の手でガラまさ選手がリーチ。退路を断たれたなーいん選手からリーチ・赤2・裏の満貫を出和了り2着に順位を上げて終局となりました。

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GOLDEN BODENSのヨプ選手がトップを獲得。前節でボーダー圏から陥落したチームに貴重なトップをもたらしました。
終盤に盛り返した優曇華の花のガラまさ選手が逆転で2着。NEXUSのどら選手が3着。Black Cat Codeのなーいん選手がラスとなりました。

この対局の牌譜はこちら!

(記・穹憧るか)

第2試合C卓

起家はLuna de esperanza月音ゆき選手。復活してきたチームに追い風となるトップを持ち帰れるでしょうか。南家はTeam鬼畜流のぽんちーにゃん選手。今節は1試合目で自身初となるトップを獲得、和了率は全体でも上位に位置しています。チームカラーでもある攻撃力を活かして連勝なるか。西家は旧Fリーグ連合所属、みらくる先輩選手。今期は力強い活躍を続けており、6勝目と個人スコア首位を狙います。北家はなんでも鳴けばいいというものではないから、連闘のぜろろく選手。第1試合の4着の悔しさを今日晴らしておきたいところです。

開局まず先手を取ったのはぜろろく選手。先行リーチのぽんちーにゃん選手にドラ待ちをカン8pで追いかけ、海底手前で和了りとなり5200の加点となります。

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東2局は月音選手が先制リーチを打ちます。七対子赤の1s単騎。ツモればマンガンからの勝負手です。これにぜろろく選手も七対子で追いつきます。待ちは1sか8s、もし現物待ちの8s単騎を選んで1sを切れば放銃となる場面で、見事に当たり牌の1s単騎に受け、同テンの勝負となってこれを引き上げます。

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東3局、またもぜろろく選手が先制リーチをかけますが、これに待ったをかけたのがぽんちーにゃん選手。次巡で追いかけ、めくり合いの末にぜろろく選手から8000点の出和了となります。

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東4局は今度はぽんちーにゃん選手の3巡目リーチにぜろろく選手が追いかける形でリーチを打ちますが、既に山に残ってる和了牌は1p1枚。ぽんちーにゃん選手は1p1枚、4p2枚でぜろろく選手への放銃は無い、というかなり有利なめくり合いとなりますが、ここでぜろろく選手がラス牌の1pをツモ。しかもこの1pが裏ドラになって望外の6000オールとなり一気に引き離します。

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東4局は月音選手の2000点で場が進み、南1局は月音選手が連続和了となる2000オールでぜろろく選手を追撃します。

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南1局1本場ではみらくる先輩選手の先制リーチに安牌無しの形でテンパイしてしまったぜろろく選手から一発放銃で8000点の打ち込みとなり、打撃戦の様相となります。その後は小さな和了と流局で場が進行し、迎えたオーラスはトップ目のぜろろく選手のラス親。伏せて終了が濃厚な一局勝負となります。ここで月音選手が積極的にホンイツに向かいますが、手が形になる前にひっそりとテンパイしていたみらくる先輩選手がクレバーなダマテンのカン5sで月音選手から直撃。リーチを打てば無条件に逆転の手でしたが、月音選手が使っていない色の待ちということもあってか、降りさせずに討ち取りきる鮮やかな和了となりました。

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トップとなったのはぜろろく選手。同テンを2回引き勝って、マンガンを2回放銃しながらも取り返し続ける出入りの激しい展開をものにしました。2着となったのはみらくる先輩選手。他家のスピードに置いて行かれる場面が目立ちましたが、ここぞの場面で前に出て、しっかり着順を残すという頭脳的な戦略が光りました。3着は月音選手。加点のチャンスを逃さず前に出ましたが、最後は前に出たところをダマで狙われるという形で逆転を許す悔しい結果となりました。4着はぽんちーにゃん選手。何度もぜろろく選手とのめくり合いとなりましたが、有利な場面含めことごとく負けてしまったのが決定打となってしまいました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・ぜろろく選手(なんでも鳴けばいいというものではない)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

10局中リーチ4回、和了4回、8000点の放銃2回と参加が多くなりました。ぽんちーにゃんさんとは3回もリーチがぶつかり、まさに殴り合いという感じでした。高い手のオナテンが2回も勝ち、かなり運が良かったです。
トップを取れる時ってこんなもんだと思います。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局対面の先制リーチに対してリーチドラ1の5m1pシャボ待ちで追っかけ親リーチを打てたところです。ツモって裏3の6000オールで勝負を決める和了になりました。これだからリーチはやめられねぇ!

4着・ぽんちーにゃん選手(Team鬼畜流)の試合後コメント
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
第二戦目、東1の8p放銃でしょうか?ノーチャンスの3pを捨てたほうがよかったですね。

(記・銀貨先生)

本節の結果

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前節で首位を明け渡したONE CHANCEがすぐさま首位を奪い返します。
上位4チームの点数は軒並み堅調。このまま良い状態で折り返しを迎えられるでしょうか。
中位集団は続々とマイナス圏に呑まれていく展開です。6位のBlack Cat Codeまでが借金を抱える展開、前節でボーダーから陥落したGOLDEN BODENSは連対を決めてボーダーへの返り咲きを果たしています。
この中から次節の折り返しまでに返済を果たすチームは現れるでしょうか。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。

雀魂Fリーグ広報部では試合結果をまとめたnoteを毎週日曜日に刊行しています。
毎週水曜日は広報部メンバー3人が交代で公式実況配信を行っていくほか、隔週で木曜日に公式番組"熱闘!雀魂Fリーグ"の配信も行っておりますので広報部メンバーのTwitterのフォロー、Youtubeのチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

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記事担当・西向く侍
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記事担当・銀貨先生
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