第四期雀魂Fリーグ結果速報・セミファイナル第4節
こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。
ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。
第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合、セミファイナル全10節20試合のチーム戦です。
本日は6/1(水)に行われたセミファイナル第4節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。
対戦組み合わせと出場選手はこちら。
第1試合A卓
起家はTeam鬼畜流、サイ選手。セミファイナル全てで連投策を取っている鬼畜流。4節目にして満を持してのリーダー連投です。南家は優曇華の花、Rioss選手。セミファイナル好調でチーム2位につける優曇華の花。他チームを大きく離して首位を走るBCCとの差を詰められるか注目です。西家はGOLDEN BODENS、ヨプ選手。ポストシーズンで今ひとつ波に乗れないGBの起爆剤となれるでしょうか。北家はONE CHANCE、縦鳥千波選手。セミファイナルでは大きくポイントを落としてしまっているONE CHANCE。ここからの反攻が期待されます。
東1局、親番のサイ選手が三色確定、高目のダブ東をツモれば6000オールとなる大物手をテンパイして迷わずリーチ。これが東を対子で持っていた縦鳥選手から打ち出され、12000の和了で先制します。
東1局1本場はRioss選手がなんと3巡目に先制リーチ。これにまたも縦鳥選手が飛び込み5200の和了に。縦鳥選手にとっては苦しい立ち上がりとなってしまいます。
東2局はヨプ選手が1300-2600、親番を迎えた東3局では1300オールでトップ目に立ちます。しかし、軽快な和了でこのままヨプ選手がトップ快走となるかと思われた東3局1本場、ヨプ選手のシグネチャーハンドとも言える独創的な鳴きで場に緊張が走ります。
6巡目にRioss選手が切った9sをチー。ダブ東と三色の後々付け(※記者の推測に拠る)で発進します。しかしこれが最悪の展開を招き、Rioss選手と縦鳥選手に満貫のテンパイが入り、ヨプ選手は防戦一方の牌姿に。縦鳥選手が見事に4sをツモって2000-4000として復活の一撃を決め、ヨプ選手は親被りで2着転落となります。
しかし、東4局では最速テンパイからリーチを打って5200の和了を決めたヨプ選手が再度トップ目に浮上して南場を迎えます。南1局、縦鳥選手が赤々のテンパイを入れて8巡目にリーチ。更にRioss選手も仕掛けを入れる中で、トップ目のヨプ選手にチャンス手が入ります。一度は中抜きした1mを自力で引き戻し、ドラを含む並びシャンポンの1s2s待ちでテンパイ。充分勝負する価値がありそうな手牌でしたが、既にトップ目に立っていることもありこのテンパイを取らず降りに回ると、なんと手を崩した直後に縦鳥選手から1sが打たれます。もしリーチを打っていれば裏も3枚乗って倍満の和了でしたが、ここを一人ノーテンとされて再び2着目に後退します。
サイ選手の1500を挟んで迎えた南1局2本場、縦鳥選手がまたも先制リーチを打ちますが、親番のサイ選手がひるまずに追いかけリーチ。そして再び手が入ったヨプ選手が立て続けに追いかけリーチを打ちますが、唯一副露手だったRioss選手がここを押し切って、リーチ棒3本と3900の大量加点で一気にトップ争いに参戦します。
その後は小さな和了で局が進み、迎えたオーラスでまたもRioss選手にチャンス手が入ります。リーチドラ1の出和了3200からの手を終盤に自力でツモり、図ったような1000点差の差し切りで見事な逆転トップで終局します。
トップはRioss選手。前半我慢しながら、中盤以降の競り合いを見事に制してきっちりトップを差し切る素晴らしい内容でした。2着となったのはサイ選手。リードを取ってからも手を緩めない鬼畜流らしさが感じられる展開でしたが、最後の最後にRioss選手の追撃に屈する形となってしまいました。3着となったのはヨプ選手。手牌に恵まれながらも自身の鳴きでリズムを崩し、要所で放銃に回った後は前に出ることが出来ないという、展開の巡りに翻弄されるような内容となってしまいました。4着となったのは縦鳥選手。終始先制リーチを打ち続けるも、一つも実らないというあまりに苦しい展開でした。
(記・銀貨先生)
第1試合B卓
起家スタートは旧Fリーグ連合(旧F連)・みらくる先輩選手。ボーダー上に乗って下のチームから狙われる立場の旧F連。Fリーグの申し子と名高いみらくる先輩を投入してボーダー堅持を狙います。南家スタートはANC PURPLE BATS (APB)・甲森あん選手。昨季・今季通してトップが1度もない甲森あん選手。チームメイトが繋いでくれたSFでの戦いでシーズン”開幕”を迎えることができるでしょうか。西家スタートは藁科マーライオンズ・藁科あおい選手。レギュラーシーズン脅威の和了率(30.88%・1位)を誇る藁科あおい選手。SF初戦は大嵐を耐えた3着、鬱憤が溜まっているところでしょう。北家スタートはBlack Cat Code (BCC)・葉弥さん選手。驚異的な連対記録を続けているBCC。リーダー自ら背中で語れるよう結果を貪欲に求め続けます。
東1局は各選手の守備が光ります。先制聴牌は葉弥さん選手、3副露してカン8m待ちの1000点。次巡すぐさま藁科あおい選手の一盃口2s・西のシャンポン待ちリーチが襲い掛かります。直後葉弥さん選手が掴んだのは生牌で藁科選手の自風西。聴牌につき切るかと思いましたが自身の手に価値がないからでしょうか、現物待ちとはいえ西を止めて現物2pの対子落としで迂回しました。一方親のみらくる先輩が11巡目に追いつき3pを勝負してカン7p待ち7700点の聴牌。しかし14巡目に西を掴むとこちらも白を切ってオリに回りました。まさに芸術的なビタ止めを披露した今局は結局葉弥さん選手が終盤に聴牌を取り切って流局します。
【記者の目】記者は葉弥さんの西もみらくる先輩の西も止められなさそうです。葉弥さんは4センチで以降降り切れる保証がない上にリーチの現物待ち、みらくる先輩は親の中打点聴牌。ぜひお二人の思考を聞いて見たいものです。
東2局にこの試合の決定打が出ます。まずみらくる先輩が発をポンしてピンズの染めに向かいます。呼応するように親の甲森あん選手はドラ4sが浮いた形ながらひとまず1枚目の白をポンして連荘狙いの仕掛けを入れます。仕掛けが仕掛けを呼び、藁科あおい選手がペン3mチーして123三色、葉弥さん選手が西をポンしてそれぞれ和了に向かいます。ファースト聴牌はみらくる先輩、仕掛けに間に合わないと判断し6sをチーして発のみの78p待ち。すぐさま甲森あん選手が6pを引きドラ表示のカン3sで聴牌。11巡目に白を持ってきて聴牌につき即カンするとこれが大当たり。手の中の雀頭6mがドラとなって一気に満貫に化けます。
今日の甲森選手はまだまだ終わりません。新ドラ6mを引き9mと入れ替え、続いて赤5pを引いて8pとスライドし某アニメのドラゴンロードを彷彿とさせる脅威のドラ引きを見せます。たまらず自分の手にドラのない他選手はオリ、一人旅となって20巡目、最後の3sを引き当て親の6000オールを決めました!
【記者の目】待ち選択を正解した甲森選手もお見事でしたが、他家、特にみらくる先輩選手と藁科あおい選手の攻守のバランスも必見の見応えある1局です。
同1本場は引き続き甲森あん選手が魅せます。下家のタンヤオ風の仕掛け、最終手出し6mに対し8mを掴み一旦手に留めると、15巡目に聴牌、その8m単騎で即リーチをかけます。藁科選手は8mと2sのシャンポン待ちで聴牌していましたが親のリーチに押し切れず。見事1人聴牌を勝ち取ります。
【記者の目】親リーチの真骨頂と言えるでしょう。最終手出し6mに対して8mが切れない、巡目が遅く面前で先制ができる、親である、全てが8m単騎でリーチする要素です。点数状況を踏まえた素晴らしいリーチだと言えるでしょう。リーチが打てない人はぜひ見習っていただきたいです。
東3局1本場、親の藁科あおい選手が2つ仕掛けを入れて高め三色の聴牌。次巡ドラ3mをツモ切ると自風西暗刻のみらくる先輩選手がポン。14p待ちの聴牌に取ります。これに挟まれたのが葉弥さん選手、次巡カン6pの役なし聴牌を入れ5pを押しますが、持ってきた3sを打ち切れずタンヤオには放銃しない1pを切って形の維持を試みるもこれがみらくる先輩選手の放銃牌。ラス回避に向けて大きく前進します。
【記者の目】
みらくる先輩選手は北>3p手出し>3mポン打1m。聴牌してないことも当然ありますが聴牌しているとすると3p周りが怪しい。そして自分で5p通していると考えると、以下の要素が考察できます。
・23pのターツがある(※完成か未完成かは不明だが14p自分から6枚見えなので結構埋まってなさそう)
・3pより1mを大事にしていたことからタンヤオとは限らない(※愚形フォローのため結果的にタンヤオがついてきた、は否定できない)。
・22pのシャンポンはトイトイがない限りなさそう。だが第1打発からトイトイは可能性低め
以上から西暗刻かバックまで想定できるかもしれません。
また親の藁科選手はチーして2s対子落とししているのでピンズの食い伸ばしはなさそう、待ちはほぼソーズの両面待ち(※マンズの食い伸ばしはぎりぎりありますが捨て牌から否定されています)。
記者であれば一旦5p切って形を維持し、その後7p切るかどうか考える、ただし自分の手に価値がないので結構やめる思考で3p2p9s8sと切りそうです。とはいえ、記者も短時間でここまでの考察に至れるかどうかはかなり怪しいです。
南1局、ダブ南暗刻の配牌をもらった甲森選手、押し寄せてくるピンズの波を捉え一気にメンホンへ向かいます。他家がイーシャンテンでもたつく間になんと8巡目にして36p待ち聴牌。10巡目には西を暗刻にして高めだと三暗刻がつく4面待ち聴牌にグレードアップします。トップ目につき黙聴に構え、次巡安め3pをツモ。ハネマンを3着目みらくる先輩選手に被らせ、大きく抜け出します。
ずるずると削られていた葉弥さん選手でしたが南2局、孤立牌を切りペンチャン残しが大正解。9巡目に5-6-8-9s待ちのリーチをかけます。待ちは7枚山、これを引き当てオーラスの親番に向けて素点回復を試みます。
南3局は藁科選手がツモに恵まれ5巡目に聴牌、7巡目に58p待ちの平和ドラ3・高め一盃口の聴牌を入れます。レギュラーシーズン高いリーチ率を誇る藁科あおい選手のこと、リーチするかと思いきやここは慎重に黙聴に構えます。誰から出ても12000の加点は嬉しく、2着を固めてトップも狙えるという藁科あおい選手の判断でしたがこれが裏目に。甲森あん選手に仕掛けを入れられ、最後は58m待ちに変えたところで溢れた8pが甲森あん選手に放銃となりました。
【記者の目】これは記者もダマにしてそうです。リーチすることにより甲森あん選手含め他選手の8pが止まるデメリットを重く見そうですね。藁科あおい選手は試合後この選択を後悔されてましたが、どちらの選択もあるので全く責められるものではないと思います。
オーラスは親の葉弥さん選手が中盤すぎで苦労してリーチをかけるも、すでに仕掛けて聴牌を入れていたみらくる先輩に甲森あん選手が差し込み気味に現物7mを抜き打ちこれでゲームセット。トップを獲得したのは甲森あん選手。ここまでトップがありませんでしたがついに歓喜の雄叫びを挙げました。内容としても大変素晴らしかったように思えます。2着は藁科あおい選手。。3着はみらくる先輩選手。開局の西ビタ止めだけでなく東2局2本場でも葉弥さん選手に対応して発を切らずにチートイツに向かうなど見事な守備力を見せました。残念ながらラスとなったのは葉弥さん選手。序盤安い手しか作れずリーチや仕掛けに降ろされ、高打点ツモられなど厳しい展開でした。
トップ獲得・甲森あん選手(APB)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
3期、4期通して初のトップでした!セミファイナルまで私のトップ取りの可能性を繋いでくれたチームメンバーと、気長に応援してくれたファンに感謝します!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
配信終了後の牌譜チェックの時に、チームのみんなが南3局 6巡目の2索ポンを挙げてくれました。これをしてから南を鳴かないと親の藁科さんに和了られてやばかったみたいです。
うまく8ピンで和了れてリードを守れたのが良かったです。
(記・LSHTM)
第2試合A卓
起家はBlack Cat Codeのエンデ選手、1試合目についに土をつけられましたが連ラスだけは避けたいところ。セミファイナルはどこまで余裕を持って戦えるのか?南家は旧Fリーグ連合のTakaTea選手、前回王者はレギュラーシーズン終盤で大失速、今期セミファイナルも常にボーダーラインギリギリのところで右往左往しています。西家は優曇華の花の蓬莱の玉の枝選手、1試合目はRioss選手のセミファイナル個人2連勝で下位との差をつけてチームランキングは2位に、首位BCCに追いつくことは出来るのか?北家は藁科マーライオンズの拝田頼選手、前試合でも同卓したBCCと優曇華の花に煮え湯を飲まされての4着。リベンジをしてボーダー上位をキープしたい。
東1局は親のエンデ選手が中盤にピンズの一気通貫・ドラ1の7700を拝田頼選手からダマテンで直撃して先行します。リーチを選択しなかったのはチームのポイント状況もあったからでしょうか?
そこから東1局1本場、2本場、東2局流れ3本場は流局になりました。
そしてターニングポイント、東4局はエンデ選手がWリーチのチャンス。
第1ツモの1mでテンパイ、ドラの發単騎待ちでリーチをかけます。これに拮抗したのはラス目の親の拝田頼選手、8巡目に抱えていたドラの發を対子にすると、ヲタ風の南のポンでドラの役牌バックで和了りを狙います。11巡目に2mを暗刻にしてr5s、4sとドラの發のシャボ待ちでテンパイまで行きつきます。ラス牌の發の行方は16巡目、エンデ選手がツモで和了りします。Wリーチ・ツモ・ドラ2で2100-4100でリードを作って試合を折り返します。
南1局2巡目、拝田頼選手は發のポンから仕掛けます。これ以上他家の和了りがあると逆転が難しくなるのでギアを上げていきます。ここから事件が起きたのが7巡目、蓬莱の玉の枝選手は手出しで4pを切ります。同巡、拝田頼選手がポンしていた發を加槓。この新ドラが4sになります。この加槓で3翻アップ、やる気になったTakaTea選手は次巡、エンデ選手から6mのチーでカン4p待ちのテンパイ。そして続く蓬莱の玉の枝選手のツモは前巡に捨てた4p。ツモ切りするとTakaTea選手からロンの声がかかりました。タンヤオ・ドラ3・赤2で12000の直撃は試合を決定づける和了りになってしまいました。1巡で3900が12000になるあまりにもな展開でした。
ここから逆転を狙う蓬莱の玉の枝選手でしたが拝田頼選手と手がぶつかり合って連続放銃で箱下になります。この加点で拝田頼選手は一撃トップもあり得るラス親を迎えます。南4局、2着と僅差でトップ目のエンデ選手は1巡目からダブ南を仕掛けます。連続和了から好配牌を手にした親の拝田頼選手も5巡目にテンパイ、3-6p待ちのリーチで圧をかけていきます。高目のドラの6pをツモれば一時トップ逆転です。このリーチを受けて現物で打ちまわしていたエンデ選手でしたが、15巡目にフリテンになっていた2-5sを解消できる5sのチーで4-7p待ちのテンパイに辿り着きます。そして同巡、蓬莱の玉の枝選手はリーチの現物で不要にもなっていた7pを引かされてエンデ選手のロン和了りで決着。オーラスも誰が和了ってもおかしくなる手に汗握る一局でした。
トップ獲得・エンデ選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ギリギリのところでトップを取れたので嬉しかったです。出来過ぎの結果なのでもう保存したいです。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
オーラス、拝田さんのリーチに対してのチーテンプッシュ。3着まで見えてしまう状況だったので正解かわかりませんでしたが、アガれてホッとしました。
―最後に一言お願いします。
運営の皆様いつもお疲れ様です。セミファイナルから一度もトップを許さずファイナル、そして優勝までいけたらかっこいいですよね。頑張ります。
4着・蓬莱の玉の枝選手(優曇華の花)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします
ばぶ
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南1局のTakaTeaさんへのハネマン放銃になった4pはぬるかったのかなと反省しています
(記・あさひなひなた)
第2試合B卓
起家はTeam鬼畜流、サイ選手。連闘の1戦目はオーラスで逆転を許しての悔しい2着。その分の点棒も奪いたいところです。
南家はONE CHANCEてんてん選手。なかなか勢いに乗れないチームの潮目を変えるのはやはりリーダーか。
西家はANC PURPLE BATSの細谷拓真プロ。SFに入り下降気味のAPBは1戦目に甲森あん選手がシーズン通じて初のトップ。この流れに乗っていきたい。
北家はGOLDEN BODENSとらふく選手。第2節もてんてん選手・細谷プロと同卓しトップを勝ち取っています。再現はなるでしょうか。
現在ボーダー圏外の4チームが激突するサバイバル卓となった本卓、抜け出して上に近付けるのはどのチームになるでしょうか。
東2局1本場、親のてんてん選手は1巡目からピンズの染めに絞って元気よく発進。あっという間の3副露で手牌を4cmにすると流石にサイ選手、細谷プロの足が止まります。
一方西家のとらふく選手は萬子模様。しかし怖いドラの北が浮いています。
この北を絶対切らない構えに取り10巡目にテンパイするもこれは拒否。
その後狙い通りドラを重ね北が出ても白が出ても跳満というシャンポンのテンパイに取りますがここはてんてん選手に軍配。
終盤に發をツモり親のてんてん選手が2000は2100オールのアガリとします。
東3局、サイ選手が順調に手を進め6巡目に1m・2mのシャンポン待ちでリーチ。
これに対し粘りを見せたのがとらふく選手。
一旦現物を並べて迂回しつつ11巡目、一盃口・ドラ2のテンパイを果たしたところで4pを勝負。ここは変化の可能性も見てダマテンにとります。
直後に8sをツモって2000-4000のアガリ。見事な満貫和了でトップ目に立ちます。
南1局1本場、タンヤオで仕掛け既にカン7p待ちでテンパイしているとらふく選手ですが5巡目、赤5sをツモってテンパイを外します。
まだ序盤につき外しても間に合うと見て点数上昇を意識した選択です。
すると10巡目に狙い通り赤を使った4-7sでテンパイ。
細谷プロから4sを討ち取りタンヤオ・赤2の3900は4200の会心のアガリとしました。
南4局、サイ選手は満貫ツモまたは跳満の出和了りでトップの条件でドラの中が対子のチャンス手。
二段目に入ったところで白を暗刻にし混一色に決めます。
すぐに1pをポンしてテンパイ。ツモか直撃なら文句なし、他家からの出和了りは赤5pなら逆転です。
直後、てんてん選手から打たれたのは2着確定の8p。
3着のてんてん選手とは僅かに1600点差、8pは既に3枚目。下位対決となった本卓でひとまずこの2着なら十分との判断になったでしょうか。
8pでロンアガリで混一色・白・ドラ2の満貫和了で終局となりました。
GOLDEN BODENSのとらふく選手がトップを獲得。これでセミファイナルのスコア全選手中1位となりました。
Team鬼畜流のサイ選手が2着。ひとまず本日の連闘を連続2着で手堅く終えました。
3着はONE CHANCEのてんてん選手。APBの細谷プロがラスとなりました。
トップ獲得・とらふく選手(GOLDEN BODENS)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
頑張るのみ!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南2の赤5s残し、最後に1000点くらいの差で逃げ切ったから加点は大きかった。
―最後に一言お願いします。
野球始まりませんがね!
(記・穹憧るか)
本節の結果
第2試合が上位4チーム卓と下位4チーム卓となった本節。
上位4チームに動きはなく、いずれも横ばいという結果になりました。
元気が良かったのはボーダーを狙う下位チーム。
5位のteam鬼畜流は連続2着で着実に差を詰め、GOLDEN BODENSは好調なとらふく選手のトップもあり借金完済へ一歩前進、順位も一つ上がりました。
ANC PURPLE BATSもリーダー甲森あん選手がついに調子を取り戻し加点に成功、最下位を脱しています。
圏外集団で唯一マイナスのONE CHANCEは最下位に後退となりました。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。
雀魂Fリーグ広報部では試合結果をまとめたnoteの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。
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