見出し画像

働くことの意味を考えるためにタイでカメラを向けた

これまでのこと

69歳
18歳で就職し、一つの会社に40年間勤めた。

いま、「未来のためにできること」というテーマでこの記事を書いている。
でも、自分にとっての未来はそれほど遠くではない

性格的にあまり社交的ではないので
こどものころから父の背中を見ながら職人を目指してきた。

技術を極めようと努力した。
社内では技術レベルで高い評価を得るも、出世街道からは外れて、最後まで平社員だった。

入社時は高度成長時代で、バブルも経験し、そしてリーマンショックも経験した。

これからのこと

自分にとっての未来は遠くないが
自分の子供、そして30年間の不況、コロナ、戦争、地震といった中で生きてきた今の若者たちの未来ってどうなるんだろう・・と考えることが多くなった。

永い間、成長しない社会で生きてきた若者って、、未来への希望より今をどう守って行くかという思考になってるのではないか

そんな若者たちへ希望の光を少しでも感じさせられないか
自分たちの経験がその一助にならないか
そんなことを考えながら、いま人生の試行錯誤を繰り返している。

タイのこと

初めて海外へ行ったのは52歳の時
人生100年と考えたとき、50歳という人生の半分の時間を経験したことで、これからの50年という時間感覚を実感することができた。
20台、30台のころは、まだ未経験の残りの時間、80年、70年というのは、はるか遠くに感じていた。

そんななか、初めてタイを訪れて、正に、自分という型にはまった感じがした。
タイ人を象徴する2つの言葉がある
一つは マイペンライ
2つ目は サヌック

「マイペンライ」は「大丈夫だよ」、「気にしないで」というニュアンスの言葉で
「サヌック」は「楽しい」という意味

ラテン系ほどではないが、あくせくせず、焦らずに、楽しく、という国民性を象徴しているようだ。

69歳の自分には、どこか昭和を思い起こす。

そんな、タイ人の生活をカメラに収めて、改めて働くということの意味を考えた。

未来のためにできること

まずは、自分が得てきた「社会からの恩恵」を返すこと。
社会へ恩返しすること。

それが、希望を見つけづらい若者たちへ、少しでも還元できたら

そこで始めたのが、社会に出て即戦力になるスキルを
これまでの経験知を活かして還元する無料のネットスクール。

特に、経済的事情から有料のスクールへ通えない人たちが、即戦力として活躍できることを重点にカリキュラムを用意した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?