山さん

東京銀座でショップマネージャーを10年勤めたのち、会社を起こして地方の小さなお店を選ん…

山さん

東京銀座でショップマネージャーを10年勤めたのち、会社を起こして地方の小さなお店を選んだ男です。どうぞよろしくお願いいたします。

最近の記事

個性の正体

私は約20年以上洋服屋でやっている。 東京で10年地方で10年。たくさんのお客様をお相手させていただき今に至る。 私はメンズウェアの中でも特にスーツやジャケットといったドレスアイテムを中心に専門として販売してきた。 ここ10年で時代の着こなし方は一気に変わり、世の中で言うカジュアル化がさらに進んでいる。 今回のコロナでさらに加速した。今スーツやジャケットといったものはファッションアイテムとしては存在するが、マナーのウエアとしては既に存在しないのかもしれない。そんな考え

    • 本当の意味のサステナブルなファッション

      最近ファッション界では無駄な廃棄ファッションをなくそうという取り組みのもと、サステナブルなファッションということが取りざたされている。 特にコロナを経験し、よりその価値が高まった気がする。 しかし永続可能なファッションを創ることと同時に、もっと重要なことは、よりパーソナルにその人が楽しく生きられる服を「正しく売る」ことにあると思う。 いらないものを作らないのも大事だが、人生を楽しめるモノ、服を「正しく売る」。 この行為こそがサステナブルなファッションの本質だと思う。

      • アパレル小売り店舗の役割

        アパレルが不審になって20年。 店頭ではお客様が来ずに潰れて行くお店もたくさんある。 なぜ潰れるのか? ものだけを売っているからである。 お店に人が来るのが当たり前の時代は終わり、店に集客する時代も終わった。 ものはありふれどこでもあるものが高い値段で売ってあるなら安いネットで買うのが当然な流れだ 。今小売店の役割が新しくなっている(ある種昔に戻っている) 新しいインターネットという販売ツールができた時、アパレルの小売店の役割は「顧客を作ること」にある 。

        有料
        300
        • ありがたいお客様

          僕のお店は僕一人でやっている 。 朝から晩まで。通常の会社だとアルバイトから社長までの仕事をすべて一人でやっている 。 一番楽しいことは接客だ 。 顧客様になって頂き、山田さんと頼っていただくことが何よりも嬉しい。 社長業や雑務はそれをやるためにしょうがなくやっているに過ぎない。 ありがたいことに、毎日毎日お客様が足を運んでくださる。 人生の貴重な時間を使ってお店に足を運んでくれる。そして2時間程度楽しく服の話をする。 この時間が何よりも楽しい時間。 生活は出

        個性の正体

          今日もがんばる

          毎日一歩づつ。毎日頑張る。走らない。毎日一歩づつ。毎日頑張る。

          今日もがんばる

          売上のかけ算を元に戻す

          お店やりだして10年以上になるんですけど、あの最近は何か顧客様がすごく増えてきたことで、なんか50万とか20万という客単価っていうものに慣れすぎてしまってて、そこばかりを狙っていく感じになってきたことを最近ちょっと何か反省をしてます。 お客さんがいることをはすごいことだしお客様が育ってきて高単価なモノを買ってもらえるような信頼を得たということは大きいことだけれども、 それのほうにばかり目を向けて新しいお客様とか、買いやすい単価のモノとか、例えば2万とか3万とかそういった物

          売上のかけ算を元に戻す

          文化の向上は人の目が大事

          文化を向上させていくには、周りの人の目が大事。 文化を良い方向に向上させるためには、誉め合うことが大事。 文化を成熟させていくには、誉めると同時に批評も大事。 私は愛媛県松山市のファッション文化の向上を目的に会社をやってるので、 文化を向上させていきたいから、 まずは私が 私のお店が 目になろう。 そして誉めよう。

          文化の向上は人の目が大事

          やっぱり東京はすごい‼️

          愛媛県松山市でお店をやりはじめて10年。 松山市はいい街だ。 いい人だらけだ。 10年前までの東京時代に身につけた、スキルと人脈のおかげで今までやってこれた。 10年お店をやったので、その過程でスキルはさらに上がったけど、 人脈は? 新しい才能や、スキルを持ってる人との出会いは極端に少ない。自分から作ろうとはしてるが、地方にいる限界を感じる。 だから、やはり東京に来た。 片足を、ちょっと意識を東京においてみた。 実際に仕事じゃない、たくさんの人達と飲みに行っ

          やっぱり東京はすごい‼️

          捨ててみよう。

          会社をやりだして10年。 長いような短いような 。 今まで10年やってきた中で たくさんのものを得てきた。 今までの経験と実績にはたくさんのことがある。 ここらで一旦色々整理してみて 色んな物を捨てて身軽になって、もう1度取り組んでみようと思う。 例えば 売上の取り方で成功しているやり方 、10年来ご来店頂いてる沢山のお客様。 それらのものを一つづつ一人づつ整理し、成功してるがゆえに、その手法にこだわりを持ってること、またそれにすがっていることがたくさ

          捨ててみよう。

          AntonioLiverano氏、生きる伝説

          昨日岡山であったLIVERANO&LIVERANOのトランクショーに同行してきた。 LIVERANO&LIVERANOとはイタリア、フィレンツェのテーラーで世界のトップに君臨する重鎮だ。 たくさんのご縁のお陰で、アントニオリヴェラーノ氏と7年前から懇意にしていただいてる。 御歳82歳のアントニオさんはまだまだ元気。 年に2~3回、フィレンツェでいつも一緒に一週間くらい一緒にいると、彼らの衣食住に対しての感覚に刺激を受ける。 生きるとはどういうことか、幸せとはどういう

          AntonioLiverano氏、生きる伝説

          通販はダサい

          インターネットが絶対的定着をみせてる今、通販で服を買うことがダサい行為になりつつある。 僕は20年以上、洋服屋の販売員として、働いている。10年間銀座でショップマネージャーとして働き、10年前に会社を起業して、愛媛県の松山市に10坪いかない小さなお店を開いた。 たくさんの洋服好きの方々に囲まれ10年やり続けている。 会社と言っても、僕一人だけ。 お店のオープンも14:00~で、閉店は19:00。火曜水曜が休みで、その他にも休みのときもある。 私の店「DRESSERS

          有料
          100

          通販はダサい