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「基本情報技術者合格への道」 #DAY3

▼OS

ハードウエアやアプリケーションを管理・制御するソフトウエア。
「基本ソフトウエア」とも呼ばれている。
 ■制御プログラム:ハードウエア資源の状態を常に監視してPCの効率的な
          利用を実現する。
 ①ジョブ管理:ジョブのシケジュール管理。結果が出るまでの過程を提供
 ②タスク管理:CPUを効率よく使用するための割当てを行う。
 ③記憶管理:主記憶を効率よく管理する。
       実記憶管理と仮想記憶管理の提供
 ④ファイル管理:ディレクトリやファイルを管理する。
 ⑤その他:入出力管理、セキュリティ管理、障害管理など

▼アプリケーションソフトウエア(応用ソフトウエア)

ワープロや表計算などのOS上で稼働する特定の目的を実現するためのソフトウエアのこと
 ■ミドルソフトウエア
  OSとアプリケーションソフトウエアの中間に位置し、統一的なインター
  フェイスや共通機能を提供するソフトウエア

▼API

アプリケーションからOSが用意する各機能を利用するための仕組み。

▼デバイスドライバ

PCに接続した周辺機器を制御するソフトウエア。
 ■「プラグアンドプレイ」
  プラグを指すだけで必要な設定をしてくれる機能。

▼OSS(オープンソースソフトウエア)

ソースコードを公開しているソフトウエア。
OSSの最低条件...
・「頒布先となる個人やグループ・利用分野を制限しない」
・「再頒布で追加ライセンスを要求しない」
・「特定製品に限定したライセンスにしない」

▼OSSライセンス

代表的なライセンスで「BS Dライセンス」と「GPLがある」
 ■「BSDライセンス」:「無保証であること」「改変後の再頒布の際に元
            のソフトウエアの著作権表示部分やライセンス条
            文は残すこと」の2つの制約がある。
 ■「GPL」:2つの制約に加えて、「コピーレイト」という制約がある。
       コピーレイトとは、要約すると「ソフトウエアを独占せず、
       皆で改良して、共有の財産にしよう」という考え方

▼ジョブ

利用者から見た仕事の単位。コンピュータに実行を依頼する単一のプログラムなどのプログラム群のこと。

▼タスク

OSから見た仕事の単位。コンピュータに投入されたジョブはいくつかのタスクに分解される。

▼ジョブ管理

ジョブの入力・出力を管理する機能がある。PCに投入されたジョブは、入力待ち行列に登録され、順番に処理されるのを待つ。そして、処理された後は、出力待ち行列に登録され、処理結果が出力されるのを待つ。

▼スプーリング

CPUよりも低速な入出力装置をCPUと独立して動作させ、並行処理を行うことで処理効率を上げる機能。
出力データを磁気ディスクに書き込んでから出力する。

▼タスク管理

「実行可能状態」「実行状態」「待ち状態」の3つの状態で管理しながら、CPUの有効活用をする。
※実行状態へ遷移するときに、CPUの使用権を割当てることを「ディスパッチ」という。

▼タスクスケジューリング

複数のタスクからどのタスクにCPUの使用権を割り当てるか決める方式。
・「到着順方式」:実行可能待ち行列の先頭にあるタスクから割当てる
・「処理時間順方式」:処理予定時間が短いタスクから割当てる
・「優先度順方式」:優先度の高いタスクから割り当てる
・「ラウンドロビン方式」:先頭にあるタスクから割当て、一定時間が経過
             したら、実行を中断して実行可能待ち行列の最
             後尾に加える。

▼マルチタスク

見かけ上、複数のタスクを並行処理する。タスク実行中に、CPUが利用されず、遊んだ状態になることを他タスクを割り当て、CPUを有効活用する方法

▼タスクの実行方法

 ■「ノンプリエンプティブ方式」:OSがCPUを管理せず、プログラムに任
                 せること。
 ■「プリエンプティブ方式」:OSがCPUを管理すること。(現在の主流)
               OSが実行中のタスクを中断しながら、他
               タスクにCPUの使用権を割当て処理する。

▼マルチスレッド

1つのプログラムの中で並行処理が可能な部分を複数の処理単位に分解して、それらを並行して処理するOSの機能。

▼割込み処理

実行中のプログラムを一時中断して、別の処理に切り替えること。
内部割込みと外部割込みがある。

▼ポーリング制御

入出力装置の状態が変化していないか一定間隔で監視すること。割込みよりもCPUに負荷がかかる。

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