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「基本情報技術者合格への道」 #DAY5

▼進数

人が日常的に使っているのは「10進数」。0から9までの10種類を使用して、9の次が一つ桁が上がる。
■「2進数」:0と1の2種類を使って、1の次が一つ桁が上がる。
■「8進数」:0から7までの8種類を使って、7の次が一つ桁が上がる。
■「16進数」:0から9までの数字とA〜Fを使って、Fの次が一つ桁が上がる

▼基数

各桁の重み付けの基本となる数。N進数の各桁の重みは、小数点を基準に左へN0,N1,N2...と増え、右へN-1,N-2...と減っていく。

▼N進数から10進数への基数変換

ある進数で表現されている数値を別の進数で表現し直すこと。
N進数から10進数への変換は各桁にN進数の重さを掛けて足す。

▼10進数からN進数への基数変換(割算・掛算を使用)

整数部は、Nで割って下から余りを並べる。小数部は、Nを掛けて、順に整数部を並べる。

▼2進数・8進数・16進数の関係性

■2進数→8進数:小数点を基準に、3桁ずつ区切って、8進数に変換
■2進数→16進数:小数点を基準に、4桁ずつ区切って、16進数に変換

▼補数

「ある数」を「決められた数」にするために「補う数」のこと。
■「1の補数」:ビットを反転する
■「2の補数」:1の補数に1を加える

▼浮動小数点

実数(小数点のついた数)を扱う場合に使用する形式。代表的な形式であるIEEE754,32ビット形式を考えて数値は(-1)5*B*2Eと表現するとあらかじめ決められている。
符号部(S)1ビット/指数部(E)8ビット/仮数部(B)23ビット
S:仮数部の符号として(0:正,1:負)
E:2を基数として、実際の値に127を加えたバイアス値
B:絶対値を2進数で表す。1.M(1.xxx...)となるように正規化する

▼誤差

数字で指定されたビット数で表現しているために真の値を表現する値との間に差が発生すること。

▼『桁あふれ誤差』

演算結果がコンピュータの表現でできる範囲を超えることができず発生する誤差のこと。
表現できる範囲を超えることを「オーバーフロー」といい、浮動小数点では限りなく0に近づいて表現しきれなく発生する「アンダーフロー」がある。

▼丸め誤差

切捨て、切り上、四捨五入することで発生する誤差。

▼『桁落ち誤差』

有効桁数が減少することで発生する誤差。
※有効桁→測定値がどの桁まで意味があるのかということ。

▼『情報落ち誤差』

小さな数値が計算結果に反映されていないことで発生する誤差。

▼打切り誤差

計算処理を打ち切ることで発生する誤差

▼シフト演算

左右にビットをずらして、乗算、除算の演算をすること。
nビット左にシフト:2n倍 nビット右にシフト:1/2n倍

▼理論シフト

符号を考慮しないシフト演算。
あふれたビットは捨て、空いたビットは0を入れる。

▼算術シフト

符号を考慮するシフト演算。
■「算術左シフト」:符号ビットはそのまま、あふれたビットは捨てられる
          空いたビットには0が入る。
■「算術右シフト」:符号ビットはそのまま、あふれたビットは捨てられる
          空いたビットには符号ビットと同じビットが入る。

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