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【ジェイの才能探訪#7】才能発掘④(INS“I”GHTS)〜一問一答でGO!〜

 さて、今回の内容は「あなたがイライラすることは何ですか?」というIntolerance診断である。この質問に関しては、多種多様な回答があり非常に興味深かった。まさに人それぞれの才能にアプローチできる質問であった。一つ一つが面白いので、一問一答形式で記載しようと思う。
(「  」は子どもの回答及び返答)

〜表面的、よくあるイライラ〜

「自分が忘れ物をした時」
 責任感が強いんだね。普段から忘れ物しないよう確認をしているんだね。

「勉強で分からない時」
 分からない状態をそのままにしないんだね。自主学習のテーマに活かせそうだね。

「弟がウザい時」
 なるほど、そういう時あるよね。きっとお兄ちゃんにかまって欲しいんだよ。

「お手伝いを頼まれたのに妹が全然やらない時」
 そりゃ不平等に思うよね。だけど、自分自身はお姉ちゃんんとしての役割をしっかり果たしているんだね。

「勉強中に横で大声を出す人」
 そんな人いるの?!反対に君は普段静かに過ごしているから、周りをよく見ながら心優しい行動を心掛けているね。

「ありがとうを言わない人」
 めっちゃ分かる。ということは君自身、普段から挨拶や返事・お礼などの声掛けを大切にしているんだね。

「針に糸が通らない時」
 家庭科のヤツだね。糸を斜めに切ると良いよ。

「頼んだことをやってくれない時」
 困っちゃうね。君はいつもしっかりこなしてくれるよね。最後までやり切る責任感と意識の高さがあるね。

「何回も同じことを言われる時」
 何を言われるの?
「勉強しろ〜です。」
 あるあるだね。言われるとやる気が無くなる呪いの言葉だよね。考えを逆転させると、言われないように・やる気が保てるように行動するヒントがあるかもね。

「注意しても無視されて、逆に口答えされた時」
 具体的でイメージしやすい。君の普段の行動を見ていると、自分の間違いを認めることができて、謝罪したり改善したりすることができているね。つまり、素直に行動することができているね。

「ボールペンで書こうとしたら、インクがかすれて出ない時
 掃除の時、床とちりとりの間にゴミがはさまって取れない時
 もうちょっとなのに、ギリギリすき間が無くて入らない時」

 お…多い。共通点を探すと…スムーズに行かないことが嫌なのかな。事が順調に進められるような下準備を考えることができるかもよ。

「悪口、暴力をふるわれた時」
 純粋に嫌だね。生徒指導の問題があるので、後で詳しく話を聞こう。

「ネット回線が遅く、カクカクする時」
 オンライン対戦では死活問題だね。親に相談しよう。


〜少し突っ込んで聞いてみたもの〜

「大きな音を立てている人、最初からネガティブな発言をしてくる人」
 周りに何かマイナスな影響を及ぼすことが気になるんだね。君はこういった行動をしますか?
「いえ、しないようにしています。」
 ということは、周りに悪影響を与えないよう、足を引っ張らないように行動しているのかもね。ついつい人の表情や反応、集団の雰囲気を観察して行動しているんだね。
 ※その後、この子の“人の表情をよく見ている、一緒にいて疲れさせない”才能に繋げられた。

「説明しても意味を分かってもらえない時」
 分かってもらえない場合、その後どうするの?
「もう一回説明します。それでもダメなら諦めます。」
 そっか…でもイライラするっとことは、分かってもらいたいという気持ちが心の奥底にはあるはず。その気持ちは大切にして欲しいな。

 言葉がダメなら、君が得意なイラストはどう?例えば、キャラクターに説明のポイントを喋らせたり、やり方や手順をキャラクターの掛け合いで表したり、四コマ漫画で表現してみたりするのはどうかな?
 ※その後、この子の“イラストで楽しく表現できる”才能に繋げられた。

「勝手に役などを決められた時」
 自分に関することで、知らない所で物事が進むのが嫌なんだね。納得できれば、すんなり受け入れることができるのかな?
「たぶん、はい。」
 ※以前までは、気に入らないことがあると暴言を吐いたり、暴れたりする子だった。その後、自身を客観視する機会を繰り返し設け、アンガーマネジメントができるようになった。

「自分勝手な行動をする人」
 そういった行動を見かけたら、どうするの?
「ん…。注意とかはしませんが、自分はそういった行動をしないように心掛けます。」
 人の振り見て、我が振り直すだね。
 ※その後、この子の“人の役に立つ行動を率先して行う”才能に繋げられた。ただ、求められる行動ばかりだけでなく、自分の欲求も見つめるようアドバイスした。

「何度言っても言うことを聞かない人、ノルマ(目標)を後回しにする人」
 と言うことは、何か目標を立てたら、達成しないと気が済まないんだね。これからも大小限らず、ノルマを設定して行動すると上手くいくかもよ。
 ※その後、その子の“目標を立てて動き続ける”才能に繋げることができた。

 後は、言うことを聞かない相手にも、達成できそうな小さな目標を設定してあげて、ちょっとずつ行動できるように導いてあげるのはどう?自分にもできるのだから、できそうじゃない?
「その発想は無かったです。やってみようかな…。」

「自分の方がやっている、習っている期間が長いのに、相手の方が自分より上手にできて、人気になっている時」
 負けず嫌いなんだね。その悔しさは、次の行動への大事な原動力だよね。決して相手を憎むことはせず、自分の行動へのエネルギーに換えていけると最高だね。何事にも頑張り続ける姿は好きだな〜。

〜その他〜

「めんどくさい時」
 何が面倒なの?
「…。色々?あまり考えたことないかも。」
 そうか。自然と面倒だなと感じている事を探していけば、才能を見つけるヒントがあるかもしないから、これから一緒に見つけてみよう!

「ない。」
 幸せだね〜。


【まとめ】
・体系的なまとめは特に無いが、生活の中で自然に感じている嫌悪感・違和感を反転させて、ついついやっている才能を見つけられたケースがあった。
・才能に繋げられなくても、これらのイライラを排除することが才能の発動条件にもなる場合がある。

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