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第55回白門祭リポート②

写真研究部

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実は写研の展示を1番楽しみにしていた。毎年各々が独自のテーマで撮った写真が展示されており、添えてある解説とともに見ると色々な解釈ができて面白いのだ。今年は友人が在廊している間に行けたので解説つきで鑑賞できた贅沢なひとときだった。写真なんか誰が撮っても同じじゃないかと言われるかもしれないが、スマホで簡単に写真が撮れてしまう時代だからこそカメラを構えた時にその人の人となりが表れるのだと思う。

写研の展示は、写真を通じて見知らぬ人たちの感性に触れられる貴重な機会なので是非見に行ってみてほしい。

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↑去年オンラインだったのもあって展示とか大変そうだった。お疲れ様です…。


地域猫サークル チュウネコ

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筆者は生粋の犬派なのですが、友人から元彼に至るまで悉く猫派という四面楚歌状態である。猫といえば三毛猫を見かけた詩人・中原中也の「やい!哲学者!」という呼びかけを思い出すくらい…。そんな私が猫と和解するため乗り込んだのが、地域猫サークル・チュウネコだ。日野市の保護猫施設や保護猫カフェにゃん福でのボランティア活動、セミナー等を行なっている人たちの集まりである。

今回の展示では保護猫に関する写真展、来場者参加型の「猫じまん」企画、TNR活動の情報発信が行われていた。

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↑「ネコじまん」飼い猫・野良猫関係なく猫への愛に溢れたコメントがたくさんあった。

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絵が上手い…!これは軽率に猫を推したくなる。

続いて、TNR活動について。TNRとは、

T=trap(捕獲すること)
N=newter(不妊手術のこと)
R=return(猫を元の場所に戻す)

以上3点を継続して行うことで飼い主のいない猫の健康を守り、殺処分の減少を目指すことを指す。不妊手術をした猫は耳先を桜の花びらのようにV字カットすることで同じ猫に何度も不妊手術をしてしまう危険性を避けている。こうした猫たちは「さくらねこ」として繁殖することなく1つの命を全うするのだ。また、この展示では近年問題になっている多頭飼いの危険性にも言及している

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↑多頭飼いの末に捨てられた猫。


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↑遺棄された状態の猫。こんな場所では命に関わる

2018年の環境省調べでは日本では1年間に約8,000頭の犬と約3万1000頭の猫が行政の手で殺処分されているという。人間のエゴで何の罪もない動物が犠牲になっているということ、それをなくすためにひとりひとりができることを考えていきたい。最後に、代表的の方からコメントをいただいた。

ペットを飼う時、保護猫という選択肢がある

保護猫カフェ・にゃん福については下記URLより参照▶︎https://ameblo.jp/nekotohituji/

そんなこんなで何もないなりに白門祭を満喫した1日でした。山田裕貴が来たってマジ?HIGH&LOW で鬼邪高推しだった身としては是非とも本人を見てみたかった…。

取材にご協力いただいたサークルの皆様、ありがとうございました!!厳しい時代ですが共に乗り切っていきましょう!!!!!!!!

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