「松田迅くん」に出逢えて明日が好きになった話

注:これは、割と人生に価値が見出せなくて、もうどうでもいいなって荒んでいた1人の大人の話ですが、迅くんへの溢れた思いを一度言語化してみようと思って書きました。迅くんの魅力が伝わればいいな、拙いし無駄に長いです。めっちゃ暇!な人以外読むことはおすすめしません。

私はINIの松田迅くんが大好きだ。
日々、松田迅供給があっても、なくても、想いが溢れて、「待って」「無理」「大好き」の語彙力なんてあったもんじゃない稚拙な言葉しか出てこない。
こんなに言ってるのに、「好き」ってなんだ?とふと思って、「好き」について検索してみた。

心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。(byデジタル大辞泉)

なるほど。心がひかれること、実にそうだなって腑に落ちました。

そもそも、私は迅くんに出会うまで、以前までで言うジャニオタだった。嵐、Hey!Say!JUMP、関西ジャニーズジュニア、バカレア組、TravisJapan、などなど。様々なグループに巡り合う中で、田島将吾さんが昔いたジュニアの集まり(SexyZoneデビュー期〜数年)を追っていた時期がある。当時私は中村嶺亜くんを推していて、学生だった中で、真夏に学校と学校の間に夜行バスで東京まで行きオールスタンディングのかっつめEXシアターのガムシャラを見に行き、そのまま夜行バスで帰ってきて学校に行ったり、興奮しすぎたあまりバスを乗り過ごし1人朝までカラオケで過ごしてみたり、当時のオタク仲間たちと朝までツイキャスしていたり、団扇持ち寄って集まってみたり、雑誌や写真を買いすぎて金欠となったり、とりあえず嶺亜くんがいる現場は行ったり、と今とやっていることは変わらないけれど、楽しかった記憶はある。とにかくその一帯のジュニアたちが大好きだったのだけど、1人ずついなくなり、気づいたらあまり見なくなっていた。ただ、その時には既にTravisJapanの沼に堕ちていたのであまり抜け殻にはならずに済んだ。
トラジャは嶺亜くんを推していた時から並行で推していた。以前のわたしはゴリゴリの掛け持ちで、とにかく推しが沢山いた。今思えば、数ある人を好きだったおかげで救われたところも沢山あったような気がするし、その中でとにかくライブに行くことを楽しみに生きていた。その中でも、2019年はトラジャしか勝たん、トラジャの作り出すステージが最高!と、なかなかに思想強めで生きていたと思う。なので、8.8は普通に悔しかったし泣いたし、その時のサマパラは一生忘れない。
トラジャの作り出す舞台はキラキラ輝いていて、それを見る時がなによりも楽しかった。

そんな、現場に行くこと、つまり今で言う推し活を生き甲斐にしていた私に、2020年、コロナ禍が訪れる。当たり前に現場は無くなり、その時1番楽しみにしていたトラジャ初のアリーナツアーENTER7もなくなってしまった。
当たり前に尸となり、なにより看護師って仕事のおかげでコロナ最前線にいたため、現場が再開となってからも現場には行けず、悶々としており何を楽しみに生きているのかはわからなかった。自分が自粛生活を送っているのに、ツアーは始まり渡米をしている彼らに置いてかれている気がして、トラジャは降りた。

ただ仕事に行き、友達にもあまり会えず、どんな日々自粛しても目の前の患者はコロナだった、ということでやりきれず、本当に何の為に生きているのか分からなかった。こんなにつまらないことがあるのか、思考が死んでいくことってあるんだ、って感じで何も楽しくなかった。喜怒哀楽のうち、怒哀しかないような、そんな生活を送っていた。本当に自分のこともどうでも良かったし、なんのために生きているのか、わからなかった。明日なんて来なけりゃいい、と思っていたし、自分なんかいなくなればいいと、割と本気で思っていた。

そんな中、Twitterのトレンドに見たことがある名前を発見する。そう、田島将吾とヴァサイェガ光である。たじ?ヴァサ?え、なに?となり、彼らがオーディションに出ることを知る。韓国に触れてこなかった為、それが何かもわからないなか、友達からとりあえず暇なんだから見なさいと見方をレクチャーされる。そうしてなんとなく見始めたPRODUCE 101 JAPAN SEAZON2だった。その時はただ、たじとヴァサデビューできたらいいね、くらいの軽い気持ちで、まさか推しができるなんて思ってもいなかった。割と真面目に見ていたにも関わらず、グループバトルぐらいまで私は特に推しが定まらなかった。

そんな中遂に出会う、『松田迅』に。

いつも通り見ていただけなのに、なんかいつも立って、仲間を呼び、盛り上げている子がいるなー、いい子だなーってなったのがきっかけ。
常に周りに声をかけ、元気いっぱいで。さぞかし常に明るい子なんだろう、ちょっと気にして見てみるか、と彼のグループバトルを見てみた。そこで、ダンス経験者ではあるものの、教えることとチームを引っ張ることに苦戦して、悩み、直向きに一生懸命頑張ってる迅くんがいた。
ただ明るいだけじゃない、言わないとダメなことは言うし、でもそこには信念があって、本当に夢に向かってひたむきだった。そして、迅くんは美しかった。自信はあるけど、そこと現実とのギャップを感じ、でもそれを受け入れて、こう見せるといいんだって、それを徐々に理解していく姿を見た。

この子を応援したい、って思った。
迅くんに気づいてからは、もう世界が変わった。毎週木曜が楽しみだった。毎日投票したし、配信中は隅々まで迅くんが映らないか見た。あの時期の迅推しは知ってると思うけど、迅くんはあまり配信に抜かれなくて、毎回の中間発表にドキドキしたもんだ。

迅くんが沢山頑張ってくれたおかげで、迅くんは7位という順位でデビューを掴んでくれて、私は今も迅くんを見れている。
私は迅くんの直向きに頑張り続けている姿が好きだ。誰よりも周りを気にして、誰か嫌な思いしてないかな、どう言ったらいいかなって考えて行動している姿が好きだ。「俺は好きよ!」ってストレートに相手を褒める言葉はなかなか出てこないし、メンバー誰かを選ぶことになる時、誰も選ばれてない人を選んだりする。
JO1との絡みでも自分の立ち位置を考えて積極的に発言したりするけど、そこにヘイトが向かってしまうこともあった。でも、あれは彼が相当周りを意識して考えないと出来ないし、自分がどうあるべきか、を常に意識していると思う。
優しいからこそ出てくる迅くんの言葉は常に温かくて、周りを明るくしてくれる。そう行動できる迅くんが大好きだ。フロイニでも、喋ることが大好きな迅くんは、いつも楽しくて優しいエピソードをくれる。時に優しく、時に笑えて、沢山MINIに楽しい話をくれる。

パフォーマンスもそう、オーディションの時から迅くんは常に『悔しい』と言っていた。素直に喜んでる姿を見たのはデビューが決まった時だけである。いつも、どう見せたらいいか、周りには沢山ダンスが上手いメンバーがいる中で、負けず嫌いな迅くんは試行錯誤を繰り返してる。そして見えないところで努力をしていることはダンスを見ればわかる。毎回舞台がある度に『俺を見てよ』って、目で訴えて来て、体全身で力一杯己の姿を見せつけてくれる。柔らかくて力強くて、でも表情は艶かしかったりかわいかったり、コロコロと変わって、目が離せない。だから、毎回見事にノックアウトされる。

迅くんの歌も大好きだ。甘くてやわらかくてのびやかで聞いていて幸せになる。
READY TO POPでは、色んな人から「迅歌上手くなった」て言われて嬉しかったことを覚えている。あまり歌について言及されてきていない迅くんだけど、歌に関しても日々努力してるんだなって感じたし、負けないって感じて嬉しかった。
MOREやT-Shirtではラップもしていて、迅くんラップいけるよと胸が高まった。これからもっともっと歌ってほしい。未来が楽しみである。


迅くんの中には『自分で自分を世界で一番かっこいいと信じる』というポリシーがある。自分で自分を好きでかっこいいと思ってくれていること、かっこよくあり続けようとする向上心が気持ちよい。自信持って見せてくれる姿が本当にかっこいいが、自信を持てるように日々努力をしてくれてることを忘れてはいけない。迅くんが変わらず気持ちよく努力できるように、オタクは見せてくれる姿に全身全霊で沸きたいな、と感じる。

様々なメンバーが個人仕事をしていく中で、迅くんは自分の強みや個性とは何か、ってきっと考えることが増えたのだと思う。野球が大好きで、話す知識が明らかに増え続けていたり、プロスピについて主張をするようになったのも、自分の個性として、意識しているからだろうなと感じる。だからこそ、本人が発信してくる好き、には応援したいと思う。


迅くんに出会えて、私の世界から消えていた感情が復活した。
毎日迅くんが元気をくれるし、迅くんが頑張っているなら自分も頑張りたい、迅くんが優しいから優しくありたいと思う。
迅が前を向くなら私も前を見るし、挑戦するってなる。
沢山大好きな友達もできたし、来てほしくなかった明日も新しい迅くんがいるかもって好きになれた。

迅くんありがとう、迅くんがいるから毎日楽しいです、これからもずっと応援します。


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