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【取り組み紹介】日刊工業新聞社の「産業界とともに推進する」SDGsアクション

「おうち時間」を「SDGsに触れる時間」にするため、“SDGsな”エンタメや、企業などの取り組みなどをご紹介していく「おうち時間でSDGs」。今回は、ジャパンSDGsアクションの公式パートナーである「株式会社日刊工業新聞社」の取り組み事例をご紹介します。

■今回SDGsの取り組みをご紹介する企業
株式会社日刊工業新聞社
産業総合紙「日刊工業新聞」(1915年「鉄世界」として創刊)を発行する。産業総合情報機関としての機能をさらに高め、電子メディアや展示会・イベント、出版、教育といった事業に新たな視点で挑戦している。
HP:https://corp.nikkan.co.jp/

コンセプトは「産業界とともにSDGs推進」

日刊工業新聞社はSDGsが採択された2015年9月25日付「日刊工業新聞」にSDGs特集を掲載しました。採択時で日本初のSDGs特集です。それ以降、産業・技術革新の視点からSDGs報道を続け、2018年9月には国連「SDGメディア・コンパクト」創設メンバーに選ばれました。

日刊工業新聞社のSDGs報道の根底には、「あらゆる課題の解決に産業界のチカラが不可欠。そのために産業界とともにSDGsを推進していきたい」という考えがあります。
新聞や出版、電子メディアなど全事業を通じて、企業・学術機関のゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう」達成を応援することが、日刊工業新聞社のSDGs活動です。

ビジネスに関連したSDGsニュースを連日発信し、持続可能な未来の実現に貢献している日刊工業新聞の取り組みとは、どのようなものなのでしょうか。


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【事例1】国連「SDGメディア・コンパクト」創設メンバーとしての責任ある行動の徹底

■ターゲットとなるSDGsのゴール
すべてのゴール

日刊工業新聞社は、2018年9月の国連総会でアントニオ・グテーレス国連事務総長から「SDGメディア・コンパクト」の創設メンバーに選ばれた報道機関として、SDGs達成へ向けた責任ある行動を徹底しています。
SDGメディア・コンパクトとは、SDGsに関する報道を充実させ、ゴール達成に向けた行動を活性化させることを目的に、報道機関とエンターテインメント企業のアライアンスとして発足しました。創設メンバーは日刊工業新聞社、朝日新聞社、日本テレビ放送網の日本の3社を含めた世界31企業・団体で、現在は100を超える企業・団体が参加しています。

SDGメディア・コンパクトへの選出は、国際社会から“SDGsの報道機関”として認められた証です。
日刊工業新聞社はその自覚と責任を胸に、新聞、広告、イベント、出版、Web(ニュースイッチ)といった、あらゆるメディア事業を通じて、“産業界とともにSDGsを推進する”という目的を持って行動しています。

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】

【事例2】継続・徹底のSDGs報道

■ターゲットとなるSDGsのゴール
すべてのゴール

日刊工業新聞社は、「日刊工業新聞」や「ニュースイッチ」などで環境・社会問題の解決や地方創生に貢献するビジネス、イノベーションに挑む企業ニュースを報道しています。
日刊工業新聞社と同じ中小企業も取材対象です。各地の拠点網を生かし、地域に根ざした企業のSDGs活動を全国に伝えており、他の報道機関にない特色となっています。

「日刊工業新聞」では19年4月から「SDGs面」を常設し、20年4月には週2ページに増強しました。継続的な取材・報道活動によって、これまでに1,689本のSDGs関連記事を掲載しました(※)。
紙面やWebで紹介した企業のモチベーション向上、SDGsを推進する企業の拡大に貢献しています。

※21年3月4日現在。Webサイト「日刊工業新聞電子版」で「SDGs」と検索した記事本数

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】


【事例3】企業の発信を応援

■ターゲットとなるSDGsのゴール
すべてのゴール

報道以外でも企業の発信を応援しています。一例として経営トップがSDGs活動を一般の企業人や他社幹部に説明する場を提供しています。
主役の企業は聴講者の“生の反応”から、自社の発信が社外に伝わっているのかを確認できます。これまでの開催では社長に覚悟をただす厳しい質問が会場から投げかけられるなど、丁々発止のコミュニケーションが起きています。
企業からのSDGsに関連した情報は一方通行になりがちですが、双方向の対話によって発信力を“増幅”させるサポートをしています。

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】

持続可能な未来の実現へ向けたメッセージ

最後に、ご担当者にお伺いした、日刊工業新聞社が抱く持続可能な未来への想いをご紹介して終わりたいと思います。日刊工業新聞社は今回ご紹介した活動以外でもさまざまな取り組みをしているので、気になった方は、ぜひホームページからチェックしてみてください!

■日刊工業新聞社からのメッセージ
課題解決力を備えた企業とともに成長をしていきたいです。私たちの読者、ステークホルダーとの連携はもちろん、これまで出会いのなかった主体ともパートナーシップを築き、新たなインパクトを生みだしたいです。