見出し画像

自宅で簡単にできるSDGsアクション

「SDGsに貢献したいけど、何をすれば良いのかわからない方」や、「何から始めればよいのかわからない方」など、SDGsアクションのきっかけを探している方のために、特別なことをしなくてもすぐに始められるSDGsアクションをご紹介していく新コーナー。
初回は「自宅で簡単にできるSDGsアクション」をご紹介していきます。

■SNSでSDGs記事を「いいね!」「シェア」する

「なんか気になる」「素敵だなと思った」。そんなSDGsに関係する記事や、「これってSDGsかも!」と思った記事には、積極的に「いいね!」や「シェア」をしていきましょう。あなたのアンテナに引っかかった記事は、きっと有益な情報。その記事が少しでも拡散されていけば、未来はよりよいものに変化していきます。
また、自身のちょっとしたアクションや考えを投稿するのも◎。投稿をする際には「#(ハッシュタグ)」をつけて、多くの人に見てもらえるようにしましょう。

【このアクションに関係する主なSDGsのゴール】
全17ゴール

■節電を意識、実行する

地球温暖化問題をはじめとする環境問題解決へのアクションとして知られている「節電」は、立派なSDGsアクションの1つです。
意識して周囲を見渡してみると、日常生活において節電できる機会は思っている以上に多いような気がします。例えば、

●未使用時は電源タップの電源をOFFにする
●ドライヤーや乾燥機の使用を控える
●テレビやパソコンの“ながら使用”を止める
●エアコンの温度は、冬は低め、夏は高めに設定する
●古い電気機器を省エネタイプのものに変える

といったこと。これらのアクションなら簡単に、今日から実践できますよね。もちろん、これらのアクションは一回きりではなく、習慣づけていくことが大切です。上記に挙げたもの以外にも、自宅で節電できるポイントはたくさんあるはずなので、周囲の節電ポイントを探して、SDGsアクションにしてみてください。

【このアクションに関係する主なSDGsのゴール】
ゴール7|エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
ゴール13|気候変動に具体的な対策を

■節水も意識、実行する

節電と同じく、節水も自宅で簡単にできるSDGsアクションの1つです。
私たちが生活を続ける上で、「水」はなくてはならない存在ですが、実は現在、地球温暖化や人口増加、世界経済の発展などの影響によって、将来的な水不足が危惧されていることを知っていましたか?
それを回避するため、より良い未来の実現のためには、今から節水のアクションを行うことが重要だと言えるはずです。

自宅でできる代表的な節水には、

●週に数度、入浴を短時間のシャワーに変更する
●炊事や歯磨きなどの際に水を出しっぱなしにしない
●食器のすすぎ洗いを止める
●お風呂の残り湯を洗濯・トイレの洗浄・洗車・掃除などに活用する

といったものがあります。東京都水道局によると、 洗面・手洗いで1分間水を流しっぱなしにした場合、約12リットルの水が使用されるそう。これってかなり使ってしまっているような気も、そんなに使う必要がないような気もしますよね。
節水は節電と同様に、実は必要がないところ(量)まで使っているケースが少なくありません。少し意識して、使い方を見直ししてみれば、思っている以上に簡単に、そして効果的に節水ができるかもしれませんよ。

【このアクションに関係する主なSDGsのゴール】
ゴール6|安全な水とトイレを世界中に
ゴール7|エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
ゴール13|気候変動に具体的な対策を

■使わないものを寄付する

着なくなった衣服、読み終えた本、買い替えで不要になる家具などなど。自宅に眠っている使わないものは、捨てずに寄付しましょう。さまざまな支援活動を行う慈善団体が、必要な場所や人に届けてくれます。

また、寄付はモノ以外にもお金ですることもできます。
難民、貧困、教育、医療分野などの人道支援や、自然や動物の保護活動を行う支援団体は、活動の継続や活性化を目的に寄付金を募っていることがあります。寄付金は当該団体のホームページや特設サイトなどで受け付けていることが多いので、パソコンやスマートフォンで情報を集めて、活動に賛同できる団体があったら寄付金という形で応援してみましょう。

【このアクションに関係する主なSDGsのゴール】
全17ゴール

■食べ残し、使い残しをしない

農林水産省及び環境省の「平成29年度推計」によると、日本では、年間2,550万トンの食品廃棄物等が産出され、このうち食品ロスは612万トン(事業系廃棄物328万トン、家庭系廃棄物284万トン)。国民一人当たりに換算すると、毎日「お茶腕約1杯分(約132g)の食べもの」が捨てられていることになると言われています。

家庭で食品廃棄物が生まれる主な原因は、食べ残しや食材の使い残し。それらを起こさないための対策として、

●食べられる分だけ作る
●食材の使い残しをしない
●一度食卓に上がったものは、責任を持って消費する

といったものが挙げられます。
また炊事の際には、前述の節電&節水、飲食を行う際には、紙コップや割り箸、プラスチックストローなどを極力使わない、といったことを合わせて実践すると、食品ロス以外の部分でもSDGsに貢献できるので、それらも合わせてトライしてみましょう。

【このアクションに関係する主なSDGsのゴール】
ゴール2|飢餓をゼロに
ゴール12|つくる責任 つかう責任
ゴール13|気候変動に具体的な対策を
ゴール14|海の豊かさを守ろう
ゴール15|陸の豊かさも守ろう