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【取り組み紹介】凸版印刷の「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」を目指すSDGsアクション

「おうち時間」を「SDGsに触れる時間」にするため、“SDGsな”エンタメや、企業などの取り組みなどをご紹介していく「おうち時間でSDGs」。今回は、ジャパンSDGsアクションの公式パートナーである「凸版印刷株式会社」の取り組み事例をご紹介します。

■今回SDGsの取り組みをご紹介する企業
凸版印刷株式会社
「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開する世界最大規模の総合印刷会社。
HP:https://www.toppan.co.jp/

コンセプトは「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」

凸版印刷は、1900年の創業以来、印刷技術を原点に社会の要請の変化に柔軟に対応しながら事業展開を図ってきた企業です。創業100周年を迎えた2000年には「情報・文化の担い手としてふれあい豊かなくらし」に貢献することを「企業理念」として掲げた「TOPPAN VISION 21」を制定。2016年には新たな「事業領域」を定め、「社会的価値創造企業」を目指し進化を続けています。

2019年11月には、「TOPPAN SDGs STATEMENT」を策定・公表し、SDGsの経営への統合と取り組み強化を宣言している凸版印刷。SDGsへの取り組みのテーマは「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」です。

上記を実現するため、

「サステナブルな地球環境」
「安全安心で豊かなまちづくり」
「心と身体の豊かさと人のエンパワーメント」

という事業を通じて取り組むべき3つの重点施策を定めています。

【事例1】従業員の健康・働きがい/ダイバーシティマネジメント

■ターゲットとなるSDGsのゴール
3.すべての人に健康と福祉を|5.ジェンダー平等を実現しよう|8.働きがいも経済成長も

凸版印刷は、従業員を「人財」ととらえ、従業員が「やる気」「元気」「本気」の3つの「気」をもつことでそれぞれの力を十分発揮することが大切と考えています。こうした考えのもと、2015年に定めた「健康経営宣言」における取り組みを加速させ、従業員のさらなる健康の保持・増進に取り組んでいるほか、多様な人財が能力を最大限に発揮して働きがいを感じる企業風土づくりを信条とし、ダイバーシティマネジメントの実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。

性別を問わずその能力を最大限に発揮し、活躍の場が広がるよう、ポジティブアクションを推進。その結果、経済産業省と東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を選定する令和元年度「なでしこ銘柄」にも選ばれています。

また仕事と介護、仕事と育児の両立支援、障がい者雇用の推進も行っています。

はぐくみアートサロン仕事と育児の両立支援「はぐくみプログラム」の一つ「はぐくみアートサロン」の様子

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】

【事例2】環境配慮・持続可能な生産

■ターゲットとなるSDGsのゴール
6.安全な水とトイレを世界中に|12.つくる責任つかう責任|13.気候変動に具体的な対策を|14.海の豊かさを守ろう

ものづくり企業である凸版印刷では、これまでも環境保全に配慮した企業活動に積極的に取り組んできました。

近年ますます深刻化する気候変動や海洋プラスチック問題などの環境課題に対して、SDGs全社活動マテリアリティ「環境配慮・持続可能な生産」における「脱炭素社会への貢献」「資源循環型社会への貢献」での具体的な数値目標を設定。ISO14001に基づいた環境マネジメントシステムを構築した上で、社員の環境リテラシー向上の教育や、ステークホルダーとともに環境に取り組む意識の共有化を行う「環境コミュニケーション活動」を実施しています。

また、環境目標への取り組みの効果を測るため、ライフサイクルアセスメント(LCA)のひとつであるLIME手法を用いて、「環境影響」という指標を設定。基準年度からどのように変化しているか、定量的に確認するほか、長期的・継続的な取り組みにむけて「トッパングループ環境ビジョン2050」も策定・公表しています。

事例2

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】

【事例3】TOPPAN S-VALUE™ Packaging

■ターゲットとなるSDGsのゴール
2.. 飢餓をゼロに | 12.つくる責任つかう責任|13.気候変動に具体的な対策を|14.海の豊かさを守ろう|15.陸の豊かさも守ろう

凸版印刷では、持続可能な社会に貢献するためのパッケージブランドとして「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」を策定し、「社会に価値あるパッケージ(環境に優しいパッケージ)」を開発することでよりよい社会と心豊かで快適な生活へ貢献する取り組みを行っています。

「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」は、「ひと」「しゃかい」「ちきゅう」のカテゴリそれぞれで価値あるパッケージを提供することで、サステナブルな社会と心豊かで快適な生活の実現を目指すもの。ひとに価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ™」、しゃかいに価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ™」、ちきゅうに価値ある「サステナブル バリューパッケージ™」を提供することで、地球温暖化、プラスチックごみ問題、食品ロスなどの社会問題と真摯に向き合い、環境配慮型パッケージを通して、お客さまの持続可能な事業の発展にも貢献しています。

事例3

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】


持続可能な未来の実現へ向けたメッセージ

最後に、ご担当者にお伺いした、凸版印刷が抱くSDGsや持続可能な未来への想いをご紹介して終わりたいと思います。凸版印刷では、今回ご紹介したもの以外でもさまざまな取り組みを行っていますので、気になった方は、ぜひホームページからチェックしてみてください!

■凸版印刷株式会社からのメッセージ

社会や地球環境の姿は急速に変化しており、私たちは次々に発生するさまざまな問題に直面しています。私たちは長期的な視点からSDGsの目標について検討を続け、トッパングループ全体で共有をすすめ、経営戦略にサステナビリティの視点を取り組んで事業活動を進めてまいります。