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パラレルキャリア -服育1 始動-

やりたかったWEBマガジン発刊、そしてAPPEARANCE(外見)に関する情報発信はゆるゆるながら継続していた。たまに会う営業時代の同僚からも「なかなか他に無いオモロイ記事だな」とか「楽しく見てますよ~♡」なんて言葉を掛けられることもあり、それなりに手応えはあった。ただ、もう少しリアルに、ダイレクトに伝えることは出来ないものか・・そんな思いは常に持っていた。

1年が過ぎた2017年の夏頃だっただろうか、当時蒲田にあった研修センターの移転話が持ち上がった。幾つかの候補地を見学し、現在の浜松町にあるビルの23階に決めた。そこは海側はお台場やレインボーブリッジ、そして街側は東京タワーの足下が見えるような絶好のロケーション。
お~っ!こ、これはイイ!!
時は共創、イノベーション、デジタルと言ったキーワード真っ盛り。これまでのクローズドな社内研修センターとしてだけでなく、お客様を始め社外の方と「繋がる」ことの出来るオープンスペースを作ろうと、海側の角にその空間を作ることにしたのだが、その中でも “一等地” に当たる場所を私の自由に使わせて貰う約束を取り付けた。よし!(^^)v

研修センター内共創スペース

この一等地をアパレルのショップやオーダースーツのサロンのような雰囲気にし、リアルな情報発信基地にしようというのが私のアイデアだった。
その為には、ある程度 “それっぽい” 調度品であったり、スーツなど商品そのものも必要だが、出来ればそれらはプロから協賛して貰うのが理想だ。お金の話だけでなく、一度購入してしまうと季節毎に着替えさせたりするのが難しくなるから。
同期が部長を務めるファッション業界担当営業部(元々私が長く在籍した部である)に相談し、何社かのお客様に打診をして貰った。
併せて、この場所の家具だけは、プロデュース企業にお願いし、自ら家具屋さんをいくつも回り、自分で選ばせて貰った。懐かしい。このアイデアに乗っかってくれたのが、オーダースーツに特化した事業を展開する株式会社オンワードパーソナルスタイル様だった。ちょうど同社の生産の仕組みに富士通として関わらせて頂くことが決まりそうなタイミングでもあり、この持ちかけ自体が両者の関係を深めることにもなったようだ。
オンワードさんは、私にとって営業としての青春時代を過ごさせて貰った思い出深いお客様。しかも今回の提案を説明しに伺った際に出て来られたのは同社で管理部門を統括されている嘗ての情報システム部長だったのだ。凄い巡り合わせを感じ、私はかなりハイになった。こんな形でまたオンワードさんとご一緒出来るとは思いもせず。。

更に驚いたことが。。時間を掛けて何度か打ち合わせを重ね、その度私より更に前のめりな提案をしてくれ、セミナーで全国回りましょう!とまで言ってくださったそのセミナー講師に手を挙げてくださったのは、当時同社の顧問をされていたメンズクロージング界の重鎮、赤峰幸生先生そのお方だったのだ。雑誌などで良くお顔を拝見していた私からすれば、突然、スターが目の前に現れたようなものであり、テンションはMAXに!こんなことってあるのかぁ、まさか会社員としての仕事で、赤峰先生とお会い出来るなんて。。

私のコーナー

内装や家具なども徐々に整備され、2018年1月にセンターは開設、そして “私のコーナー“ は3月に完成した。

私のコーナーアップ

初回セミナーを4月末の営業新人研修に定め、コンテンツの作成を進めた。いよいよここから『服育』活動が始まる!


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