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今週のスペーストピック12月3日〜12月9日

インターステラテクノロジズがZEROの燃焼機単体試験に成功

インターステラテクノロジズが小型衛星打ち上げロケットZEROの燃焼機単体試験に成功した。本試験では牛の糞尿由来の液化バイオメタン(Liquid Biomethane)が使用された。今後はターボポンプ、ガスジェネレータを組み合わせたエンジン統合試験へと開発は進んでいく。

インドの月面着陸機チャンドラヤーン3の推進装置が地球軌道に帰還

The Indian space agency ISROは、インドが以前打ち上げた月面着陸機チャンドラヤーン3を月まで運んだ推進モジュールが地球の衛星起動に帰ってきたことを発表した。ISROはこれまで、この推進モジュールを地球に帰還させていることを公表していなかった。当モジュールが月の低軌道に到達したのち、十分な推進剤が残されていることが確認されたため、帰還させることを決めたとのことである。

中国が衛星インターネットの試験用衛星を打ち上げ

先週に引き続き中国は、衛星インターネットの試験衛星を打上げ、成功した。今回用いられたロケットは固体燃料ロケットであるJielong-3である。ペイロードに関する詳細は明らかにされていない。中国のメガコンステレーションnational satellite internet megaconstellationの開発が進んでいる。

米宇宙軍のヨーロッパ、アフリカ部隊が活動開始

12月8日、ドイツのラムスタインにある米宇宙軍のヨーロッパ、アフリカに貢献する部隊が活動開始した。およそ30人で構成され、主には衛星のような宇宙に関する機器を用いてヨーロッパ、アフリカを拠点とする米軍に対して衛星を用いたナビゲーションとコミュニケーションを提供する。

スペースXのファルコン9打ち上げ

スペースXは現地12/7、12/8にスターリンクミッションのためのファルコン9の打ち上げを行い、各々23機の衛星の打ち上げを成功させた。




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