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詩のスケッチ2) ありえたはずの私のブルース

「あ」と言えば
「い」と言わなかった私が悲しむ
かと思えば
「う」と言わなかった私も悲しんでいる
毎年、毎日、
毎分、毎秒、
嘆きの階段を
祈るように登れ


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