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好かれるおじさん。
さて、「より良いおじさんライフ」の考察シリーズのお時間です。
第一回なのでシンプルに行きたいと思います。
「好かれるおじさん」「嫌われるおじさん」どちらがいいですか?
95%以上は前者を選ぶでしょう。何かの理由があって人間不信や、人に興味がない人、偏屈な方は後者を選ぶかもしれませんが、基本的には前者でしょう。
では好かれるおじさんとはなんなのか。
性格、見た目、言動、行動、身分、年収などなど色んな要因が考えられるかと思いますが、ここでは会社などの身分や年収などのステータス上の部分はとりあえず省きます。
嫌われていてもいいから、年収はたくさん欲しいっていう方はまったく共感できない記事になるかと思いますのであしからず。
あくまで内面的、人間的な部分で考えていけたらと思っています。
さてさて、ジャムおじさんいますよね。アンパンマンの。作中ではいつも優しいおじさんです。
あのおじさんを嫌いな人ってどのくらいいるでしょうか?基本的には嫌いな人は少ないでしょう。
なぜかと理由を考えてみました。いくつか挙げてみます。※ただ作中の細かい設定があるかもしれないし、間違いがあるかもしれませんのでご了承ください。
・優しい性格
・見た目のかわいさ、清潔感がある(パン屋だからかな)
・声のやわらかさ
・パンを作らせたら間違いない仕事をする(首元にきちんと投げるコントロールも含め)
・間違った事は言わなそう、道徳観がある
といった感じでしょうか。好感が持てる理由がやはりあるのです。
あなたの周りにも皆から好かれている方、いるのではないでしょうか?
まずはその方の分析を自分なりにしてみるのをオススメします。理由がいくつも挙がってくると思います。
とってもシンプルな事をいいますが、好かれるおじさんになりたいなら、まずはその挙げた理由に近づく努力をする事です。
分かってはいるのだが、なかなか簡単には変えられない。おそらくそう思った方も多数いると思います。
そうですよね。自分の根っこの部分なんで、今更変えられないという事も確かにあるでしょう。これが自分だ!というプライドもあるかもしれません。
ですが、私はこう思います。
変化を恐れてては、新しい自分には出会えずじまい。新しい人、友人とのつながりも今のまま、年を取れば少なくもなるでしょう。
新しい自分を探すのは若者だけの特権ではなく、むしろ知識や経験を身につけてるおじさんだからこそ、有利にできるのです。
今の自分やプライドを守ってこの先10年生きるのと、変化する努力をするこの先10年。目をつむって深呼吸をして考えてみましょう。もちろん前者のような生き方もあるし、否定などする気もありません。あくまで好かれるおじさんを目指すのであればっていう仮定です。
注意していただきたのが今までの自分を捨てるのとは違います。それを愛した上で、新しい自分にも出会ってみようっていう話です。
私の体験をひとつだけ。
私は若い人が苦手でした。心の中では「最近の若いやつらは・・・」とマイナス的によく思っていました。(さすがに口には出しませんでしたが)ある種の決めつけで。
ですが、ある仕事で若い連中(大学生)と接する機会が増えました。その中で若い彼らの感性を間近で見る事ができたのです。
その後、私の心のなかでいつも出てきた「最近の若いやつらは・・・」がいつしかプラス的な要素に変わっていました。
もちろん、若いが故に足りない部分は多々あるのですが、その辺の疲れてるおじさんよりよっぽど色んな事考えてるなって(笑)
私自身、若い人間に対しての目線を見直し、考えをイチから変えてみた事により、人との関係性が随分と変わりました。プラスに変わってくれました。
年齢を重ねた上での、変化ってすごく怖い事ですし面倒かもしれません。ですが、考え方のちょっとした違いで人生も随分と変わるもんじゃないかという事を言いたいのです。
若い彼らに話を聞いた事があります。私と出会った時、ちょっと取っつきにくさもあり、やりにくそうなおじさんって印象があったようです。でも付き合っていくうちに、好きになってきたんですと。素直に嬉しかったです。
確かに私自身に考えに変化が起きた頃から距離感は変わりました。まあきっかけをくれたのは若い彼らだったのですが(笑)
その彼らとのやり取りはまた今後紹介するとして、今日は好かれるおじさんとは?そうなるには?って所を考えてみました。
次回は、「決めつけるおじさん」でお会いしましょう。
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