平野紫耀に出会ってからの10年の記憶④

2016年にはMr.King vs Mr.Princeが解体され、
Mr.KINGとして3人になった。

もう関西には戻らないことが確定したけれど、
とにかくたくさん会えるし、紫耀くんはジャニーズJr.の中でトップになっていたし、自分たちが応援することでどんどん大きくなっていくのが嬉しかった。


デビューまでの日々、とにかく紫耀くんは忙しかったし、オタクをしている私でさえも本当に忙しかった。

ジャニーズJr.の顔として活躍している紫耀くんからは、いつのまにか関西弁が抜けていたし、関西の話をしなくなっていた。

それでも、ジャニーズJr.のトップを駆け抜ける紫耀くんが大好きだった。

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2018年1月17日。

紫耀くんのデビューが発表された。


私は高校3年生。
帰りの会でスマホの電源を付けると、
「King & Prince CDデビュー」の文字。

急いで記事を確認したら、今度こそ本当にデビューだった。

放課後には高校の廊下でオタク友達と集まって井戸端会議。

"ジャニーズJr.の平野紫耀"が好きだった私は、
泣いた。

そんなこと思うの、ひどいオタクでごめんね。

紫耀くんたちが直談判して叶ったことだと知ったら、もうそれは責められない。

おめでとうって言うしかなかった。



なにきんが並ぶことは二度とない
ということにも泣いた。

とーまは退所しちゃったけど、まだ心の奥底には
なにきんへの期待があった。
ジーコと笑ってる紫耀くんが好きだった。

あーあ、またなにきん亡霊が蘇ってしまった。


私のTwitterのヘッダーは、まだしょうこじのままだ。