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コンティニュイティ

継続は力になり得るのか。

なんやかんや長いこと音楽をやってますが、実を結び始めたのはここ2〜3年くらいだと思います。
何が良くて何が悪かったのか。
理由はまだあやふやなままですが、継続したことは正解だったと思います。

【たぶん良かった点】

○折れずに続けたこと
私としては音楽はライフワークです。
ストレス発散とか娯楽ではなく、呼吸や食事と同義です。
音楽活動をすることでストレスが無くなるとかは全く無いですが、できないことがストレスになります。
そんなこともあって、音楽を続けてきました。
15年以上辛酸を舐め続けましたが、続けたことで認知度が上がり、仲間が増え、ESPの協力が得られました。
新しいものや世界を知ることもできました。
継続は力になるか明言できませんが、結果を求めるなら継続が必要だと思います。

○能動的な行動
就職しても音楽を続けるために、積極的にメンバー探しをしました。
ジャンルを絞ると選択肢が狭まることから、多少の妥協も眼を瞑りながら。
結局大半は失敗でしたが、その反省を今活かせています。
少なくとも、するべき苦労と避けるべき苦労の判断はできます。
成功の鍵はありませんでしたが、失敗のパターンは明確になりました。

【たぶん悪かった点】

○壁を越えなかった
場を求めて自分から行動するのはいいんですが、ある一定のレベル以下の所に身を置くことが多かったのが良くなかったと思います。
極端に言うと、ダメなバンドの周りはダメなバンドマンしか集まらない、ダメなコミュニティから抜け出せない状況。
もう一踏ん張り欲しい"あの"壁。
もう少し早く見切りをつけるべきでしたが、情に弱かったあの頃の私は、振り切ることができませんでした。
今はもう障害物に情けをかけるつもりはないです。
無駄でしかないです。
非合理的なものは排除、実力主義です。

○20歳前後でぬるま湯に浸かった
20歳前後はバイタリティのピークです。
がむしゃらに活動できる最高の時間です。
この時間を遊ぶだけで消費するのは本当にクソでした。
あのタイミングでもっと色んなジャンルを聴いていたら。
あのタイミングでもっと練習していたら。
いいですか?これを取り戻すには10年必要です。
誇張でもなんでもなく、10年必要です。

継続は力になり得るのか。
努力の方向と、執念の強さ。

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