見出し画像

明人の倭寇

倭寇とは日本人のことだと勘違いしていた。

1543年に、ポルトガル人の乗ったジャンク船が種子島に漂着して鉄砲を日本に伝えたという有名な故事がある。ジャンク船の持ち主は、倭寇の首魁である明人の王直であった。(平川新 戦国日本と大航海時代)

この時代にはポルトガル商人が倭寇と結託して南シナ海から東シナ海を荒らしまわっていたことがうかがえる。

ポルトガルとスペインは地球を東半分と西半分に分割して鉄砲大砲とキリスト教を武器に、土地を収奪し、人民を洗脳し植民地の分捕り合戦を始めたのだった。

日本にキリスト教徒が少ないのも歴史が証明してくれている。

歴史をこのように面白く展開解説してくれる平川新氏に感謝したい。

今、熱中しているのが、雅楽と歴史だ。

今後10年で3,000冊の本を読む計画を立てたが、ここでハマってしまって10日以上これらの本に引っかかっている。

日本が植民地にならなかったのは、既に日本は帝国とみなされていて、ポルトガル、スペインが日本を植民地にすることを諦めていたからだ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?