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宗教とは

人間は皆、突然「自分はなぜ生きているのだろう」「人生の目的は」などと考えてしまうことがある。

そんなものは無い、ただ生きているだけだ。
というのが現在の最先端の考え方のようだ。

しかし、どうしても自分で追求してみたいと考える人もいる。
徹底的に自分で考え、現在知られている命題を全部自分なりに検証していくのが「哲学」だ。

逆に全て、自分で考えることを放棄して他人任せにするのが「宗教」だ。

宗教では全て教祖の言いなりになることで自分の存在意義を見つけ出すのだ。
教祖が人生の意義や目的をでっちあげるので、それに従うだけの思考と生活態度でいれば安心な一生を送ることができる。

教団側は他の教団と区別するために、この教団に属すると奇跡が起き、信者に特別な加護があると伝えられる。

奇跡についても、誰も見たものがいないことを良いことに、神から啓示を受けた、空中から食べ物を取り出した、空中を歩いた、処女から生まれた、死んでも生き返ったなどということを信じさせる。

自分の考えを捨て、教祖の言うことを信じることが宗教なので、荒唐無稽なものほど信者には強いインパクトがあり、ありがたさが伝わる。

今回は安倍元総理が銃撃を受けた事件で、ある宗教団体が追求されているが、実は全ての宗教がこの危険性を孕んでいるのを確認しておきたい。





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